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現場志向の落とし穴

週末はSNS断ちをしてたりと、リフレッシュすることができました。
(ネタになれば記事にするかも?)
更新が滞っているのは大目に見ていただければ幸いです。

現場主体の必要性

リフレッシュして頭の整理ができている中で
このような記事を見つけました。

現在ペーパーレス構想をしていく中で、避けて通れない話です。
内容としても全くそのとおりだと思います。

が。しかし。
その通りにいかないのが辛いところ。

これには食品系工場の独自性が絡んでいると考えています。

食品系と工業系の違い

一番の大きな違いは技術進歩のスピードです。
工業系は最新の技術が導入されやすく
食品系における最新の技術導入は
あまり聞くことがないというのが現状です

ちらっとコチラにも書いています

特に弊社のような原料加工に近い工場ですと、
現場のリアクションは農家に近い感覚を覚えます。

食品系工場でのカイゼンの難しさ

今まで食品系の工場を見てきて共通するのは
現場でのカイゼンの意識が高くなりづらいこと。

私の想像も含みますが

工業系
最新技術が次々と導入される流れについていく必要があり、
アップデートが比較的身近であることと
カイゼンをすればすぐに業績に繋がり
モチベーションを保ち易い。

食品系
最新の技術と言っても革新的な技術は少なく、
製品は原料の品質に左右される部分が大きい中で
何らかの改善をこなっても業績につなげにくい。
そのため、カイゼンの効果を実感しにくくなり
結果、現場主体のカイゼンがなかなか進まない

また、歴史がある食品工場においては
職人的な考え方を持つ方が少なからずいらっしゃいます。
この場合、取り組み方が悪いと

変化そのものを拒まれます。

ではどうするべきなのか。

強い改革意識

やはり会社として進むべき方向を見据え
改革を推し進めていける環境が大切です。

現場主体となっても進まない場合は
多少強引にでも導入するという手も一つ。

以下のtweetがよく表していると思います。

トップからワンチームで会社を変える
そのためにはみんなが率先して動ける現場が最高です。

しかし、そうでない現場も多々あるのが現状。

その場合は多少の強引さと
それを推し進める強い意志が求められます。

現場思考と現場志向

現場が動きやすいようにすること。

これはカイゼンするにあたって必須事項です。
しかし、現場に任せきりだと進まないこともあります。

なれている作業を続けている方が楽だから

そういうときは、現場における最善の流れを構築し、
多少強引でも

『今日からこのやり方で』

ということもときには必要です。

最後に恒例(?)の宣伝

今現在、食品についてはHACCPが義務化となり
何をどうしていいのかわからないという現場や
どうカイゼンすればいいかわからないという現場
そういうところが出てきているのではないでしょうか。

そういうときは、一度ご相談いただければ幸いです。

連絡先はコチラ

そのカイゼン、お手伝いします。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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