方瀬、ニート※になる。
こんにちは。方瀬りっかです。
タイトルの通り、わたくし、この度ニートになります。
前々よりお付き合いいただいているみなさんはお久しぶりです。
最近、月刊方瀬もだせておりませんで…近況報告をまとめてお送りいたします。
似た内容を耳でながら聞きしたい場合はこちら。
このnoteが初めましての人もいるかと思うので、大学時代くらいから遡って、方瀬がどんなことしてたのか説明しつつ、ニートに至ったプロセス、そして今なにを考えてるのか、書いていこうと思います。
こんな人に刺さるんじゃないかなという人を例に挙げておくので、よかったら参考にしてね。
仕事やめよっかなって思ってる人
プレニート期間中(休職中)ってなにしたらいいのかわからない人
方瀬が今なにやってんのか気になる人
大学生のころ
「絶対先生にならない教育学部生。『学校』をぶっ壊してやろうと思って教育学部に入った。」とよく自己紹介してました。なかなか印象に残るでしょ?笑
誰もが『学校』的価値観からちょうどいい距離感をたもって、多様な生き方を実現するにはどうしたらいいのか、学校でも家庭でもない第三の学びの場/居場所≒サードプレイスに可能性を見出しつつ、探索してました。
わたしにとってのサードプレイスとの出会いは演劇やワークショップだったから、演劇教育や即興演劇、ワークショップ、アートマネジメントの勉強なんかをしつつ、とにかく色んな現場に出てワーキャーやってた。
いろんな出会いやきっかけがあって、大学時代は結果的にアート/ソーシャルデザインの界隈で場づくり的なことを試していて、その方面で生業を作っていきたいと活動していた。
けれど、すんでのところで親の期待や社会常識のようなものにビビったり、どこかで自分なんか…と思ってしまう自分に押し負けて、新卒フリーランスのような働き方や舞台芸術の業界で働くという選択はできなかった。
口では色んなこと言ってても怖かったのだ。
運よく一社目からのスカウトをもらって、正直助かったと思った。行ってみたら面白い人ばかりだし、思想的にもインターンをしていたグリーンズと近しいし。なんだかイケてるベンチャー企業らしいし(当時はあんまりよくわかっていなかった)。
初対面の面接で生意気にも、「まずは一緒に仕事したいっす」とか言って、3DAYインターンのプログラムづくりに参画させてもらって、自分自身もそのプログラムに参加して内定を貰った。
このプログラムでも大暴れしたことはまた別の機会に…ニーズがあれば書くかしゃべるかします。
そこからまた紆余曲折、無礼千万ありつつ、最終的に一社目へ入社。
運動の習慣をつけたくて社交ダンスをはじめたのも、この年のだったな。
社会人一年目のころ
大学時代にアートやソーシャルデザインの現場で働く人を見てきて、関わって、せっかく意志を持って働いているのに、仕組み上無理をしないとやっていけないようになってる状況をなんとかできないかと考えていたのは嘘じゃない。
そんな今までお世話になってきた人たちの役に立つために、誰もがちょうどよく働ける仕組みづくりができるようになりたい。ならなきゃ。だから、一社目で人事労務の仕事をがしたいんだと、今振り返ると一生懸命自分を納得させていたんだなと思ったりする。
が、とはいえ実際は営業配属になったので「社労士を目指しつつ、中古リノベマンションを売るダンサー」としてやってこうとお題目を掲げて社会人スタート。
そういえば、入社式の自己紹介プレゼンで、みんなの前で会社を占ってみせてから副業の占い師が始まったっけ。
まあ、そんなこんなで揉まれつつ、多方面にご迷惑をかけつつ、2ヶ月に一回胃腸炎になりつつ、むーちゃんの営業は人情派だよねとか言われつつ、働いていたらコロナがやって来た。
ちょうど一年目が終わって二年目面談が延びに延びてやっと行われた時、「コロナの影響で業績悪化しているので、向こう三年は人事労務のポジションに新卒は入れられない」と告げられる。
