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もしもビジネスマンが日向坂46から採用ドラフトをしたらぶっちぎりで佐々木久美を1位指名する

前回 「社会人から伝えたい学生時代に取り組むべき3つのこと」というnoteを書かせていただきました。

これは私の拙い社会人経験を通して、「学生時代に取り組んでおいた方が仕事をしていく上でよかったなぁ...」と考えるポイントを整理したものになります。

要約すると、下記の3点になります。
①再現性を生み出す
②リーダーシップを発揮する
③ユーモアを上手に活用する


これはつまり、私が個人的に考える「組織が成果を出す上で必要になる人材」「仕事仲間にしたい人材」の条件だと思っていただいて大丈夫です。

私自身は人事担当の経験は無いですが、上場企業・ベンチャー企業両方での仕事の経験があり会社の全体像についても同年代の人間よりも多少理解があると自負しております。

さて、前置きが長くなりましたが、今回のnoteはこうした考えを持つ社会人の一意見になりますので皆様悪しからず。

では本題に入ります。


もし日向坂46でビジネスマンが採用ドラフトをしたら

私は大のオードリーファンで、「ひらがな推し」「日向坂で会いましょう」とみる中で完全におひさま化してしまったのですが、普段は四六時中ビジネスのことを考えている仕事人間です。

当然、アイドルとして活躍する日向坂のメンバーを応援している訳ですが、度々「日向坂のメンバーから人を採用するなら」という視点でも彼女達を見てしまうことがあります。(ここまで来るとワーカホリックですね笑)

もし仮に一般企業が日向坂メンバーに選択指名してオファーを出す「日向坂争奪採用ドラフト」があったとすると誰が指名されるのか?

もちろん、彼女たちの素直さやひたむきな姿勢を考えれば、会社の規模や職種等を考えなければ全員がどこかしらの企業に採用されるとは思います。

ただ、私自身が大真面目に採用をするとしたら、
1位 : 佐々木久美 (即戦力)→ 終了
になります。

もう少しポテンシャル枠として広げるなら、2位 : 影山優佳 3位:松田好花 / 渡邉美穂 4位: 潮紗理菜 / 宮田愛萌  という感じだと思いますが、現実的にはオファーは出せないでしょう。(※影山は年齢の問題だけです)

また、私の感覚としては恐らくドラフトに参加する全企業が「佐々木久美を1位指名する」のでは無いかと思います。

社会人が実際のビジネスの現場での働きをイメージしたとしても、キャプテンの能力・資質はその位突出していると感じます。


リーダーシップは替えの効かない能力・資質

キャプテン(佐々木久美)が高く評価されるであろうと思うポイントの一つがやはり「リーダーシップ」にあります。

けやき坂ファン・日向坂ファンにとっては佐々木久美がどれほどリーダーシップ(キャプテンシー)に溢れた人間であるかということは最早説明不要だと思いますが、

彼女がどういう能力を持っているかと言えば、
・組織のメンバーを良く見ており、各人の個性・特性をよく理解している
・組織の中で問題が発生した時に、問題点を指摘することが出来る
・意識改善を他のメンバーに求めることができる
・場を和ませるムードメーカーになれる
・組織全体の利益を最大化する方法を考え、実行することが出来る
・慣れない仕事や大舞台でも率先して前に出ることが出来る
(加えて「周りのメンバーが彼女のリーダーとしての働きを認め、高く評価している」)
といったことでしょうか。

そして、このリーダーシップという能力は企業が人を採用する場面で必ず評価される能力の一つだと思います。

なぜかというと、「リーダーシップは替えの効かない能力・資質」だからです。

例えば実務というのは、入社後に経験を積むことでスキルアップすることが可能ですし、極端な話、会社としては「面倒な業務はアウトソーシングする」という選択肢も現代ではあり得ます。

また、仕事を学ぶという意味では、基礎学力・地頭(影山) /  素直さ・構造的に物をみれる力(松田)/  視野の広さ・ガッツ(渡邉)なども確かに重要になるのですが、そうした能力よりもリーダーシップは重要度が高いのです。

これは私の経験上の認識ですが、
「リーダーシップのない人間は組織にとって不可欠な存在にはなり得ない」と思います。

もし、総合得点が同じ人材がいたとしたら、リーダーシップの能力が高い人材が優先的に採用されるはずです。

"年齢イジリ"への対応にみる他者評価への感度の高さ

企業側が人を採用する時に真っ先に落とされるであろうケースの一つに、「他者評価と自己評価のズレが大きい」というものがあります。これは単に「自意識過剰・自信過剰」ということが問題ということではありません。

仕事に取り組んでいく上では、
・仕事を評価するのはいつも他人であるという認識を持っている
・評価をする側の人間(顧客や上長)の視点から自分を評価できる
ということが非常に重要なのです。

例えば、個人的にどれだけ時間をかけて努力をしたとしても、それが企業にとってプラスの価値を生み出すことで無ければ当然評価はされません。
(勉強や部活で「努力の方向が間違っている」と結果がついてこないというのは多くの人が経験があると思います。)

もちろん、仕事というのは沢山失敗をしながら勘所を覚えていくという側面もあります。ただ、失敗を糧にして自身のパフォーマンスを上げていく上でもこうしたポイントを押さえている人材は"成長速度"という面でかなり期待が出来る訳です。

