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子供の数だけ子育てはある〜幼児教育編〜

2男2女の4人を育てること,もうすぐ28年。

張り切って幼児教育なるものもやってみた。〇〇式でカードフラッシュしたり、毎日プリントしたり。毎日絵本読み聞かせ20冊!と、2週間に一度借りれるマックスの絵本を借りに図書館に通い続けた。右脳教育と絶対音感だ、と〇〇メソードのピアノを4人とも習わせた。おかげで、どの子も高校まで、合唱大会といえば、必ずピアノ伴奏を務めたけれど。良いと言われる英語のCDなど買って、常に流した。そして幼稚園は、わざわざ毎日車で送り迎えしなくてはいけないけれど、徒歩通園と泥んこ保育もしてくれる評判の幼稚園に通わせた。今考えれば、集合場所まで車で送迎して、そこから歩かせるなんて(笑)

だけど、外遊びが大好きなわんぱく小僧もいたので、幼稚園のあと、お約束してしっかり遊ばせるのも大事な仕事だった。降園後は、お約束の送り迎えに翻弄された。

そこへ、ピアノのほか、それぞれ、新体操やサッカーを習っていたので、それも加わり、発表会だの、試合だの、と週末は潰れた。

子供の反応は色々。プリントを喜んで次々とやりたがる子もいれば、やらせるのに一苦労、ピアノも同じで、喜んで自ら練習する子もいれば、”練習しないと外で遊べないよ”と脅さないとやらない子もいた。みんな違うのが当たり前。だけど、いろんな”良かれ”と言われることを与えたかった私には、それぞれの子にあった”与え方”はできてなかったのだから 無理もないだろう。

それでも、幼児のうちは、思春期のように自分の意思を強く持って向かってくることはなかったから、ただ手がかかって物理的に忙しいだけだった。振り返ると、一番いい時期だった。

幼児教育、賛否はあるけれど、子供がやりたいというものを与えてやることは良いと思う。抜群の運動神経に恵まれて、サッカーを開花させて、それがその後の自分の軸になった子もいれば、ピアノの才能に恵まれ、常にピアノとともにある、そんな子もいる。

経験した中で、大人になっても、大事な自分の一部として楽しめるものに、その時期出会えたことは 幸せだと思う。

とりとめなくなったけれど、幼児教育、本人が興味を示すことなら、どんどんやらせてあげるといいと思う。それが成長して行く中で、その子の支えになることすらあるから。

子育てに正解はなく、子供の数だけあるもの。それがわかるのは、その真っただ中にあるときは、無我夢中でわからないものかもしれない。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

Have a nice day♬

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