なんだかんだ会社がすごく好きだったから、めちゃくちゃ悩んだ。でも20代の3年は重いと、社労士事務所への転職を決める。2020年10月末、入社一年半、同期で最初に辞めた。
正直、一社目で大きな成果を上げたとは言えない。たぶん数字で言ったら営業配属になった同期の中で最弱だったんじゃないかな?と思う。問題児だったし…笑
でも、わたしは、会社のビジョンを体現しようとし続けたし、自分のほしい未来に向かうために目の前の一個ずつを無視しなかったから、そういう意味で胸を張ってた。おバカの開き直りは怖いねぇ笑。
それが会社に評価されていたかどうかは分かんないけど、そのあり方に救われたよって言ってくれたひともいたから、まあいっかって感じ。
これ言うのどうかと思うけど、結局会社は会社、自分は自分なんだよなぁと思う。
社会人二年目のころ
一社目を卒業して、社労士事務所に入社して、わたしは、わたしの思い描く「OLとしての理想の生活」を完成させてしまった。
平日、残業はほとんどない。会社に悪い人は一人もいない。取引先の会社は大好き。めっちゃSNSとかで動向チェックしちゃうくらい。誰もがちょうどよく働ける仕組みづくりにつながるような仕事ができていることも、なんとも言えない安心感のようなものがあった。
毎月だいたいの仕事の流れが決まっていて、毎月同じ業務があるため少しずつやり方をブラッシュアップしていける。言われた通りにやろうとしてもいっこうにやれなかったが、ミスがあったら自分で作ったマニュアルに書き加えて、次は間違えないようにってしてた。
土日祝日休みで休日に仕事の連絡が来ることはまずない。なので、休日は趣味のダンスに打ち込める。副業の占い師も捗る。
自分で広めの中古リノベマンションを購入して、毎月ローンを支払いつつ、友達とルームシェア。休みは被らないけど、帰ってきたとき人がいて、ちょっとした会話ができたり、たまに凝った料理を作ってお酒を嗜んだり、夏の夜に近所の河原でアイス食べたり。今までで1番家での暮らしも充実してた。
社労士という目標を目指して勉強して、毎日自炊して、運動して、規則正しい生活で心身ともに健康そのもの。このままこの生活を続けておばあちゃんになれちゃうなと思った。
これは、わたしが思い描いていた理想のOL生活だったはずだった。
なのに、なにか満たされない心。
っていうかこれ、全然わたしじゃなくない…!?
そして、今年5月1日に転機が訪れる。
「あれ?わたし、ずっと我慢してた?めちゃめちゃ頑張ってた?」そう口に出して冗談みたいにボロボロ涙が出てきて、ようやく、あーなんか違う方向に走っていたのかもしれないと気づく。
同じゴールデンウィークの某日、わたしはかねてより準備していたセルフプロデュースお誕生日会を行った。セルフプロデュースお誕生日会はマジでおすすめなのでぜひ皆さんにもやってみてほしい。詳細はニーズがあれば書いてみようかと思う。
まあ、要するに自分が好きな人たちを招いて、わたしがなぜあなたを好きか、どんなところを尊敬しているのかなど、愛をぶつけつつ、お好み焼きを焼く会である。
そこでもまた気づきがあって。わたしは役に立つから好きでいてもらえると思っていたが、話を聞いているとどうやらそういうわけじゃないらしい。わたしはわたしであるだけで、好きになってもらえてるのか、という気づき。
だったら役に立とうとする必要なくね?役に立つ自分にならなきゃいけないと自分を捻じ曲げなくても良くね?っていうか、この人たちはじめ、わたしが好きな人たちに好きでいてもらえるなら、役に立つから好きでいてくれる人に好かれなくて全然良いなと思った。ここからわたしの自己肯定感はわりとずっと高め。
(ところで、愛を伝えるって結構健康にいいからおすすめ。心沈んだら、好きだなって思う人たちに好きだよ、ありがとって伝えるとなんか安心する。試してみてね!)
