距離感という魔法がお互いの心を遠ざける
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【軟水のたそがれ】
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毎週日曜日の夜に更新しています!
この【軟水のたそがれ】は、
僕がTwitterで毎日更新している「#軟水のつぶやき」を、深掘りするエッセイ。
新たな1週間が始まる前に、何か大切なことに気がつくキッカケになれば嬉しいなと思っています(*^^*)
・・・本日取り上げるツイートは、↓コチラ!
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実はこれ、映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観て思いついたツイートなんです。
映画の内容は文中に出しませんが、この映画を観た方はフレディ・メアリー・ポールの関係を思い浮かべてもらうと伝わりやすいかもしれません。
映画を観ていなくても大丈夫な内容なので、お付き合いくださいませ(*^^*)
では、深堀っていきましょー!
■大切に想うことに距離は関係ない
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このツイートで問いかけたかったことは、
自分にとって大切な人って、どんな人?
ということなんす。
・・・それはきっとさ。
「自分のことを大切に想ってくれている人」だと思うんよね。
はたしてそれは、
1番身近な人?
会いたい時に会えて、側に居てくれて、孤独を癒やしくれる人?
『大切』ってことを考えると、どうしても近さがよぎってしまうから、「この人は側にいてくれるから自分にとって大切なんだ」と感じてしまうと思う。
・・・でもね?
たとえ近くにいたって、隣で寝ていたって、その人が自分のことを大切に想ってくれているかどうかは、別だよね。
単純に接する頻度が高いからお互いのことを想う時間は多いはずだけれど、お互いを『大切に想い合えている』かどうかは、別。
■簡単に想える手軽さに惑わされない
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側に居てくれる人であろうと、遠く離れた人であろうとさ。
自分がその人のことを大切に想えているかどうか
・・・これが全てだと思うんよね。
距離の話をすると、隣にいる人よりも遠く離れている人の方が、意外と自分のことを「大切に想ってくれている」ということもあるはず。
離れていてすぐには会えないからこそ、ただ想うだけではなく、想いが深くなって相手を『大切に想う』ようになる。
自分の心を、相手に近づけようとしたくなる。伝えたくなる。
相手の心を、自分に手繰り寄せたくなる。寄り添いたくなる。
もしくは、あえて距離を保とうとする。距離を取ろうとする。
・・・それが『大切に想う』ということ。
「側に居てくれるから」という理由で
心を近づけることをサボっていないか?
「遠くにいるから」という理由で
自分のことを大切に想ってくれている人の存在に鈍感になっていないか?
・・・すぐに会えるからこそ、簡単に想えるという手軽さに惑わされてはいけない。
大切に想うことに、距離なんて関係ない。
「自分が大切にしたい!」と決意すれば、離れていても心の距離を縮めることはできる。
側に居てくれる人のことしか見えないのは、自分が孤独に負けてしまって、自分にとって本当に大切な存在を見失っているだけだ。
側に居るのに大切に想い合えていないのは、自分の孤独を埋めるためにその相手を使っているだけだ。
■【さいごに】距離ではなく心で満たす
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ちょっと強めの口調を使ったので、グサッときた方もいるかもしれないですね(^_^;)
ほっこりボヘミア〜ン(・∀・)
・・・いや実際ね?
側に居てくれる人って、有り難いっすよね(^^)
会いたい時に会えて、何かやろう!と思った時にすぐ一緒に動けてさ。
ただもしその人が明日から側に居なくなった時に、大切に想えるかどうかを考えた方がいいかもしれないっす。
側にいないわけだから、自分のことを距離の近さで満たしてくれることはなくなる。
そんな状況でも、その人のことを大切に想えるかどうか。
自分の孤独を埋めるためではなく「相手の孤独を埋めるため」に、自分の時間や心を使えるかどうか。
もし使えなさそうなら、自分が大切に想うべき人は他にいるか、自分の決心が弱いかだと思います。
・・・そして今の自分には必要のないと思っていたり、必要とされてないと思っている人が、自分にとって『大切に想うべき人』かもしれない。
その対象はきっと、
「この人と一緒だと自分の孤独が埋まる気がする」
「一緒にいると楽しくて寂しさが無くなる」
と感じる人ではなくて、
「自分の力をこの人のために使いたい」
と感じる人。
それこそが自分にとって『大切にすべき人』
刺激で孤独を埋めることはできない
孤独を埋めるために必要なのは居場所(ホーム)
だけど、そこにいるだけでは孤独は埋まらない
その場所を自ら温めて大切に想うこと
そこに居る仲間の孤独を埋めようとすること
自分の存在意義を感じることで、
ようやくそこが『自分の居場所』になる
そして、やがて自分の孤独も和らぐ
僕はこう思います。
・・・読んで頂きありがとうございましたっ!!!
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⇓むか〜し、ボヘミアン・ラプソディーを映画館へ観に行った時の懐かしブログですー!よかったらぜひ♪
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