見出し画像

カラダノートの事業は少子化対策の一環だと考える理由

新型コロナショックの影響で、経済活動は停滞
金融市場も大荒れな日々ですが、私としてはこれが少子化に拍車をかけないか?非常に懸念をしています。

第一生命経済研究所がリーマンショック後に出したレポートでは、
”不景気が直接的に少子化に影響する”というデータは日本では出なかったようですが、欧州やOECD諸国では一定の相関があるそうです。

特にコロナショックで、”学校一斉休校=子供がいると働きにくい”という印象がついてしまったとしたら、ネガティブな状況だなと感じたりもします。

それを一朝一夕に改善することはできませんが、
弊社が少子化対策をどう考えて事業をしているか?簡単にご紹介

即効性として”経済的メリット”を高める

キャッシュレス事業者が多額の予算を投じ、利用を加速させたことは記憶に新しいところです。国としても最大5%還元の「キャッシュレス・消費者還元事業」を進め、結果としてキャッシュレスの利用率は非常に高まっているようです。

過去を振り返ると、Y!BBがモデムをばら撒いてブロードバンドを急速に加速させたこともあります。その後にコストがかかることがわかっていても、入り口のハードルを一気に下げられるとはじめてしまう。

また、結婚しない理由・子供を作らない理由としていつも上がるのが”経済的”な理由。それだけではないと思うものの、大きな一因になっていることは間違いないと思います。

カラダノートの事業として”経済的メリット”を高めたい

足元弊社の事業で”経済的メリット”としてご提供しているのが、自社開発のノベルティ配布 興味がある商材・サービスについてアンケート回答をしていただき、連絡が行くことを許可していただいた方全員に、オムツポーチやお食事エプロンなどの商品をご提供しています。

たかが知れているメリットではありますが、これまで何も貰えていなかったポイントで育児グッズを全員もらえるようにした。というのは大きいかと思います。おかげさまで、手法を他社にたくさんパクってもらえるレベルにはなりましたw

ただこの小さいメリットだけを考えている訳ではありません。
参考にしている目線は、アリババが提供する”芝麻信用”
Fintecのような信用スコアをつけることはできませんが、”出産前後”という家族属性データが信用スコアに似た価値があると考えています。
そのデータによって、様々な企業からメリットを提供する社会を作る。
すでに自治体で”子育て応援パスポート”みたいなことはしていますが、それをもっと大々的に提供する社会を作っていきたいです。

さらにいうと、短期的なパフォーマンスだけでも良いので、国にバラマキのテストをして欲しいなと思っています。出産一人当たり100万円とか配ったらどの程度増えるのか?(ある種の価格弾力性)を試して欲しい。
一人人口が増えたら、いずれ100万円以上の納税をすることは確実なので、Y!BBのモデム手法として挑戦して欲しいなと思っています。

遅効性として”幸福感”を広める

初期投資といずれ回収できるLTVで見たら、”経済的メリット”も永続性があるとは思いますが、短期的に見たら出血を伴うため即効性重視の短期手法だとは考えています。

なかなか浸透させることは難しいものの、永続性があると考えている施策が”家族を持つことでの幸福感を広める”ことだと考えています。

そのために考えていることは2つ

幸福感を阻害する要素を取り除く
ポジティブな情報をたくさん発信

子育ての幸福感については色々実感しているポイントがありますが、書き出すと長くなるので雑に言ってしまうと人間の本能的に楽しい要素が多いのだと思っています。

ただ、その幸福感を阻害する要素が非常に多い!

特に、子育てに対して求められる水準と社会的なサポートのギャップが大きいことが課題だと感じています。その水準を下げることと、より子育てをサポートするサービスをいくつも提供していくことが我々にできることかなと。

合わせて、ポジティブな情報をたくさん発信する。
子供がいる家庭って楽しそう!という情報が世の中に溢れる状態になったら、必然的に”子供欲しいなー”と思う人が増えると思います。
そんな社会にすべく、広報にも力を入れています。

まとめ

年始のnoteでも書いた通り、少子化はイノベーションを起こす確率すら下げていくと考えています。

出生数86万人と急減する中、カラダノートが見据える未来

自分たちの子供やその先の世代のためにも、我々の世代で少子化を改善させるべく、事業としても貢献をしていきたいです。


(定型PR)
社会をよくしたい!という想いがある方、募集しています!

よろしければ「スキ」や「フォロー」お願いします。ぜひTwitterもフォローしてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?