見出し画像

疾患別リハビリテーションのほんとのところ

お読みいただいている皆さんありがとうございます。

理学療法士の唐沢彰太です。

リハビリテーションにはいくつかの分け方があります。

・医学リハビリテーション
・職業リハビリテーション
・社会リハビリテーション
・教育リハビリテーション
・リハビリテーション工学

この中で、今回は医学リハビリテーションの中身について書いていきたいと思います。
医学リハビリテーションも病期別に分かれています。

・超急性期
・急性期
・回復期
・生活期(慢性期)

これらは、病気を発症してからの経過時間や治療内容によってわかれていて、リハビリの目的や役割も異なっています。
一方で、疾患別に分ける場合も最近では急増して生きています。

・神経疾患
 例)
  ①脳血管疾患
  ②脊髄損傷
  ③神経難病
・整形外科疾患
・呼吸器疾患
・内部疾患
・心疾患
・スポーツ疾患
 などなど

このように疾患によってリハビリテーションは分けられてきています。
そもそも医学の領域では、<○○科>のように疾患別に分けられており、それぞれの科に属する医師からリハビリの指示が出されるため、リハビリが疾患別にあるのは自然かと思っています。

一方で、現場のセラピストがどれくらい疾患別に動けているのか?という実態ですが、あまり浸透していない印象です。
一人のセラピストが、様々な疾患の患者さんを担当していることが多いと思います。
リハビリは疾患ではなく人を見るので、疾患で分けるのは…と思う方もいらっしゃるかと思います。
ですが、実際疾患別に病態が存在し、介入方法も大きく変わってくることを考えると、必要な知識や技術、方法が求められるのは言うまでもありません。

理学療法士・作業療法士の数が激増している今、専門性のあるセラピストの受容が増加してくるのは間違いなく、自分の【強みとは何なんだろう?】をしっかりと考えられているセラピストが社会的にも求められてくると考えられます。

今自分が興味を持っていること、リハビリをしていて楽しいかどうかなどいろいろなことを参考に考えるのも良いのかも知れません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そこで、パーキンソン病患者さんに対するリハビリテーションに関するセミナーを開催します!!
興味のある方、今パーキンソン病の患者さんを担当している方必見です。

第3回スペシャルセミナー【パーキンソン病患者に対するリハビリテーションの考え方】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?