じゃあ、なんでわたしは役に立たなきゃって、こんなことしているんだ?と積もり続ける違和感。今年に入ってからずっと調子は悪かったのだけど、ついに電車に乗れなくなってしまった。
医師の診断が出て休職することに。
プレニート期間の始まりである。
プレニート期間のころ
プレニート期間は主にこんなことをしていた。
なにもしないで河原でぼーーっとする
気分がいいと鼻歌歌う
散歩する
畑の世話して自分の食べるものを採ってくる
調子がいい時は人と会ったり、オンラインで喋ったり
疲れたらお昼寝したり
気持ち良くお金を使う感覚を養ったり
調子が悪い時は何も手がつかず、眠り続けてしまうこともあったけれど
時間と心に余裕ができて、体も回復していく中で、少しずつ自分のセンスやキャラクターを思い出す。そうそう、これこれ。
思い出してきたキャラクターとできること苦手なことはこんな感じ。
自分の輪郭が見えてきたら少しずつ、今回の不調の原因に向き合えるようになってきた。そして自分の中で納得のいく結論に辿り着いた。
本当は無数の可能性がひらけているはずの未来を、社会的評価とか親の期待のようなものとか現実のようなものとかで、狭めて狭めて、最後にちょろっと残った選択肢の中で自分の道を選んできてた。自分で選んではいるから、自分で選んだのに文句言うなんてと批判する自分もいたり。
それはすごくおっかなびっくりの綱渡りで、少しでも持ち崩したら転落してしまう。そういう緊張感の中で、実はずっと我慢してきてた。それが、一つのゴールのようなものにたどり着いたことで、やっぱりなんかちがうじゃんと気づいてしまったと。
不調の原因も見えてきて思ったのは、一度大平原に自分をほっぽり投げたいということ。ま、これは比喩なんですけど。何もやらなくて良くなった時に、わたしは最初に何がやりたくなるのか、それが知りたくなった。
そしてわたしのニートを目指す旅が始まったのだった。
ニートを志す、今
とりあえず、家の売却活動を始めた。
もともと物は少ないけど、より持ち物を少なくするため、不要なものをメルカリにだす。
そして、プレニート期間を終え、本格的にニートになろうとしている今、わたしがやりたくなっていることと、やり始めていること、今後やっていきたいことについて書いていく。
このふたつの欲望を軸に動きたい時に動いていった。
その結果やっていることは下記の通り。
で、これからやっていきたいことなど。
で、いろいろやったり、おしゃべりしていたら起こった事
まとめ
この書きものがどんな人に刺さるのか、理解されるのかわからないけど、とりあえず苦手な文章を書き切ってみた。えらい。
プレニート期間を経て思ったのは、とりあえずやってみるっていうのは、ひとつの方法としてアリということ。とはいえ、何もしなくても生きる喜びは感じられるということ。
思い返せば、大学でも今までの職場でも、とりあえずやってみたことがいろんな場面を切り開いていったし。
なので、とりあえず辞めてみることにしました。
とりあえず、遅くとも3ヶ月以内には家、売れてくれ。まじで。と祈りつつ、なんだかとってもちょうどいい感じに生きるわたしであった。
最後までよんでくださったあなたへ
共感してここまで読んでくださったあなたは、もう友達と言っても過言ではない気がします。ありがとうございます。
え?なにか協力できることはないかって?
そんなそんな!嬉しすぎる!
では、お言葉に甘えて、こんなことしてもらえたら最高はっぴーってことを書き連ねておきますね!ありがとう!最高!
ラジオ聞くよ/宣伝するよ
→リンク先にとんで、SNSで投稿してね。出演したい人は声かけてね。
note宣伝するよ
→すきしてSNSでシェアしてね。
やりたいことを叶えるのに協力してくれそうな人紹介するよ
→SNSでDMしてね。
とりあえず投げ銭しとくぜ
→下の「記事を購入する」より投げ銭してください。どうもありがとう。
大失敗してやるぜくらいの心もちで残りの20代をとりあえず歩いてみようかなと思ってます。
引き続き、これからも方瀬をよろしくお願いします。
みんなだいすき。ありがと。ちょうどいい感じにいきましょ。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?