見出し画像

春は「肝」の季節!東洋医学で身体と心を「デトックス」


東洋医学では、春は「肝」の季節。
「肝」は【 肝臓 】を表します。

肝は、
・気の巡りを良くする
・血を貯蔵する
・解毒作用   など

500以上の役割を担う重要な臓器です。


《 春の不調の原因 》


春は気温の変化が激しく、
また新しい環境への適応など、
ストレスを感じやすい季節です。
そのため、「肝」の働きが弱り、
以下のような不調が現れることがあります。


・イライラしやすい

・疲労感や倦怠感

・目の疲れ

・頭痛

・めまい

・肌荒れ


《 食で身体の養生 》

「肝」の働きを助ける食材を
 積極的に摂取しましょう。


・苦味のある食材

春の山菜(たらの芽、うど、ふきのとうなど)、
菜の花、セロリ、ごぼう


・酸味のある食材

柑橘類、梅干し、酢


・緑色の食材

ブロッコリー、アスパラガス、ほうれん草


・その他

レバー、貝類、ナッツ類


《 生活習慣 》

・早寝早起き

・睡眠時間をきちんと確保する

・適度な運動
 エレベーター、エスカレーターを使う 
 → 階段にする
 15~20分
 →散歩、1駅歩く、自転車にしてみる

・ストレスをこまめに解消する

・ゆっくりと深呼吸を意識する

・体を温める


《 おすすめ春の食材と効果 》


・菜の花

春の食材と言えば、菜の花。
ビタミンCやβ-カロテンが豊富で、
肝の働きを助けてくれます。


・たらの芽

苦味の成分が、デトックス効果が期待できます。


・たけのこ

食物繊維が豊富で、
便秘解消に効果が期待できます。


・いちご

冬のイメージが強い、いちご。
実は春が旬です。
ビタミンCが豊富、美肌効果が期待できます。


・ハマグリ
滋養強壮効果があり、疲労回復に効果がある。


《 まとめ 》


春は、肝の働きを整えることで、
様々な不調を改善することができます。

食べる食材を春の旬ものを取り入れたり、
生活習慣の改善を取り入れて、

心身ともに健やかに過ごす春に。