病気の寛解期に腸活として取り入れている食べもの①
腸活、流行ってますよね。
海藻類を積極的に食べる『藻活』というものも、腸活と同じく腸内環境を整える目的でトレンドになっていると聞きました。
この腸活、実は人によって合うものと合わない食材があるんですよね。
私にはヨーグルトや麹は基本的にあまり合わないみたいです。
麹が合わなかった話はこの記事でもしました。
私の持病の潰瘍性大腸炎ですが、寛解期に腸内環境をいかに良くし、安定させていけるかが、この病気にとって大切なことだと思ってます。
寛解からまた一段階上の正常な腸の状態に戻すことが出来るのも、寛解期なんじゃないかなと考えているので、できるだけ身体が喜びそうなものを選んでます。
あ、でも寛解期こそ食べる物を気にせず好きなものを好きなだけ食べたい!のが本心なので、いつものご飯にプラスして付け加える感じで腸活してます。腸活を心がけるだけでもいいんじゃないかなと思っています。
ゆる腸活でストレスなくが、私のスタイルです。
では、私が潰瘍性大腸炎改善のために腸に良いと思い、食べることを心掛けている食べ物を5つ紹介したいと思います。
基本的に寛解時に食べているものです。
再燃時は、食べていません。
もち麦
最近お米、高いですよね。
新米が出回り始めたら値段が下がると思っていたものの、その値段はむしろ上がっているように思います。
そこで、もち麦をお米に加えてかさ増しをしてみてはいかがでしょうか。
数年前からもち麦ブームにもなっていたので、もう試した方も多いかもしれません。食感がもちっとしていて美味しいです。
もち麦は食物繊維が多く、水溶性食物繊維である『β‐グルカン』が多く含まれています。
β‐グルカンの健康効果として次の5つが挙げられます。
また、水溶性食物繊維の多くは、腸の中で善玉菌のえさになり、腸内細菌のバランスを整える働きがあります。
私は、もち麦・玄米・雑穀の3種類をもち麦と玄米の日多めで、日によって違うものを白米に混ぜています。玄米100%にもしたいのですが、家族の好みの関係でなかなかできてません。
少し気になったのは、もち麦は小麦アレルギーの人でも食べれるのかについてです。
小麦と大麦(もち麦)はたんぱく質が異なり、それぞれ違う特徴を持っていますが、たんぱく質が非常に似た分子構造を持っているため、小麦アレルギーのある人が大麦を食べるとアレルギーを引き起こすことがあるとのことなので、注意が必要ですね。
しそ
漢方の原料にもなっているしそには整腸作用、抗炎症作用があり、炎症性疾患や炎症反応の緩和に役立つ可能性もあるとのことです。
その栄養価としては、β‐カロテン、ペリルアルデヒド、ビタミンK・E、カルシウムなどが含まれています。
らっきょう
らっきょうは水溶性食物繊維がすごく豊富です。
らっきょうに含まれる水溶性食物繊維は、フルクタンと呼ばれるものです。
フルクタンは便を柔らく保ち、ビフィズス菌のえさとなって腸内環境を整え、腸内細菌の生育を促進する効果があります。
また、フルクタンには食後血糖値の上昇をゆるやかするだけでなく、血中コレステロールの低下作用・カルシウムや鉄といったミネラルの吸収促進・便通の改善が期待できるとのことです。
らっきょうに含まれるアリシンには殺菌作用があるだけでなく、内臓の働きを活発にするため食欲不振を解消する効果が期待できます。さらに血行を良くして体を温める効果や、ビタミンB1の吸収も促進するため疲労回復にも役立ちます。
らっきょうには皮膚や粘膜を守るナイアシンも含まれます。
らっきょうはアンチエイジング効果もあり、免疫力も高めてくれます。栄養価も高く、漢方薬の原料としても利用されてきたらっきょう。
あの、白くて小さなかわいらしい姿からは想像できないくらい、すごいパワーを秘めているんですね。
ただ、食べすぎると胃に負担がかかるため、注意が必要です。
らっきょうに含まれる硫化アリルには強い殺菌作用があり、食べ過ぎると胃の粘膜を荒らして胃もたれや下痢などを起こす可能性があります。
私は1日に多くても3個までと決めてます。毎日は食べていません。
なかなからっきょうだけで食べる機会もないかもしれませんが、大手のスーパーに行くと意外と沢山の種類が置いてあります。
もし良かったらスーパーのらっきょうコーナーを覗いてみてくださいね。
大根おろし
大根おろしに含まれるジアスターゼは、食物の消化を助け、腸の働きを整える効果があり、胃腸の働きをサポートする作用のある成分です。
ジアスターゼは熱に弱く加熱すると作用が失われてしまうので、大根おろしやサラダなど生で食べるのがおすすめです。
また、辛味の原因であるイソチオシアネートも胃液の分泌を促進し、胃腸の健康を保持する役割を持っています。
りんご酢
りんご酢に含まれる酢酸菌は腸内にある免疫を刺激して活性化させ、免疫の誤作動や過剰反応を抑制し、花粉症などのアレルギー症状を抑えます。免疫バランスを整える働きをします。
リンゴ酢に含まれる酢酸とクエン酸には、食後の血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
また、リンゴ酢にはリンゴ酸も含まれています。神経や筋肉の緊張をやわらげる効果があります。
さらにリンゴ酸には、体内の炎症を抑える効果もあるといわれています。風邪による気管支の炎症や発熱の緩和にも効果的とのことです。
私は、私は酸っぱいものが得意なので、大根おろしにりんご酢をかけて食べたりもしますが、酸っぱいのが苦手な方には正直おすすめできません。
薬だと思って挑戦するしかないかも。笑
まとめ
人によって体に合う食べ物、腸活の方法があります。
私の場合は、合うのはもち麦、しそ、らっきょう、大根おろし、りんご酢です。それぞれに健康効果が沢山あることもわかりました。
水溶性食物繊維は、便を柔らかくして便通を良くする作用がありますが、摂りすぎると便が緩くなりすぎて下痢になってしまいます。
少量を適度にを心がけたいですね。
不溶性食物繊維、水溶性食物繊維、どちらも摂りすぎには注意が必要です。
私は体調のあやしい時は、もち麦、らっきょう、しそは控えています。
らっきょうと大麦(もち麦)は、過敏性腸症候群の不調の原因になると言われている高FODMAP食に含まれるので、注意が必要です。
合う食材を見つけるには、まずは少量で試していくのが良いですよね。
何事も継続は力なりで、腸活もコツコツ継続して、資産運用💰のようにバランスの良い腸活をしていくことが良さそう。
色々な種類の体に合う良い食べ物(商品)を選んで、楽しく貯菌(もちろん良い菌)したいですね。
次回は、私が腸活として取り入れている食べ物の第二弾になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