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摂食障害について③~取り繕う日々~

こんにちは。かすみそうです。
このページを開いてくださりありがとうございます。

前回の投稿では、心療内科クリニックの受診(初診)についてお話ししましたが、今日は、摂食障害が進むにつれて、日常生活の中で色々なことを取り繕わなければいけなくなった…ということについて綴ろうと思います✎𓈒𓂂𓏸

以前投稿した「摂食障害」に関する記事はこちらです↓


私は、まともに食事を取れない日が続く中、日常生活を送るうえで、取り繕わなければいけないことが多々生じてしまいました。

①体形を「取り繕う」

一つ目は体形です。
季節が進み、だんだんと暑い日が増えてきたことによって、ニットからブラウスへ、長袖から7分袖へというように衣替えを進めていました。
でも、そうすることによって体形がはっきりとわかるようになってしまいました…。
家族の目を欺くことも難しいですし、仕事で関わる方からも「痩せたね」「どこか悪いの?」と心配されることが増えてきてしまいました。

痩せている姿を隠すために、わざと洋服に厚みを出したり、極力長袖で過ごしたり…と必死になっていました。

また、調整に苦労したのが「スカート」です。痩せが進むことで、以前から履いているスカートのウエストがどんどんぶかぶかになってしまいました。
この頃は、安全ピンと調整用のベルトが必需品になりました。
あと、XSサイズの商品が置いてあるお店に助けられていました…。

②食事量を「取り繕う」

二つ目は食事量です。
本当は食べるのが怖いし食べたくない…。
でも、そのことを家族に知られたくなかった私は、家族の前では普通に食べているかのように取り繕っていました。

家族の前では、以前と同じくらいの量の食事をお茶碗やお皿に盛り付けるのですが、家族の目を盗んで食事を捨てたり、チューイング行為(一度口に入れて嚙むけれど、飲み込まずに出すこと)をしてしまっていました。

毎日おいしいご飯を作ってくれる母親に対して申し訳ないという気持ちはもちろんありました。また、様々な食材の価格が高騰している中で、食べ物を無駄にしてしまうことに罪悪感がありました。
でも、私は「自分が痩せること」「それを家族に知られないようにすること」で頭がいっぱいでした。

このように、日常生活の中で取り繕わなければいけない場面が増えてしまい、とても息苦しい生活でした。

痩せたいという気持ちが強くなって、食事制限によって体重がどんどん減っていくことは嬉しくて、「痩せた姿を見てほしい!」と思っていたのに、体重減少が進むにつれて、「バレてはいけない」「隠さなければ」と思うようになりました。
本当に矛盾だらけでおかしな話だなと自分でも思います💦
でも、「痩せたい」気持ちはとても強力なのです…。

また今後の投稿で、摂食障害の治療についてもまとめていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございましたꕥ

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