カタノ・しらくま(はちみつコミックエッセイ編集者)

はちみつコミックエッセイ編集部、片野と白熊が新人編集者として思ったことや感じたことをつ…

カタノ・しらくま(はちみつコミックエッセイ編集者)

はちみつコミックエッセイ編集部、片野と白熊が新人編集者として思ったことや感じたことをつづります。 公式webサイト▶https://over-lap.co.jp/888ce/ 試し読みもできます!

最近の記事

重版記念インタビュー④はなゆいさん

ざっと読み進めても分かりやすいように表現は何度も見直しました。__重版決定おめでとうございます! 重版の連絡がきた時の率直な感想を教えてください。 嬉しい!という気持ちで、とにかくこの気持ちを誰かに伝えたくてすぐに家族に連絡しました。レビューや感想投稿して下さった方々に深謝です。ありがとうございます。多くのかたに読んで頂けて本当に有難いです。 __発売後、色々な感想が届いていますが、読者さんや周囲の方の反応はどうですか?また出版後の心境を教えてください。 ADHDもしく

    • ~働きママンと歩んだ10年間~ とこれから

      こんにちは、はちみつ編集部の白熊です。 今回は少し私の思い出話にお付き合いください… あれはもう10年以上前のこと。 当時勤めていた会社が銀座にあり、今はなき駅前のブックファーストで 目に飛び込んできたコミックエッセイ『働きママン(著者おぐらなおみさん/メディアファクトリー)』をすぐ様手にとり、レジへ持っていったのを昨日のことのように思い出します。(なんだか卒業式の答辞のようになってしまっている…) 私は恐らく26歳ぐらいで結婚した頃でした。 私の母が自営業しながら4人の

      • 重版記念インタビュー③真船佳奈さん

        ギャグマンガだと思って気楽な気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。__重版決定おめでとうございます! 重版の連絡がきた時の率直な感想を教えてください。 月並みですが本当に本当にうれしかったです! 会社にいるときに連絡を受けたのですが、涙がにじんできてしまい トイレに行ってしみじみ家族に報告しました。 周りには下痢だと思われていたと思います。 ここまでこの作品を広めてくださったのは、間違いなく皆様の レビューや、口コミのおかげです。本当にありがとうございます。 __発売後、

        • 重版記念インタビュー②宮田ナノさん

          手の届く範囲の日常だけを見つめられるようにと考えていました。__重版決定おめでとうございます! 重版の連絡がきた時の率直な感想を教えてください。 お電話でお伝えいただいて、びっくりして大きな声が出ました。 重版しそうですよとすこし前から伺ってはいたものの、この漫画は大きなドラマも事件もなくただただ普遍的な日常が続いていくだけのささやかなものなので(私自身はそういう漫画が好きなのですが)果たして本当に重版に届くほど広がっていってくれるのだろうかと心許ない気持ちでいました。 展

          重版記念インタビュー①今じんこさん

          「重版は絶対に決める!」と前のめりで意気込んでいました。 __重版決定おめでとうございます! 重版の連絡がきた時の率直な感想を教えてください。 生意気ながら「重版したいな〜」ではなく「重版は絶対に決める!」と前のめりで意気込んでいました。 なので発売3日で重版の連絡をもらった時は率直に安心しました。 初出版の無名の新人で自分自身に自信があるわけじゃ全然ないんですが、本を一緒に育ててくれた編集部、不登校の保護者さんや団体さん、フォロワーさんたちがいて、自分1人の本とは全く思

          野原広子さんインタビュー『人生最大の失敗』楽天Kobo電子書籍Award2023受賞記念 

          離婚後のスッキリしない モヤモヤとした気持ちを描きたかった ――この度は、『楽天Kobo電子書籍Award2023』1巻完結!読み切りコミック部門第2位の受賞おめでとうございます!改めて受賞のご感想をお願いします。 野原広子さん(以下、野原) ありがとうございます。受賞のお話は単純にとても嬉しかったです。この作品を作っている時は、コロナ禍で、更年期の症状があったり、他の作品と並行して作っていた事もあって、とても辛い時期でした。コロナも落ち着き授賞式では人にも会えて、沢山

          野原広子さんインタビュー『人生最大の失敗』楽天Kobo電子書籍Award2023受賞記念 

          推しコミックエッセイについて語り合う

          推しコミックエッセイを教えてください!はちみつコミックエッセイ編集部では、2023年5月20日(土)にレーベル立ち上げ2周年を記念して、豪華ゲストをお招きしTwitterスペースにてトークイベントを開催しました。ゲストの方には、 ・「2021年以降に発売されたコミックエッセイ私のNo.1」 ・「今後こんなコミックエッセイが読みたい」 をテーマに推しコミックエッセイをセレクト頂き、作品のおすすめポイントを熱く語って頂きました。今回の記事では、当日登場したコミックエッセイをバ

          自分を大切にするってどうゆう事?