では、佐々木久美を「評価をする側の人間」というのは誰になるでしょうか。

例えば、
①アイドルファン
②番組制作スタッフや共演者
③スポンサー企業(モデルを務める雑誌の出版社含む)
④運営会社のスタッフ
...etc 

様々な他者から評価される立場の中で、キャプテンの立ち回りにはいつも感心させられます。

例えば、冠番組の中でMCのオードリーから度々される「年齢イジり」への対応を考えてみましょう。

まず、番組の初期の段階では、MCのオードリーの立場からすると佐々木久美の特徴の一つはやはり「グループの中で最年長である(大人である)」点になります。(本来「アイドルの年齢をイジる」というのはあまり喜ばれることでは無いはずですが、MCのオードリーとしては「だからこそやる」ことに価値がある。)

一方で、アイドルファンやモデルとして起用している会社からすると、自身の推しやモデルが「おばさん扱いされる」ということは喜ばしことでは無いはずです。(アイドルという職業の特性上、やはり若さが一つの価値になる側面もあるのは事実)

また、グループの中では最年長 / アイドルとしては年齢が高い と言っても世間一般では25歳前後の女性というのは十分若い。

佐々木久美の「年齢イジり」に対しての対応は非常にバランスが良く、
・年齢が高いではなく「大人である」ことを印象付ける
・グループの中では年長だが、まだまだ若いことをアピール
・行き過ぎたイジりにはしっかりと否定
と言ったパターンがあります。

最近では、
「番組側が高すぎる年齢でイジる」(ジョークの中に納める)

「キャプテンが否定する」(結果的に若さが強調される))
という形に落ち着いています。

これは定番のノリになっていますが、MCや番組スタッフにとってはパターンが一つ確立されることは非常に助かるはずですし、結果的に多方面からも「悪い見られ方ではない」範疇に収まっています。

佐々木久美を「バラエティ力がある」と評価する人がいますが、個人的には
・「他者からどう見られるか」という視点を持っている
・ さらに、その "他者評価" が正確でバランス感覚がある

という部分が圧倒的に優れていると感じます。

一般の企業に勤めたとしても、「社内外から評価される働き」をしてくれることでしょう。

何より「顧客が何を考えているか」「顧客から望まれていることは何か」を考えられる人材は、

「企業価値を高めるような働き」(売上・利益の拡大)
・ニーズに応える商品 / サービスの改善
・新しい商品 / 売り方の開発

だけでなく、

「企業価値を下げるリスクの最小化」(コスト削減・リスクヘッジ)
・顧客に対して失礼になるような行動や言動をしない
・顧客が不満に感じるポイントを察知して事前に対応する

と言った視点でも価値があり、まさに「攻守において欲しい人材」と言えます。

ユーモア・ギャグのセンスの価値


最後に評価したいポイントは、本人のユーモア・ギャグのセンスです。

前回のnoteでも書かせていただきましたが、私は「ユーモアがある」ということは集団で働く上ではとても重要なポイントだと思っています。

相手に何かを頼む上でも、チームで議論をする上でも、「言い方一つ、伝え方一つ」でそれが気持ちの良いものになるか否かに大きく関わります。

ユーモアのある人はチームの「潤滑油」としてコミュニケーションを活発にする力があるのです。持ち前のリーダーシップと合わせると、チームに不可欠な人材になることが容易に想像できます。

加えてキャプテンの「ギャグ」も個人的には評価されるポイントの一つだと思います。

なぜかと言うと、本来「笑い」と言うのは再現性が難しいもので、ギャグを編み出すと言うのはそれに「再現性を持たせる」ことだからです。

このnoteでも触れた通り仕事において「再現性を生み出す」と言うことは非常に重要なことです。

自身の趣味や興味関心があることの範囲であっても、そうした力があることを一定確認出来ることは個人的にはプラスの評価になってしかるべきだと思います。

総括-キャプテンは一般企業でも十分活躍出来る人材-

総括すると、佐々木久美は
・リーダーシップがある
・他者評価の視点を持っており、かつそれが正確である
・ユーモアがある
・再現性を生み出せるポテンシャルを感じる

と言った点から、一般企業の採用においても高く評価される可能性が高い人材だと思います。

終わりに

気づけば4000字以上の長文になってしまいました。
もしここまでお読みいただいた方がいましたら感謝しかありません。

今回は個人的に感じていた「キャプテンの凄み」を社会人の視点からまとめることが出来て良かったです。(アイドル活動の後に一般企業で働くと言う選択肢もあって良いかなと本気で思っています。)

また、このnoteを書くにあたり先に前回のnoteを書いた理由があります。
それは、正直企業の人事担当者が上から目線で「人を選ぶ」と言うのが気に入らないからです。(私は経営者の次に人事担当者が重要なポジションだと思っていますが、まともな人事担当者というのは極めて少ないと感じています。)

なので、あくまでも私個人として「こう言う素質がある人が活躍できると思っている」「こう言う人と一緒に働きたい」と言う基準を先に整理するべきだと思いました。

こうした自身の考えを整理した上で、今回noteを書いた訳ですが、やっぱりキャプテンはすごかった笑

最後に、日向坂46の成長・躍進には今回のnoteで整理した「キャプテンの能力」が大きく関わっていると個人的には考えていますが、それはまたいつかまとめたいと思います。

機会があればまた違うnoteでお会いしましょう。

アディオス!

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