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俺ら(katotoorera)の政治信条〜政治における遺伝学と認識について〜

 現在、遺伝学の発達により、俺らはY染色体ハプログループやミトコンドリアDNA(mtDNA)を使用して、先祖の軌跡やホモ・サピエンスの遺伝的性質を調べることができるようになった。しかし、俺はこの種の遺伝学の利用には、ある種の注意が要求されると考える。

以下では、俺は政治への遺伝学の利用に関する俺の政治的な信条を提示する。その信条とは、「俺らは俺らの認識または近くを遺伝学に優先(優越)させる」ことである。

画像:https://unsplash.com/photos/XknuBmnjbKg

1章 遺伝学に対する自己の認識及び知覚の優越

 俺の判断:俺らは自己の自己の認識及び知覚を遺伝学に優先(優越)させることを善と判断する。

 正確には、政治の現場では、俺らは自己の自己の認識及び知覚を遺伝学に優先(優越)させることを善と判断する。近代及び現代における遺伝学の発達は人類の先祖の移動の軌跡を明らかにしてきた。俺らはY染色体ハプログループやミトコンドリアDNAを使用して、父母系の先祖をたどることができるようになった。

けれども、非常に深刻な問題が存在する。俺らはミトコンドリアDNAそれ自体を認識しているのかである。例えば、大和民族の母系(D4やM7)は南方の大陸東洋人の母系(B4やM7)と異なるだろう。人々の一部はこのミトコンドリアDNAに関する科学的な事実を持って、「大和民族は南方の大陸東洋人と遺伝的に異なる」と主張する。

しかし、俺らの政治信条では、俺らはこの種の主張を正当と認識しない。なぜなら、人類のほとんどはミトコンドリアDNAを知覚も認識もしていない。主張者が知覚も認識もしていない対象を持ち出されて、違いを主張されるとしても、その主張はテイラー展開の二乗項?と同様に無視できる主張である。俺らが大和民族と南方の大陸東洋人が異なると感じるのは、肌の色や骨格の華奢さ、そして知的能力や気質に対する "認識" の結果である。

2章 具体例〜アメリカ先住民〜

 近代では、西側地中海人や西側白人はアメリカ先住民を虐殺、絶滅させてきた。けれども、遺伝学の発達により、Y染色体ハプログループQとY染色体ハプログループRは非常に近い共通した先祖を持つことがわかってきた。一部の欧州人はこの事実を悪用して、彼らは「アメリカ先住民は遺伝的には俺らの家族であった」と主張したいように思える。

けれども、この種の白人の大部分はアメリカ先住民を欧州人と同じであると "認識" してこなかった。または彼らはアメリカ先住民を欧州人と同じであると現在でも認識していない。Y染色体ハプログループQとY染色体ハプログループRを持ち出す人々は、「では、君らはアメリカ先住民と欧州人と遺伝的に同じ兄弟と認識してきたのか?」という質問に回答できない。

俺らは「認識なき遺伝的な違いは理論物理における摩擦やテイラー展開の二乗項のようであり、無視できる」と認識する。結局のところ、遺伝子が興味深いのは、それがその他のホモ・サピエンスに対する人間の "認識" を裏付けているからである。何か違う、何か違和感を覚えると認識したので、遺伝子を調べてみたら、その違和感や認識が科学によって裏付けられた。これが俺が考える遺伝学の面白いところである。

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