カタリベタロウの物語 #122ぎもん〜#133 カラカラ干物
#122 ぎもん
ある日、”天才すぎ子ちゃん”が聞いてきました。
「BBQってなんの略ですかぁ?”ビーフ!ビークワイエット!”ですかぁ?”バランスボールクイーン”ですかぁ?」
すると、ジェラった”まめてぃー”も、負けじと問いかけてきました。
「最近お豆がお豆でお豆のようにお豆ダンスなんですがお豆ですかぁ?」
もうすぐ三十路な僕は、”昔は何にも感じなかった鐘の音が、シミルゼベイベエ。。。”って感じになりました。
すると、
「神よ返事しろぉ~い」
と、電柱に向かって言っているおじさんがいましたので、僕は「返事くらいしてやれよお~耳元でそっと優しくよぉ~」と思いました。
夕焼けが今日も綺麗ですなぁ。
#123 空返事
「さぁさぁ本日も”蜘蛛の巣キラキラ水滴カーテンコンクール”の時間がやってきましたぁ!さぁさぁ雲さん、本日はどんな素敵なクスキラテキテンがありますかぁ?遙か彼方宇宙ギリギリ頭上から報告してくださぁい」
空からは何の返事もなかった。
#124 りょーこー
ある日旅館に行きますと、元国民的アイドル出身だという仲居さんが出迎えてくれました。
部屋に着くと特性”すまっぺじゅーす”を振る舞ってくれました。
彼女は髪の毛がピンクだったので僕は”ジッタージュニオールゆ~や⭐︎”という(e)あだ名をつけました心の中で。
本名は”りょーこ”さんらしいですどーでもい。
とても良い旅行になりました。
#125 ちぎり系女子
僕はある日キスが嫌いになりました。
何故ならば、舌を引き千切られたからです。
合意の上でのキスだったはずなのにです。
確かに"舌を入れないで"とはお願いされていましたが、僕は"下を入れないで"だと思ったのです。
僕は図体がデカく下の方は埋もれがちで学生時代からずっと”うもれでかっち”と呼ばれていました。
なので安心していたというかなんというかというかそんなんありかヨォ!???!?!??!?
千切らなくたっていいじゃねぇかヨォ?!!?!?!??!!?!!??!??
と自暴自棄に陥っていましたが、カワイサンという全身タトゥー塗れの禿げた可愛い丸顔おじさんに出会って思わずニヤケちゃったのをきっかけに正気に戻りましたので安心してまた焼肉に誘ってください。
#126 スティーブンエンドロール
「映画のエンドロールって何を観てますかぁ?」
「心意気!!!」
と答えてしまったことから僕の人生は一変する。。。
本当はただラストのシークレットシーンを待っていただけだったのに!!!
あぁ。。。今日もまた変な声が聞こえる。。。
「”捨てる”とひらがなで書こうとしたら”て”のカーブの部分が少し抜けて”すこる”みたいになったよぉ~」
「“少しずつ”と書こうとしたら最後の”つ”と”し”を間違えて”少しずし”になったよぉ~」
と、こうした経緯からヒントを得て彼は今や国民食ともなった”エンドロール寿司”を開発したのであった。
#127 おいのり
「おいなりさんが食べたいよぉ~」とお祈りしたら思いの外そのお祈りが強力だったのかおしろい塗った花魁さんが現れて僕のおいなりさんをパックンチョ⭐︎
まさに”チョベリバチョベリグデスワードシゴー”といった感じで絶好調中畑さん家の清くん!!!いエェーイ!!!
とそんな鼻歌を鼻ずさんでいると、いつの間にか阿部が振り出したサイコロを。
コロコロ。
ロキ。
出た目はロキ。
??マークの僕ッチョンは「ロキってなんですかぁ?」と頭の悪そうな女子大生に聞いてみましたそしたら「露木」ということなので朝露に濡れた木の葉を嘗めずり回してみましたらなんとどっこいそれは聖母マリアンヌの聖水だってんだから思わず大爆笑よいしょー!!!
#128 もうよそうもうそう
妄想に耽ることしかできない人たちのお汁を集めてそこにお野菜を漬け込みましたらデミグラスハンバーグが食べたくなった堺、見境なくそのお野菜たちをミキサーでリミックス!!!
ストリーミングハイシンYeaH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢が叶ってよかったねぇ。
#129 ヒーリング効果
ストレス解消のためのヒーリングミュージックを無音で聴いていましたらあら不思議、素敵な双子ちゃんを授かりましたAKAずっきんちゃん。
もちろんその双子ちゃんたちは揃いも揃って不思議ちゃん。
“チャンネル登録よろしくでーすー⭐︎”と言って生まれて来たんだもの。
ダぁンシぃングタぁイムでェーす♪
果物たちが、踊り出す。
それをAKAずっきんちゃんがナイフでストン!
見事にオーカミヨー!ジーザスクライストン!
スライーク!バッチーアウタ!
はっ!
なんだ、夢落ちか。
試合の前の日って、キンチョール炊くよね。
#130 ぐるちゅーぼー
ある日アチキの村ではグルがグレちゃいやした。
指導者を失ったアチキたちは、メンタリストのディエゴを呼び寄せましたお肉で。
チューズデイ、アチキたちは中二病に陥ったグルをディエゴに合わせましたぺったりと。
“サンタモニカ~♪”
すると、狂ったグルがぐるりと回って回りに回って迷迷迷迷マヨネーズ♪注入~♪にゅ~。。。
今日も厨房は大忙しです。
#131 さみしいよるだから
ある日原始人が幻視体験をしました。
ありゃ?
いや、僕の方が原始体験をしたんだ。
きっとそうに違いない!
ウホッ、ウホッ。
カモミールティープリーズ♪
うほぅ、うほぅ。
カモミールティープリーズ?
なんだか今夜はサドゥンリーな~いと。
あんどサッドネスでロンリネスなな~いと。
はい、おままごと終了~。
りっこんとぉどぉけぇにぃはぁんんをぉおぉおせぇ~ないと。
#132 おさるのていり
石の力にすがる人間、椅子に座る猿。
ぼっとん便所に落ちる幽霊、卑屈に笑うジョニー(猿)。
このようにほとんどの事柄が猿と結びつきますが、この時、たかしくんとおさむくんの所持金を合わせるとイクラに成るでしょう。
いしぼこのっのちからとよ
にんうすべんにがところほる
にとひとおちんあいだちど
てんるのいれいじしれいがら
にてんがすわひざるるくつと
えんにむすわらびうつじきょまにす
のばすがかっこさるてんまる
このときてんたかしくんとおさむ
難しいね。
#133 カラカラ干物
「UFO自体が生命体だったのだよ!あれはマシィンではなかったのだよ!宇宙空間でも生きられどこへでも自由に行き来できる神秘の生命体だったのだよ!」
そう学会で熱弁していた博士がその数時間後UFOによって宇宙に連れ出され宇宙干しされ宇宙干物にされていましたよ。
僕は素直に単純に”美味しそうだなぁ~食べてみたいなぁ~”と思いましたのも束の間、次の瞬間目の前に大きな大きなツルツル素肌のおUFOちゃんが現れ僕のことをその博士干物のところまで連れて行ってくれました。
そして食欲のままに何も考えずに宇宙空間へと足を踏み入れますと一瞬にして僕も干物と化してしまいました。
こんなことなら自分に塩胡椒でもふっとけばよかったなぁ~。
と、砂漠で眠るとこんな夢ばかり見ます。
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