歴史を見て、自分の引っかかるところ、いわゆる「思うところ」を指摘するマガジン。
人間ってこんなことするの?
歴史に残る人物も、生きた時代には普通の人である。普通の人は時を重ねるに…
もっと読む
- 運営しているクリエイター
2022年10月の記事一覧
下剋上について「思うところ」
今日のお題は「下剋上」です。下剋上といえば戦国時代の風潮を現した言葉です。書き下しにした時に「下が上にかつ」となります。
戦国時代の幕開けといえば、北条早雲。彼は都より関東に流浪します。そして、今川家に仕えます。
北条早雲は彼の子の代についた名で彼は「北条」を名乗っていません。伊勢新九郎を名乗りました。都で室町幕府の政所執事の家柄です。駿河の国主の今川氏は足利将軍家と血を分けた家柄で、足利将軍の
豊臣秀吉の才能について「思うところ」
豊臣秀吉といえば、農民出身にして最後天下を取った人物である。戦国時代には秀吉が出現する以前に強力な大名が多くいた。
甲斐には武田、関東には北条、東海には今川。そして西国には山名。尼子。毛利。そして九州には大内。大友。
秀吉は大名でもなく、小豪族である松下や織田の家臣であった。それ以前は野盗である蜂須賀の家来であった。蜂須賀に関しては川並衆として木材を管理していた節もあるが。
天下に近い人物がこれ