「夫から離婚を切り出された!」お悩みに回答しました。
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
ミラさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
子供を授かると嬉しい反面、妻としては仕事の仕方や自分の生活が一変しますので、出産することに踏み切れなかったミラさんの気持ち、わかります。
たしかに、ご主人の言い分を聞けばミラさんが自分を責めてしまうと思います。
しかし、それだけじゃないんじゃない?って私は思ってしまうんですよねー。
結婚して7年目で子供がいないとなると、ラブラブ期もとっくに通り過ぎ、、なんだか落ち着く反面、お互いが同居人?みたいな感覚ってなかったですか?
子供がいると、やっぱりお父さんお母さんになりますし、子育てで忙しく、パートナーシップ?そんなこと言ってらんない!!みたいにはなりますよね。(それが良いかどうかは別として・・・)
夫婦二人の関係性に変化がなかったり、自分が愛されているか不安を感じたりすると、「自分の人生ってこのままで良いのかなあ。」っという漠然とした不安を感じることもあると思うんですよね。
ご主人には「この生活を変えたい!」→「じゃ、離婚だ!」
という動機がある可能性もあります。
が、しかし!!ご主人の気持ちについては、ここでは詳しいことは触れることが出来ません。
やっぱりご本人に聞いてみないとわからないと思うのです。
ただ、人によってなのですが、積み上げたことを大事にする方もいれば、積み上げたものよりも、変化していくことに価値を見出す方もいます。
ご主人はどっちのタイプでしょうか・・・
もし、現在の生活を変えたい!という気持ちが離婚の動機としてあるならば、ミラさんがご自分を責めるのは問題解決策としてちょっと違ってくるのですよ。
もちろん自分のことについて反省したり考え方を変えていくような歩み寄りも大事だと思います。
しかし、ここで気を付けたいのは、今、必要以上にミラさんがご自分を責めてしまうことのよってお互いの関係がぎくしゃくしてしまう可能性があるということです。
詳しく解説しますね。
離婚を切り出した夫はどうしても「妻を傷つけてしまった自分」に強い罪悪感を持ちますよね。
すると、自分の印象が「愛のない自分、悪いことをした自分」になっているワケです。
特に、今まで二人の関係を良いものにしようと努力してきた分だけ、自分を責めると思います。
別れを切り出した罪悪感のうえに、妻を傷つけた罪悪感を上塗りするわけですので、当たり前ですが、多くの罪悪感を感じることになります。
すると、その罪悪感にふさわしい自分を無意識に演出するようになります。
罪の意識を軽くしようとして、なるべく親切にふるまったりと、無理をすることもあると思います。
本来であれば妻を大事にするはずの良い言動に対しても、罪悪感を軽くするための補償行為になってしまうと、その言動に対して何も受け取ることが出来ずに、いずれ燃え尽きてしまいます。
これは結構きついと思うんですよね。
私からの提案なのですが、尽くすよりも、まずは心から受け取ることをしてみたらいかがでしょうか?
今は夫の罪悪感を少しでも軽くしてあげるというのが一番なのではないかなあと思うのです。
そして、夫は何を一番欲しがっているのか寄り添い考えてみること。がやっぱり大事なのではないかと思います。
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しかし、今回のことをきっかけに、ミラさんにとって本当の愛情って何か?ということについて学びの時だったのかもしれません。
パートナーシップは今までと関係性が変化するときに、別れの危機になることも結構珍しくないものなんですよ。
ここでは一旦、「離婚回避」という期待を手放し、原点に立ち返り、自分はどうしたいのか?を考えてみませんか?
夫を愛している私。
夫のことを大切にしたいと心から願っている私。
夫を愛することに対して、コミットメントを改めて出来るようになれば、期待は少しづつ手放していけます。
心理学の世界では「期待は失望の母」と呼ばれることがあります。
ご自分を大切にケアしながら、夫への愛情に対してコミットメントし、受け取り上手な奥様を目指されてみてもいいのかもしれませんね。
それでも効果がなかったらまた別の作戦を考えてみましょう。
私で良ければお手伝いさせていただきますので、
是非、公式ラインからご連絡ください。
渡辺サヤ
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