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正直一生は使えないけれど。私にとっての「一生モノ」の価値

レザーバッグのメンテナンスが出来た。

ピカピカだ。嬉しい。

思えばレザーの長財布も、メンテナンスを繰り返しながら、気づけば10年以上使っている。

その間に1度、旅先でお財布が盗まれた時も、紙幣だけ抜かれて、奇跡的にカードや身分証はそのまんまでお財布ごと返ってきたこともある。

もともと大金を持ち歩いていたわけでもなかったこともあり、あの時はお気に入りのお財布が戻ってきたことが何より嬉しかった。

さすがにもう傷みやボロは目立つようになってきたけれど、まだまだ丈夫だし、いいツヤも出ていて、私にとっては今も変わらず愛するアイテムの1つだ。

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「一生モノ(一生使える価値・質)だから」とは、思い切った買い物の殺し文句でよく使われるフレーズ。

でも、正直毎日毎日ヘビーユーズするものは、どんなに大切にしてもメンテナンスしても傷んできてしまうと思う。
(その製品のプロなら可能かもしれないけど)

だけど、本当に好きなものは、私の一生ではなく、そのモノの一生が終わるまで使ってあげたいと思えることに気づいた。

そういう意味での一生モノに出会えたなら、それはいい買い物かもね。

そういうモノに出会えたら、幸せだなあ。

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キャッシュレス化が進み、以前より財布を持ち歩く機会は減った。

近場ならスマホだけで事足りることも増えた。

それでも私は、長年連れ添っているレザーの長財布がお気に入りだし、この先も壊れて使えなくなるまで大事に大事にしていく。

そっか、これは私にとっては宝物なのかもな。

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