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eversharp 特にスカイライン
私はちょうどアメリカ万年筆の雄たるウォーターマンが敗れ、パーカーやシェーファーが台頭し、万年筆が文字通り「色付き、新たな形を探り始めた」時代に生まれました。
私はその少し後、肌の色や相貌の多様性がすっかり認められたころに生まれました。
ヒトは私達より100年ほど遅れているようです
少し詳しい方なら1920-30年代、銀幕よろしく角張ったモノクロの世界に収まっていた万年筆を赤い導火線にカラフ
なぜ古い万年筆を買うか②
少し自分語りをすると私の古い万年筆を集め出したキッカケは、
森睦師匠、古山浩一さん、中谷でべそさんの著した万年筆談義の語りにすっかりやられてしまったからである。
その中の「ペリカン 400オリジナル(その一)」の段に引用されている畑正憲氏のエッセイを引用したいと思う。
ここだけの話「万年筆談義」、読み物としてもかなり面白いのでオススメです。
なんたって大好きだから
何を隠そう古い万年筆が大好き
なぜ古い万年筆を買うか①
こんな事を聞く人はきっと友達がいないだろう。
そして、「はじめに」に続きおかしな写真を掲げているこのノートを見ている方の中に、
「なぜ古いモノを使うか」という疑問に対し、
「ケッ、古いモノなんか捨てちまいねぇ!おいらぁチキチキのシティボーイでぃ!」
という人はまさかいないと思うけれども、たまたま覗くひともいるかもしれない。
そして活字に飢えるが故に最後まで読んでしまうかもしれない。
そんな不幸な人