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重版記念インタビュー④はなゆいさん

ざっと読み進めても分かりやすいように表現は何度も見直しました。

はなゆい
日常のドタバタも脳内で笑える話に日々変換中!
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ブログ:
https://hanayuistudio.blog.jp/

__重版決定おめでとうございます!
重版の連絡がきた時の率直な感想を教えてください。

嬉しい!という気持ちで、とにかくこの気持ちを誰かに伝えたくてすぐに家族に連絡しました。レビューや感想投稿して下さった方々に深謝です。ありがとうございます。多くのかたに読んで頂けて本当に有難いです。

SNSで反響を呼び共感の嵐と共に、困り事の対策がどんな本よりも
わかりやすいと評判!じわじわと売れ続けています!!

__発売後、色々な感想が届いていますが、読者さんや周囲の方の反応はどうですか?また出版後の心境を教えてください。

ADHDもしくはADHD気質をもった特性が自分にあるかを知っているかどうかで、これまでと見え方は大きく変わると思っています。これまで頂いた感想で一番多かったのが、「私もそう!!!」という感想でした。例えば、遅刻する、忘れ物する、時間を間違える等の個々のうっかりは誰しもが経験したことのあることでささいな事と捉えられるため、単発でなく、これらが頻発する困りごと状態は、言語化して他の人に理解してもらうのが難しいところがあります。この本を渡して読んでもらうことで、どういう思考や状態になっているか分かってもらえたと言ってもらえたことは描いて良かったなと思います。

ただの努力不足と思いがちな事だけど、
病院への扉を開けたことで脳の”クセ”だったことに気づく。

__改めて、今回の作品はどんな方に、どんな風に読んで頂きたいですか?

日常生活でささいなうっかりミスや勘違いが多いと思って分を受け入れる過程や、私の笑える(?)ぽんこつ失敗談を見て頂きたいです。

あるある!わかる~!!といった些細なことも積ると大変!

__今回の作品を描く上で心がけたり、こだわった所はどんな所ですか?

困り事‐原因‐対策をセットで表現するようにしました。
例えば、効率化しようとして色んなことを平行して進めようとすると、結果、一番重要なことを忘れてしまうという「困り事」があります。その「原因」は脳のワーキングメモリという記憶のお皿が小さいことです。そして、その「対策」は、複数をいっぺんに進めてはいけなくて、ひとつずつ確実にこなす対策が私の特性には合っているというように、エッセンスを取捨選択して分かりやすくするように留意しました。

困り事と対策がセットでわかりやすい!

__読者の方が気づいていなさそうな、作品のここ見てポイントなどがあれば教えてください。

ADHDの診断で心理検査をするシーンありますが、その心理検査で分かる能力の種類が4つあります。ただこの4つは専門用語で耳慣れない言葉もあって、「知覚推理」「ワーキングメモリ」「言語能力」「処理速度」とあり、これらをはじめてざっと読み進めても分かりやすいように表現は何度も見直しました。車の機能に例えて「知覚推理」は車のヘッドライト、「ワーキングメモリ」は車の運転手、という具合にしています。自分自身が専門用語が入ってくると話が頭に入ってこなくなってしまうたちなので、専門用語が読み進める上でのスピードを妨げないように試行錯誤した点です。

ぽんこつな車、乗りこなすのは至難の業です…

__今後の意気込みや目標を教えてください!

これまで同様、以前から発信していた、くすっと笑える子育て漫画をベースに、ADHD関連についても継続して発信できればなと思っています。どんな内容にするかなどこれから検討していきたいと思います。

__最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。


購入してくださった方、また感想を送って頂いたたくさんの方々、本当にありがとうございます。多くの方から反響あり感謝、感激です。ADHDのライフハックは引き続き研究中です。今後も「役に立つ」、「笑って元気が出る」発信を目指して頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

__ありがとうございました。

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