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2021年3月の記事一覧
刀屋さんと秘密の部屋
タイトルは「ハリーポッターと秘密の部屋」を意識しました。
昨日「第3回日本刀の美(プレミアムな刀展示会)」のチケット入手の為、盛光堂さんを訪れたのですがその帰りに近かったので銀座長州屋さんに行ってみました。
入口は二重扉になっていて、手前でアルコール消毒と検温をして靴を脱いで入店します。
靴を脱いで入店するお店はとても珍しく、全国的に見ても恐らく殆どないはずです。
1階には特保までの刀、2階には
日本刀をモチーフにした時計
日本刀をモチーフにした時計がある事を知っていましたか?
あまり数は多くないですが紹介します。
(因みに安い時計はお土産物屋さんなどで沢山売ってるので省きます)
・MRG-G2000GA
(画像転載元:https://mag.japaaan.com/archives/93696)
月山貞伸刀匠が仕上げの鑢目をバンクル部分に「鍛」という一文字と共に入れてあります。
一点一点鑢目を入れているとのこ
隕鉄指輪を買いました!
刀職人さんはその腕前を活かして刀以外にも様々なアイテムを生み出しています。中でもアクセサリー系は多く作られているのですが、個人的に特に気になっていた物が以下の隕鉄指輪。
川崎晶平刀匠が隕鉄を混ぜて鍛錬した鉄で出来た指輪との事で、晶平刀匠の得意とする地景が手元で楽しめるような指輪になっています。
以下は以前撮影させて頂いた晶平刀匠の刀の地景。
そもそも隕鉄とは?隕鉄は鉄隕石とも呼ばれ、鉄とニッケ
文化財を守らないと何が困るのか?
先日以下のツイートが話題になっていましたね。
「そもそも文化財を守らなかったら、何が困るんですか?」
という質問に対して、市民の心に響く答え方が出来ないという内容でした。
市民の心に響くという考え方でいうと、「給料が下がるのが嫌なら文化財を守りましょう」が私なりの答えです。
①仮に今一つも文化財が残っていなかったら。だいぶ極論の質問なので、「仮に今一つも文化財が残っていなかったら」という極論の
「刀鍛冶を目指す」ということ②
前回の続きです。
前回の話をまとめると、展示会等で見る綺麗な刀を見て刀工になりたい!と思う人もいると思いますが、その作品は刀工の集大成、いわば1%の輝かしい部分だけが見えているに過ぎず、その裏にある99%の努力を覚悟しないと後でギャップに苦しむことになりそう、という話を書きました。
刀工の方が弟子入りを断る背景にはやはり刀鍛冶になる上でよほどの覚悟が無いと出来ない職業だからといえそうです。
と
刀展示ケースの模倣品?紹介
私の作っている刀展示ケースの模倣品と思われるものが登場し始めました。
真似されるという事は「良い物」と認めてくれた事でもあり嬉しい気持ちもありますが、同時にそろそろ警戒せねばいけないなということで今回はこの模倣品と思われるものを紹介します。
現時点で別にそれを販売しているわけではない(個人で楽しむ範囲で製作している)ので、どうこうというわけではありませんが、特許を申請している事もありそこを侵害さ