          2023年も早くも3月が終わろうとしていますね。 1年の始まりはとてもやる気に満ち溢れていたのに、 既に中だるみし、桜が満開を迎える中ちょっと欝々と 落ち込んだり、メンタルが低下している方はいませんか…? 仕事で悩んだり、誰かと比べたりで 365日前向きでいる事って簡単じゃないですよね?? そんな方には、はちみつコミックエッセイ編集部が1月に出版した 『自分へのダメ出しはもうやめた 自己否定の沼から脱出したわたしカウンセリング日記』が、日々のメンタルケアにおススメでございま

          小1の壁を振り返ってみた

          こんにちは、編集部の白熊です。 そろそろ新入学・進級の季節がやってきますね! この時期によく話題に上る「小1の壁」というキーワードですが、 私にも今年の4月に小学2年生に進級する娘がいて、 昨年は、いわゆる小1の壁を痛感する事が多い日々でした。 朝の見送り、学童のお迎え、プリントや提出物、宿題や持ち物の管理など、 保育園の頃と違って「大変さ」の種類が変わった事を実感しました。 そして「大変さ」の大部分を占めたのが、娘のメンタルケアでした。 卒園のタイミングで引っ越したので、

          CE描き方アドバイス②コマ数が止めどなく増えてしまいそう!

          みなさん、こんにちは! はちみつコミックエッセイ編集部の片野です。 こちらは元々コミックエッセイの描き手だった私が「気をつけるともっと良くなるよ!」というちょっとしたコツをアドバイスさせていただくコーナーです。 第1回は「ト書きが多すぎる問題どうする?」というわけで説明文よりもコマを増やして情緒的に描こう!というようなアドバイスをしたのですが、2回目の今回は逆に「コマを減らす」コツをお伝えできたらなと思います! コマを増やす、減らすという正反対の話ではあるのですが、どち

          CE描き方アドバイス②コマ数が止めどなく増えてしまいそう!

          CE描き方アドバイス①ト書きが多すぎる問題どうする?

          みなさん、こんにちは! はちみつコミックエッセイ編集部の片野です。 ここでは元々コミックエッセイの描き手だった私が「気をつけるともっと良くなるよ!」というちょっとしたコツをアドバイスさせていただきます! 創作のヒントになれば幸いです。 第1回:ト書きが多すぎる問題どうする?…文字の減らし方 第2回:コマ数が止めどなく増えてしまいそう!…コマの減らし方 第3回:あなたの視点が表現できるのはココです!…NO★ダイジェスト版 第4回:掲載媒体をイメージしましょう!…スピード感が

          CE描き方アドバイス①ト書きが多すぎる問題どうする?

          CE描き方講座インタビュー➀まりげさん

          12ページ描き切るための道筋が分かった 挑戦したいテーマがあるなら飛び込んでみて――既にコミックエッセイを出版された経験をお持ちで、インスタグラマーとしても活躍されていたまりげさん。なぜ、CE描き方講座を受講されようと思ったのでしょうか? 2019年に【 マツコ会議 】という番組でコミックエッセイについて取り上げているのを見て、わたしが好きなコミックエッセイをたくさん担当してきたのが松田紀子さんだと知りました。それから更に松田さんに注目するようになり、「いつか松田さんと共に

          CE描き方講座インタビュー➁くぼこまきさん

          漫画家を名乗るも自信がなかった日々  ネーム指導で読者目線を持てた ――これまで、クルーズやビュッフェをテーマにしたコミックエッセイを出されていて経験もおありなのに、なぜ改めて描き方講座を受講されようと思われたのでしょうか? 漫画を描いたことがない私が40歳で会社をやめ、最初の仕事が描き下ろし書籍のコミックエッセイでした…。そのまま漫画家を名乗り仕事は途切れずに頂いていますが「描き方」は何もわかっていない状態だったため、自分に自信がありませんでした。そのため「描き方講座」

          CE描き方講座インタビュー➁くぼこまきさん

          CE描き方講座インタビュー➃安野いもこさん

          漫画に本格的に打ち込みたい! 自分に喝を入れるつもりで参加 ――2022年11月に「おいもさんの捨てない生活」でデビューしたばかりの安野いもこさん(以下おいもさん)にお話しを聞きました。CE描き方講座受講のきっかけや目的を教えてください。 一人で漫画を描くことに限界を感じていた頃、はちみつCE編集部が開催していたオンライン持ち込みに参加しました。持ち込みの際に頂いたアドバイスを受けてやる気に火が付き、持ち込みのすぐ後に控えていたCE描き方講座の受講も応募しました。この頃

          CE描き方講座インタビュー➃安野いもこさん

          CE描き方講座インタビュー➂中島悠里さん

          マンツーマン指導で漫画もレベルアップ 描きたいテーマも見つかりました!――元々同人誌で活躍されていた中島さんですが、改めてCE描き方講座を受講されたきっかけや目的を教えてください。 自己流でレポ漫画や日常の話を漫画にしていました。どうすればより読者視点で面白くなるのか、楽しさなどが伝わって色んな人に読んでもらえるかなどを悩んでいた時に、コミックエッセイを数多く担当されてきた松田さんが主宰の描き方講座のことを知りました。より深くコミックエッセイを描くということはどういう事な

          CE描き方講座インタビュー➂中島悠里さん

          むしろ「頑張らないこと」推奨本

          こんにちは、はちみつコミックエッセイ編集部の白熊です! 突然ですが、日々暮らしていると、イライラしたり、モヤモヤしたり、ザワザワしたり、色々な出来事に遭遇しますよね。私白熊も、毎日ちょっとした出来事で、イラッ!モヤッ!としているものです。例えばですね… 朝…目が覚めてもダラダラしてしまい布団から出られなかった(どんより) 会社到着…またPCのマウスを忘れてしまった(ガックシ) 仕事中…編集長から帯のキャッチフレーズについて指摘を受ける。あ~自分てセンスも才能もゼロだわ…と