『蜂蜜と遠雷』映画 感想 ~原作も読まんとなぁ~

あらすじ

ピアノの天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に参加する若き4人のピアニストたち。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなったかつての天才少女・栄伝亜夜は、7年の時を経て再びコンクールへの出場を決意する。音大出身だが現在は楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの高島明石は、家族の応援を背に最後の挑戦に臨む。名門ジュリアード音楽院在籍中で完璧な演奏技術と感性を併せ持つマサル・C・レビ＝アナトールは、優勝候補として注目されている。そして、パリで行われたオーディションに突如現れた謎の少年・風間塵は、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの「推薦状」を持っており、そのすさまじい演奏で見る者すべてを圧倒していく。熱い戦いの中で互いに刺激しあい、それぞれ葛藤しながらも成長していく4人だったが……。

感想

青春が尊いのではない

ものすごいキラキラした映画だ。登場人物それぞれにいろんなバックボーン、暗い過去があったりしますが、やっぱり全体的にキラキラしています。それはやはり登場人物それぞれがピアノに懸ける思いと努力がすさまじいからです。なにかに熱中して命を燃やさんとするところはやっぱりいいものです。青春が尊いのではない、尊い青春があるのだといいたくなる映画です。

途中のよくわからないシーン

業界というか音楽の世界に疎いからか、途中よくわからないシーンが多かったです。いまからカデンツェとかいうセリフとかじーっとよくわからに場所で何かイヤホンで聞いているシーンとか、何をしているのかよくわからないまま見ていました。あと海辺のシーンもよくわかりませんでした。なんで海にいったの？ってなりました。

この映画の松岡茉優がとにかくかわいい

声とセリフ回しがおっとりした感じで、かわいい。松岡茉優の見た目のかわいさもありますが、やっぱり演じている姿にかわいさを覚えたので、「この映画の松岡茉優」といいたい。

まとめ

海辺のシーン以外は無駄なシーンがなくて、昨今のほうがにありがちな変なズームやスローモーションがなくて見やすかった。多分こういうくどさがない映画こそ今は流行るのではと。