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ポジティブ思考は悪?

今でもベストセラーになっている「嫌われる勇気」の著者であるアドラーさんは今までの常識を変えてポジティブ思考な考え方を人々に反映させた。これは多くの人に知られているが、このポジティブ思考がビズネスでは成功につながらないことが研究で分かっている。このアドラー人理学は哲学であり、この人の考える心理学であるため、もしビズネスで成功したいのならば、しっかり考える必要がある。今回はこのポジティブ思考の穴について語ってき、さらにネガティブ思考の仕方について語っていきたい。

初めにのポジティブ思考についての実験を紹介する。実験として67人の生徒にビジネスの拡大について妄想で考えてもらう実験である。その時のポジティブかネガティブの度合いを調査する。結果としてポジティブに考えた人はネガティブに考えた人に比べて一時的にモチベーションが上がる傾向にあったが、1か月後にはうつ状態になりやい結果が出た。言い換えると一時的には良い影響だが、長期的にうつ傾向になることがわかった。特に予測不可能な時や客観的にみることが難しい時にポジティブ思考することはよくない。だから今ネガティブ思考でポジティブ思考にしたいという人は今すぐその考え方をやめたほうが良い。要するに期待が大きすぎると無駄に挫折してしまうことが多くなるため、理想と現実のギャップに苦しむことになる。実際にポジティブ思考のデメリットとして3つの案が上がっている。

1、 いい気分は当たり前になってしまう。
2、 可能性を失う→挑戦をやめてしまう
3、 無意味な人生になる→すべてのストレスをさけると人生の喜びを感じられなくなる

そのため、ポジティブ思考だとビジネスで目標の達成率が低くなることからこれからジョブ型の働き方になると収入も悪化して経済も悪化することが起きてしまう。また、ポジティブ思考の人はモテないこともわかっている。実際、僕の周りでも病んでいる人もいるが、その人の特徴としてポジティブ思考でかつメンタルが弱い人であったため、なるほどと納得した。

このようにポジティブ思考が悪であると言っていたが、逆にネガティブ思考が良いかといわれると、そんなことはない。ネガティブ思考をネガティブに考える必要がないことが分かっている。実験としてネガティブな感情のとらえ方の変化としてネガティブにずっと考えた人は半年後も不安が増殖していたのに対して意味を見出した人は半年後には生き生きしていることが分かった。要するに、ネガティブなことに意味を見出すことが大切である。そのためには苦しみが必要であることは確かである。例えば、筋トレには苦しみがあるがマッチョになれて痩せることが出来る。このように意味を見出して、論理的に考えるとネガティブ思考を変えることが出来る。

このようにポジティブ思考には罠があることを知っていただいてこれからはしっかり論理的に考えてその物事に意味を見出すことを継続してほしいと思っている。


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