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うつ病の暗闇は、絡まりあった糸の塊

こんにちは。
かしんです。

私はうつ病を経て(ゆるゆると現在もうつ病と付き合いつつ)、ただ今人生のんびり中。

何かをきっかけにバタッと心身の調子を崩してしまったことがある方、
今ちょうどそういう状態の方、
ちょっとそんな気配がする方。

どこかにいますでしょうか。

ここからのお話を読んで、何か共感することがあったり、はたまた「自分の場合は違うなー」と思ったり。読んでいただいての感じ取り方はもちろん自由。
ちょっと自分に問いかける際のオツマミ的に読んでくださいな。

これは、ようやく“ちょっと動けるようになった頃“の私の話

私はうつ病の症状がひどい時は「寝るしかできない・ギリギリ生きているだけ」という状態でした。文字も絵も頭に入ってこないし自分で書くこともできない。

そんな状態を長く過ごしてから、ようやくちょっとずつちょっとずつ動けるようになった頃に描いた絵日記です。

これまでの自分を全部失うような気がして固執しがちでした
無理はしないけど、進む。難しいですよね。
人生全部失ったような感覚だったのに、また外の世界と接点持てるのか不安でした
以前デザインに関わることをやっていたため、当時は「またデザイナーとして名乗れるのか」みたいなことに囚われていたような気もします。
これから=「仕事」とか「何をするか?」の切り口で物事を判断するの、本当か?と思ったわけです。
思い切って「これから検討」を手放してみることに
うつ病の症状真っ只中の時って俯瞰するなんてとても無理でした。
だいぶ動けるようになって、振り返って初めて「おいおい、とんでもない状況だったな自分」と
例えば頭が痛いときに「私は今頭が痛いな、痛み止め飲もうかな」と考えるように
状況の把握と、対処法の検討はうつ病に関してはできなかったです。
同じことが繰り返されてはいけない。だから、振り返ることは覚悟や勇気は必要だけど、丁寧に自分を解いていくことに決めました。自分を守るため
何が起きたのかを解いていくと、自分を改めて知ることになりそうだぞ、と。
文字も書けなかった時期もあるので最初の頃は特に、レイアウトも字体もガタガタ、それでも食らいつくように没頭して描き続けました。
うつ病の時期そのものは本当に「キツイ」としか言いようがない毎日で、とても「今となってはなって良かった」とかそんなふうには言えない。やっぱり大変すぎた。
でも、うつ病をきっかけに振り返りをして自分自身を解いていくことで私を知る重要性に出会う
うつ病の振り返りを介して自分の再発見をしていくことに繋がっていきました。
詳しいお話はまたこれから、少しずつ。

振り返ることは私を再発見すること

今回のお話はここまでです。
この絵日記を描けた当時「ようやく今、私が必死にふりかえりをしている気持ちを描けたーー!」とスッキリしたのを覚えています。

うつ病になったとき「何が原因なの?」とか「誰のせいなの?」とか聞かれることもありました。でも、あくまで私の場合は、ですが「これだけが唯一の理由です!!」というよりか、複雑にいろんなことが絡んでいたようなイメージでした。

それがいったいなんなのか整理をしていくにつれ、
自分の特性とか気質など、今後も大事にしていきたいことなんかも影響していると発見。

例えば、生真面目とか、誠実でいたいと思うとか、周りの空気を察知する傾向が強いとか、自分より周囲や周りの気持ちを優先しがちとか。

「なるほどなー・・・だから当時の自分はギリギリまで耐えたのか」なんて腑に落ちたりもしました。

「この特性は今後も大事にとっておく、この特性はうまく乗りこなす、やりすぎないように気をつける、ここへのこだわりは手放す」と、自分が楽に生きやすくなるための心がけ方を作るような気持ちで振り返りに臨んだりしています。


【あなたに質問】
あのとき大変だったなーという状況を後から改めて振り返ると、何か自身の特性に
発見があったりしますか?
その発見を生かして今後の自分が楽になれそうなヒントってあったりしますか?


ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
また今後も、「心地良く生きたいなー」と思っている私なりの視点で気づきや体験、リアルタイムで起きていることなどつらつらと書いていこうと思っています!

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それではまたね

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