見出し画像

柏のキになるあの人のお仕事〜SOLITO MAGO COFFEE LABO百景、珈琲焙煎士松本克敏さん/パート1〜初めて飲んだコーヒーの思い出について〜

こんにちは、柏のキになる探検隊隊員の沢村あずみです。2022年の秋に、毎日、コーヒーを味わう事が楽しみになる素敵なスペースの焙煎所「SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所」を訪問させて頂きました。焙煎所内では香り高く口当たり良く、余韻の残る味わいのコーヒーが堪能できます。
焙煎士でありながら経営者でもある松本克敏さんは「SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所」、「Ano  Ano  Coffee」のコーヒー店を2店舗の他にBARを2店舗経営されています。また、パレット柏では「癒される一杯 コーヒー学」の講師もされている焙煎士さんです。パート1では松本克敏さんの子供の頃の思い出と現在のお店を経営するまでの道のりをお聞きする事ができましたので紹介します。

今回のキになる人


松本克敏(マツモト・カツトシ)
1973年   千葉県野田市生まれ
珈琲焙煎士( SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所とAno Ano Coffeeの2店舗の珈琲専門店を運営)
バーデンダー(日本バーデンダー協会主催全国技能競技大会にて準優勝、創作カクテル部門では1位)
僕自身の夢としては山形県酒田市にある喫茶・BAR「ケルン」のようなコーヒーとカクテルが楽しめるお店を開く事かな。

子供の頃に出会った珈琲は少しだけほろ苦く、大人気分の味がした。

沢村:     初めて珈琲を飲んだ時どんな風に感じたのかその時の情景を教えてください
松本: 小学校6年生くらいの頃に、母親がキッチンでおやつのドリンクとして作ってくれたカフェラテですね。飲んだ珈琲の味は甘味強めで、何とも言えないコクがある珈琲でした。だけど珈琲がどんなものであるのか、その頃は、わからず飲んでいましたね。又、学校生活の中で、給食献立の中に、コーヒー味のミルメーク(牛乳を美味しく飲むためのコーヒー味の粉、又、他にいろいろな味のものがあります。)がでる日があり、それも美味しかったですね。

沢村:松本さんは、バーテンダーとしても、日本バーデンダー協会主催全国技能競技大会にて準優勝するなど、輝かしいキャリアをお持ちですが、月日が流れて大人となり、BARを経営されるなかでコーヒー店を経営し始めた理由を教えてください。

松本:BARのカクテルの種類の中にコーヒーを扱う有名なカクテルがあります。なので、コーヒーの勉強はしていました。新しく店を出店するときに、昼の時間帯から営業して欲しいという要望を受け、昼間はコーヒーを提供しようと決めました。又、世の中を見渡したときラテアートのコーヒーが注目されていたのでエスプレッソマシーンを置いてラテアートを柏で広めていこうと思い、オープンしたのがきっかけです。

キラリと光るお店の名前にドキッ

沢村:コーヒー専門店を2店舗経営されていて、お店の名前がどちらもとても素敵ですが、どういう願いで名前をつけられましたか?

SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所(柏の葉)

SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所

松本:「SOLITO MAGO」はイタリア語ですが、「SOLITO」はイタリア語で「いつもの」という意味があります。当店のコンセプトとして、いつも飲まれる珈琲でありたいと思っています。又、柏の葉という場所で焙煎所を開くにあたり「SOLITO COFFEE LABO」だけでもよかったのですが、何かもう一歩店側から伝えたい思いがあったので、イタリア語で「魔法使」という意味の「MAGO」をつけました。香りの良い珈琲を作りたかったので、珈琲にちょっと魔法をかけるような、そんな想いから、「SOLITO MAGO COFFEE LABO」という名前をつけました。

Ano Ano Coffee(流山おおたかの森)

松本:Ano Anoはハワイ語で種という意味です。焙煎を行う中で、やはり珈琲豆はフルーツの種を焙煎した物なんだなあということに気づき、その思いが強くなるようになりました。そこから、ハワイ語で種と言う時の、「 Ano Ano」という響きが柔らかく素敵だと思い、「種の珈琲」という意味の 「Ano Ano Coffee」と名前をつけました。
  

沢村:2店舗にはどのような特長がありますか

松本:「 SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所」は焙煎機を置いた焙煎所です。コーヒー豆の販売、そして作りたてのコーヒーも飲む事ができます。「 Ano Ano Coffee」もいずれは焙煎機を置くつもりではいるのですが、今のところは「SOLITO MAGO COFFEE LABO」で焙煎した豆を置いて販売しています。

焙煎を行う松本さん

流れ山おおたかの森は大きな街で、大手のコーヒー店はありますが柏駅エリアに比べてコーヒー店の店舗数は少ない状況ですので、個人店で、よりコーヒーに特化した小回りがきく珈琲店をつくりたいと思っています。店もスタートしたばかりなので、これから私たちの想いと街の流れのすり合わせを行い、この街に寄り添った店にしていこうと考えています。

インタビューは、パート2に続きます。
https://note.com/kashiwa_ki27ru/n/nde0eb565f264

松本さんの珈琲専門店

■SOLITO MAGO COFFEE LABO 柏の葉 珈琲研究所
・千葉県柏市若柴226番地42 中央144街区2 C棟 
・最寄り駅 つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅 
・TEL 070-1431-8295
ホームページ

■Ano  Ano  Coffee
・千葉県流山市おおたかの森西1-12-1 
 流山おおたかの森S・C GREEN PATH
・最寄り駅 つくばエクスプレス/東武アーバンパークライン
 流山おおたかの森駅
・TEL 04-7197-2802
Instagramアカウント


この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?