薄手のセーター+胸筋

身体鍛える〜みたいな話は前にもしたのだけれど、
同じような同じじゃないただの雑談をば。


アメリカではゲイも若者もそこそこのおじさまおばさまもジムに行きまくる文化があるせいか、
近所にスポーツジムが多い。

とてつもなく多い。

徒歩圏にジムが10軒以上ある。

そんなにいらなくない?

でもそんなにあるのなら・・・と、自分もここに引っ越してからジムに通い始めた。


そして、ジムに通い始めて思ったことがある。

マッチョが豊富。
豊富を超えて
マッチョが飽和。

腹筋バキバキのマッチョがわんさかいる。
上腕がもりもりのマッチョもありえんいる。
おまえの胸筋はバレーボールか?みたいなマッチョも珍しくない。

なんなんだ、この国は。

日本でこんなマッチョ見たことないっていうマッチョを毎日見る。
普通に日常に存在している。
日常に存在するはずのないレベルの胸筋が、当たり前のように日常に登場する。
隠しキャラじゃなく、デフォルトで登場する。
ジム限定じゃなくて、通勤電車でも登場するし、信号待ちでも登場する。
職場でも登場するし、なんならおしゃれカフェにも登場する。
すごい。

遺伝子の違いもすごいし、
美意識の違いもすごいし、
それ以上に努力がすごい。
週になんどもジムに通っては鍛えて、食事にも気をつけているマッチョがすごい。

日本に住んでる頃は、別に筋肉好き、というわけでもなかった。
別に今の彼氏もマッチョなわけでもない。
ただ、
毎日マッチョを見る中で、一つ気づいたことがある。


薄手のセーターを着てるマッチョ、かっこいい。
セーター越しの胸筋とか、
セーター越しの腕とか、
とてつもなく「癖」である。

そして寒くなるにつれてもっと気づいてしまった。

厚手のセーターを着てるマッチョ、かっこいい。
一目でマッチョとはわからないけど、
脱ぐとすごい感がある。
もこもこしてるのにマッチョである。
マッチョだとはわからないのに、マッチョである。
マッチョである必要性がないのに、マッチョなのである。
マッチョだからっていつもタンクトップなわけじゃないんですよ、感がとてつもなく「癖」である。


筋肉は春夏秋冬すごいが、秋冬はとくにすごい。


そんな筋肉を少しね、少しだけど手に入れたくて、ジムに通い始めた所存である。

もうジムに通い始めて1年くらい経つが、一つ悩みがある。
胸筋がついたことによって、日本で買ったオーバーサイズの服が似合わなくなった。
今まで首下からストーンと落ちていたAラインの激かわシルエットが、
筋肉で胸がすこし盛り上がったせいで、胸の頂点から生地がストーンと落ちるようになった。
そのシルエットはまるで幼稚園児のスモック。まるで入院患者の病院服。
似合わない。とてつもなく似合わない。


ジレンマである。

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