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新しい恋に落ちて、過去に踏ん切りをつけた日

めちゃんこ可愛いバッグを手に入れた。

いきなり話が脱線するけど、最近、持ち物の見直しをゆる~いスパンでやっている。

生活スタイルや好みが変わっていくなかで、ファッションアイテムは10年前に比べると半分どころか5分の1くらいにまで減った

そのなかで気付いたのは、衣類系はガンガン着倒すのでおのずとくたびれて「さすがに捨てよう」と思えるのだけど、バッグがどうにも難しい。

数あるファッションアイテムのなかで、私は昔から一貫して靴とバッグを特に愛しているのだけれど、靴は履いているうちに明らかに汚れたりすり減ったりしていくのに対し、バッグはなかなかそうはいかない。

もちろんデイリーユースのカジュアルなものはクタクタになるのだけど、ちょっと小洒落たものは、使用頻度が低いからくたびれにくい。

となると手放すタイミングが難しく、たまっていく一方だ。

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「それなら最初から手放す必要がないものを持ちなさいよ!」と言われそうだけど、個人的にはバッグをアクセサリー的なアクセントで使うのが好きなので、色や素材、形などが違うものを持っていたい
(ちなみにこの趣向に気付いてから、溢れるほど持っていたアクセサリーの数はかなり減った。)

ある程度の数は持っていたい。
でも、何も手放さず持ち続けたらキリが無いし、置き場もない。何よりちゃんと使い切れない。

だから、ファッション系の物を手放す・捨てるという時に、1番苦労するのがバッグなのだ。

とはいえ、やはり1軍、2軍といったランクはある。
「そろそろ手放してもいいかもしれないけど、ちょっとまだ決心できない」というポジションのものもある。

基本的に「決心できないものはムリに捨てない」というポリシー(と呼ぶほど大したものじゃないけど)があるので、とりあえず放置しておく。

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すると不思議なもので、ある日突然「うん、もういいね。手放そう!今まで楽しかった!ありがとう!さよなら!」と思うことがあるのだ。

これは、本当、ある日突然やってくる。
このタイミングが来れば、後悔しないことも経験で知っている。

このまま一緒にいてもうまくいかない予感がしているのに、相手の優しさやこれまでの関係を思うとなかなか別れを切り出せない恋人たちのようなものと例えたら、少しはロマンチックだろうか。

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そして、今日。
私は、新しい恋に落ちたかのように、素敵なバッグに出会った。

どんなに素敵でも物を買うのは慎重に、と思っていたって、恋に落ちたら仕方がない。
その時点で、買うってことは心の中で決まっているんだから。

それと同時に、いままで大好きで愛用していたバッグ、手放す決心がつかずにいたバッグとの関係は、実はもうなかば終わっていたことも気付く。
私がただ、踏ん切りつけられずにいただけ。

なんて、ごたごた書いたけど、新しいバッグ買ったから持ってるバッグ手放したよってお話。

ああ、超しあわせ。

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