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余っていた本革からレザークラフターでスリッパを縫う(PDF型紙付き)

私は柔らかくてモフモフのスリッパが好きです。冬の時期に靴下替わりに一番心地いいと思います。しかし、前のスリッパはもうだめになってしまい新しいのを買おうと考えていたら、「自分で作れるかも!」と気づきました。だって、最近革専用のミシンを手に入れたし革があるし!

まず材料を集めます。下の写真の通り、底用の固めの革、上用の柔らかめの革、底用のボア生地とクッションフォーム、自作の型紙を使います。もちろん、私のアシスタントはすべてコントロールをしています。

私のアシスタントの紹介は因みにこの動画で見ることができます。

では、作り始めましょう。
⓵固めの革から底を2枚作ります。

⓶クッションフォームも同じ型紙を使って2枚切ります。

⓷ボア生地から少し大きめ(約2cmを縫い代として追加)切ってから、
クッションフォームに縫い付けます。右の写真のようになります。しっかりではなくていいので、ただ扱いやすいように仮縫いします。

⓸上の部分を柔らかめの革から作ります。入り口のところにボア生地を縫います。その方が完成度が上がるし、ある程度の形が保たれます。

⓹次にボア+クッションの底と固めの革の底を縫います。縫い代は5㎜程度です。真ん中の写真で縫い代はよく見えます。それは床に触れる面です。

⓺次にできた底と上の部分を縫います。型紙に合わせる印があるのでそれにそって付けます。革は針の穴が残るので仮縫いできません。そのため、仮止めするには百均で買ったプラスチックのクリップを使用します。

⓺ミシンで縫います。私はレザークラフターLC-PSを使います^^
前にそれを少し紹介する記事を書きましたので、リンクを貼っておきます。

縫い代は同じく5㎜程度 つま先のところで縮縫る必要があります。

★縮縫る(いせる)とは〕裁縫で、長さの違う2枚の布を一方にふくらみをつけて縫い合わせるために、長い方の布を縫い縮める。(新世紀ビジュアル大辞典より)

⓻ 仕上げに周りにバイアステープを縫い付けたかったのですが、ちょうどいい幅のものがなかったので、そのままにしました。第一試作品スリッパはこれでとりあえず完成です。柔らかくて履き心地はとてもいいです。

パターンは次です。サイズは23-24です。縫い代つきです。プリントアウトの際に設定で「実際のサイズ」を選んで印刷してください。2ページあります。パーツは全部で三つです。各パーツは鏡写し(右足用と左足用)に2枚ずつ作ります。
また、コメントを残してくれるとありがたいです!

動画でもちょー簡単に紹介していますので、見てくださいね^^
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