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専業フリーランスのデメリット

皆さんこんにちは!

兼業投資家おたです!

少し更新が遅くなりましたが、
本日は以前お伝えしていた専業フリーランスのデメリットに関してお伝えしていきたいと思います!

まだ前回や前々回の記事をみていない方は下記のマガジンの記事を古い順にみて頂くとより理解も深まるのでぜひ読んでみてください(^^)/


それではいきましょう(^^♪

・収入の不安定さ

これは専業フリーランスをする上で非常に大きなデメリットと言えます。

基本的に自分1人で事業を行う為、

何か事故等にあって自分が動けなくなると

とたんに収入が『ゼロ』になります。


会社員であれば

風邪を引いて休んだ『有休』を使ってお金はもらえますよね?

病気やケガなどをして長期間休んでも『傷病手当金』がもらえます
『傷病手当金』はあまり聞いたこともない方が多いと思いますので
リンクを貼っておきますね(^^♪

万が一会社が倒産したら『失業保険』をもらえます


ですが、専業フリーランスの場合は、
これらの保障が一切ありません


だからこそ、専業フリーランスの方は万が一の為に、
無駄遣いせず『貯蓄』を多めにし、『医療保険』に加入するなど
対策をしている方が多いのです。


収入は大きく伸ばせるので、攻撃力は非常にたかいですが、
万が一のことがあると、非常にもろい防御力は脆弱といった感じです。


・将来もらえる年金額が少ない

これは割と知っている方は多いと思います。

兼業フリーランスの方は収入に応じて納める厚生年金保険も増えます。

それに伴って将来もらえる年金額は増えていきます。

おおよそですが、年収500万の方が38年間厚生年金保険に加入し続けたらだいたい国民年金と合わせて20万円くらい月額でもらえる計算になります。


ただ専業フリーランスの場合、

納める国民年金は収入に関わらず、毎年一定で月額16,000円程です。

毎年定額をおさめていくことになります。

たしかに一定額というのは、支出を抑えられるのでありがたいことではありますが、将来年金をもらう立場になって考えると必ずしもいいこととは言えません。

専業フリーランスの方が38年間国民年金を収め続けた場合、

老後にもらえる年金は月額65,000円です。

年間780,000円ということですね。


皆さんはこの金額をみてどう思いますか?


私は『無理無理、生活していけない』そう思いました。(笑)


もちろんそういう方の為に

国もiDeCoという自分で年金を作っていく制度を作ってくれました。


その内容については、次回の専業フリーランスの対応策でお伝えいたします(^^)/


・健康保険の負担が大きい


これは意外と知らない人が多いかもしれません。


実は会社員の場合、社会保険に加入でき、ご主人の扶養の奥様やお子さんはタダで健康保険に加入出来ます


ただ専業フリーランスの場合は、国民健康保険に加入するのですが、
これは会社員が加入する社会保険とは性質が異なります。

国民健康保険料ですが、内訳が2つ~4つに分かれており、

・所得割

・均等割

(・平等割、資産割)※市区町村によってある所とない所があるため、今回は省略します。

といったような感じになっています。

所得割は単純に前年の事業の所得に応じて変動します。

所得割のパーセンテージは市区町村によって異なるので、
詳しくは『国民健康保険 お住いの市区町村の名前 計算』といった感じで検索してみてください(^^)/

ちなみに葛飾区の場合は40歳以下の方は所得の9.54%が年間におさめる所得割分の国保の金額です。

ただ、会社員も4月~6月の収入に応じて毎年社会保険の金額が決まっていきますが、会社員の場合、おさめるべき保険料の半分を会社が負担してくれるという事です。

例えば会社が協会けんぽに加入しており、
東京都にある会社だとおさめるべき保険料のパーセンテージは
おおよそ4月~6月の収入の平均の9.84%です。

その半分を会社が負担してくれ、従業員の負担はおおよそ4.9%程度で済むのです。

会社員の場合の細かい仕組みや金額のシュミレーションの仕方は
過去に私が書いた書籍に書いてありますので、
気になる方はぜひご覧ください(*^^*)



今まで会社員から専業フリーランスになって

厚生年金保険から国保になった人は

『あれ?なんか保険料上がってない?』

そんな風に感じた方がいらっしゃるのではないでしょうか?

これは会社があなたの保険料を半分負担してくれていたからなのです。

税金て知らないとホントに怖いですよね。(笑)

一方均等割というものは、世帯の中で国保に加入している方の人数分✖均等割の金額で計算されます。

例えば葛飾区では均等割で1人当たり年額52,000円の保険料がかかります。

自分の年齢が39歳以下でお子さんと専業主婦の奥さんがいた場合は、3人なので52,000円✖3人なので

合計で156,000円です。

ちなみに40歳を超えると介護保険料の負担分もあるので、もっと上がります。(笑)


この金額に所得に応じた金額もプラスされてくるのでけっこうな負担ですよね。

こうして考えるとホントに会社員が加入する健康保険の仕組みってホントにありがたいですよね(*'ω'*)

均等割は必ずかかってくるので、どうすることもできませんが、
所得割の方は工夫して減らすことは十分可能です。

そのあたりの内容を次回ご説明させて頂きますね(^^♪


まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は専業フリーランスのデメリットについて書かせて頂きました。

出来るだけ簡潔に説明しようとしたため、説明が不足していたらすみません。

本日のポイントを要約するとこんな感じです。

『専業フリーランスのデメリット』

・何かあった時に収入がゼロ
⇒『有休』『傷病手当金』『失業保険』がない
病気やケガをしたらその瞬間に収入がゼロになる可能性が高い

・将来もらえる年金が少ない
⇒会社員に比べ、国民年金しかおさめず毎年定額の為、
将来もらえる年金はおおよそ月額で65,000円程度。(笑)

・保険料の負担が大きい
⇒会社員時代は会社が半分負担してくれていたが、専業フリーランスは全部自分で負担しなければならない為、負担額が増える。
また、扶養親族の分は会社員の場合タダだったが、専業フリーランスの場合扶養親族が増えるほど、保険料は均等割の分増える。


以上!


次回はこれらのデメリットに対応する対応策をお伝えしていきたいと思います(^^♪


ぜひ楽しみにお待ちください(^^)/


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