「国の借金」の勘違いを、財務省の方も認めました。
一過性の時事ネタのようなものは、Facebookの方でだけ上げていこうと思っていたのですが、今回の件はやっぱり大事な転換点となりうるので、noteでも残しておくためにアップします。可能ならぜひ他の方にも伝えてシェアしていただけると嬉しいです。(こんなのも雪かき仕事ですね)
「国の借金(政府の債務)を減らしたら、私たち日本人の預貯金が無くなって貧しくなる」という事実を、財務省の役人も認めざるを得なかったみたいですね。
さすがの自民党議員たちも「ええ~?」と、どよめきを隠せなかったとのこと。
財務省は「民間の預貯金があるから国債を消化できている」という説明をしてきましたけど、実はその逆で「国債を発行するから民間の預貯金が増える」のが事実だと認めたので、そりゃ議員さんも「ええ~?」となるでしょう。
だって、国の借金をすべて返そうと思ったら、日本中に出回っている現金紙幣をすべて回収しなくちゃいけないんですよ? (ホントは足りないけど…)
日本中の現金紙幣をすべて回収したら、そりゃ国の借金はがーんと減るかも知れませんが、いったい日本の経済はどうなるんですかね? 物々交換の経済でやっていくんですか?
「赤字国債を出したら、将来世代にツケを回すことになる」とかいうよく聞く説明は、まったくのデタラメですからね。
まあその金で海外のモノを買いまくったら確かにツケになりますけど、国内で使うのであればお金もモノもサービスもそのノウハウもすべて手元に残りますから。
それによってインフラを整備したり、誰でも学校へ通えるようにしたりするんですから、むしろ「将来世代への投資」です。この30年ひたすら日本がやってこなかったことですけど。
「家計の負債」と「政府の負債」はまったく質の異なるものです。同一に考えてはいけませんので、どうぞ勘違いなさらぬよう。
将来世代への本当のツケは、ボロボロになった日本を残してしまうことです。
※ 動画は西田昌司参議院議員のチャンネルから。ちょうどそれについてしゃべっているところから始まります。