マガジンのカバー画像

私のコンプレックスプリズム

18
運営しているクリエイター

#病み

愛に関する社会の常識?

これから先ずっと一人で人生を終えるとして
そこに生じる寂しさや退屈には耐えれると思う
一人だから見えた世界を素直に感じられると思う
臭いものには蓋をしろと言われなくてもできると思う
愛されたい、が他人行儀に聞こえる今だったら
誰かに愛をもらったことがない私が、いや違う
人間の愛に気がつかない私が
この先誰かからの温もりと共依存を望めないのは当然のことだ
優しさと愛って何が違うの
気遣いと甘えって何

もっとみる

超現実な現実に住む

恋文に何度も出てくる「あなたに会いたい心を抑えられなくて」
溢れる想いに一途な心
焦がれる相手に会えるかもしれない距離感
微睡に思い出す顔
踊る胸に眠れない

まるでパンダがいる砂漠
火星が月みたいに見える朝
超現実的で不思議
羨ましいとも自覚できない
世界を信じられないだけ驚いているだけ

でも私も願ってみたい

私が会いたいと思える人間に。
私と会いたいと思ってくれる人間に。
フィクション小説

もっとみる

殻に触らず卵も見ずに黄身が欲しい

あるネット番組を見ていた
最初にコメンテーターの紹介コーナー
●●大学卒業、著書「」、どこの会社にいた
肩書きと立場がその人の言葉より先に知られてしまう構造
テレビだから顔も服装も見えた
老人だな、若いな、男だな、おしゃれだなって
言葉より先に見えた印象とその後の言葉を比較して
人間の性格を思想を判断しようとしている自分がいた

今は名前も性別も年齢も何も知らない人間の本音を知ることができる
SN

もっとみる

自分とランデブーはできない

能力と努力と才能と
これは人と比べるものではないし
比べる先に救われる人は三角ピラミッドの頂点に立てた人だけだ
わかってはいるんだけど、
社会の構造はそうじゃないから
隣の芝生が眩しく見えるように
比べなくても幸せになるためには
承認される過程が必要
ありのままの自分を認めてもらえるのは困難で
自分らしさを見失っている
思考が一般ウケしない
人と関わることに恐怖している
いろんな理由をつけて自分か

もっとみる

カエルとクラゲ

きみが妬ましかったよずっと
海と砂浜の満ち引きの狭間で僕なんか忘れて
踊り舞う呑気な君が
カメラ越しに映ってた
眩しすぎて
夕日を背にきみの外縁しか見えなくなった
僕には君が映るけど君にとって僕は砂粒と一緒
ただの背景なんだ

昔から僕はいつも天秤にかけていた
親や金、学歴、オリジナリティ、生きる価値
はっきり言うよ
誰かより優れてるのは快感だった

それがあったから自分を褒められた

蛙は空の広

もっとみる