ネガティブな感情を消すのではなく、より自然に「共存する」ということ。
こんにちは！
湘南に暮らす心理カウンセラー
美しく強く生きる女性のライフコーチ
渡辺サヤです
庭の柏葉アジサイが咲き始めて、
最近は、朝と夕方、チェックするのが日課になっています。
緑って癒されますよねー
ということで、
本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
『日々の心の整え方』
相談者：ゆいさん
こんにちは、いつも利用ささていただきカウンセラーの皆さまの回答に癒されています。
私もカウンセリングを受けているのですが、大きなテーマや出来事ではないので、いつも聞き忘れてしまうことがあります。
この場で教えていただけたら嬉しいです。
日々ちょっとしたことで、イラッとしたり、悲しくなったりして、心がざわつくとき、どのように整えていますか。
店員さんの対応がイマイチでイライラしたり、後輩に仕事をふると嫌な顔されたり、数日経つと忘れてしまうことですが、その日はなんだかイライラ、悲しかったり、虚しかったりすることがあるんです。
私はふと寝る前に思い出してしまうので、余計嫌な気持ちになります。
やはりお恨み帳なのでしょうか、寝る前にできるお手軽な代替的な方法などあれば是非教えていただきたいです。
ご相談頂きましてありがとうございます。
日常生活の中で、ネガティブな感情を全く感じないようにするというのは、
生きている限り難しいことだと感じます。
だからこそ！！
ゆいさんのように、ネガティブな感情を上手に解消したい。
気持ちを整えていきたい。
お気持ちよーくわかりますよ。
私は、周囲の人達からは、アスリートママと呼ばれていて(笑)
明るくポジティブなイメージが強く、社交的だとも言われますが、
実は、ゆいさんのように日常生活のいろんな場面で様々な感情を感じやすいタイプ。
なので、心を穏やかに整える時間を沢山必要とするので、一人時間が多く、海や木や花に話しかける時間が多いです。(笑)
人と一緒に過ごす時間も好きなのですがねー
お一人様がすっかり板についてしまいました・・・
長い前置きになってしまいましたが、本題です！
＊＊＊
私たちは、ネガティブな感情は良くないものとして消そうとしがちです。
「ネガティブな感情を感じている自分」って、良くない状態だと思いますものね。
でも、本当に消さなければいけない、良くない感情なのでしょうか？
私たちの心は、色んな感情を感じます。
一つの感情だけでなく、複雑に絡み合って感じる感情もありますよね。
愛憎とか、、悲しいけど嬉しいとか・・・
単純じゃないからこそ、悩み、決断して、成長して行くものだとも思うんです。
ネガティブな感情は自然現象です。
なので、解消するという意味ではお恨み帳も、もちろんおススメ！
それとは別に、
「ネガティブな感情と共存する」
という発想を持っていると良いと思いますよ。
「さっきの出来事辛かったよね」
「私、寂しいんだなあ」
素直にそのまま感情を感じましょう。
すると、消さなきゃ！という思いがなくなることにより、
自分の心に逆らわなくなる分だけ、変な力みがとれて、ストレスから解放されます。
風船やボールと一緒で、ぎゅーって押しつぶした分だけ、反動で跳ね返ってきますよね？
感情も一緒です。
感じちゃいけない感情なんてありません。
私たちの心はいつも自由です。
また、自分の中に湧き上がる感情と向き合う事で、人は自分を知っていきます。
ネガティブな感情から、自分の課題や問題を見つける事が多いんです。
そう考えると、ネガティブな感情は自分に何かを教えてくれる大事な役割を担ってくれている場合もあるのですね。
自分の肩を叩きながら、ゆっくりとただ、感じてみましょう。
また、どうしても、解消できない悲しさ、悔しさ、辛さ、怒りもあると思うんです。
人の生死や酷い裏切り・・・
どうしても、消せないネガティブな感情ってあります。
その「ネガティブな感情と共に生きる。」
という発想を持つことで、自分の心に自由を与えてあげられるはずですから、それだけで楽になると思います。
そこで大事になってくるのが、視点の向け方。
ネガティブな感情に支配されるのではなく、共存しながら、心穏やかに過ごせる時間を過ごすことを意識してみるといいかもしれません。
「少しくらい、悲しみや苦しさを持っている方が良い。なぜなら、人の悲しみ、寂しさに気づいてあげることが出来るから」
ある坊さんが言っていた言葉です。
良いも悪いもない、色んな感情があるからこそ、「豊かな人生」であるのだと思います。
その中で、ネガティブな感情が出てきたときは、ストレスを溜めないように、リラックスする方法は沢山あります。
・ストレッチして体をほぐす
・大きく呼吸する
・アロマや好きな香りでリラックスする
・緑色のものを視覚にいれる。（観葉植物を飾っても良いですね。）
・好きな音楽を聴く
（眠る時に、アロマオイルを焚いて好きな音楽を聴いてリラックスすると、眠る直前にネガティブな感情を思い起こすことも少なくなりそうですね。）
また、運動習慣をつけると、身体が適度に疲労して、思考よりも感覚の方に傾きますから、更に質の高く、深い眠りになると思います！
▽過去の参考記事です。
今回は、消すのではなく、共存するということをお伝えしました。
ゆいさんの参考になれば幸いです。
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