出生数86万人と急減する中、カラダノートが見据える未来

明けましておめでとうございます!
本年も何卒よろしくお願い致します。

新年一発目は、昨年末大きなニュースになった出生数急減に対して、
カラダノートとしてどう考えているか?どういう未来を描いているか?
を書きたいと思います。

出生数86万の衝撃

弊社が初めて妊娠・出産領域のアプリを提供し始めたのは2011年末。
「妊娠なう(現ママびより)」が最初でした。
当時の出生数が105万人で、減少していくことは確実。
という状況でした。
それから約5年(2016年)に初めて100万人を割ったというニュースがあったかと思ったら、わずか3年で90万人すら割ってしまうという衝撃的な状況です。

”人口減社会に対応していくべき”というお題目は弊社のような業態に限らず常々言われていることではあるものの、ここまで急速な減少は誰も予想していなかった。ビジネスに直接的影響があるかどうかは置いておいても、日本の将来を考える上では非常に憂うべき状態だと考えています。

子育てマーケットはどうなのか?

中長期で考えると、急速な少子高齢化は非常に多くの影響が出てくると考えていますが、では短期的にみて子育てマーケットはどうなっていくのか?

結論としては、右肩上がりの傾向になっています。

ベビー用品・関連サービスの市場規模推移(引用元 矢野経済研究所)

画像1

もちろん、昨年の急速な出生数減少は織り込んでいない推移ではありますが、2011年以前から大幅に出生数は減少している訳で、

子供の人数は減るが、一人当たりにかける金額は増えて、市場も伸びている

という傾向は一定までは変わらないと考えています。

この伸びを支えているトレンドが、
・共働き世帯の増加
・アクティブシニアによる3世代消費
だと言われています。

比較的消費余力はあるが、時間がない共働き世帯に対して、
特にサービス市場が伸びている。
保育園・託児所、食材宅配、オンライン○○などが特徴的です。
弊社としても、子育Techという形で、より子育てを便利にしていくべく事業を展開しており、その伸び余地は日々感じております。

また、出生児のおじいちゃん・おばあちゃん世代はまだまだ現役
平均出産年齢を考えると、60歳前後が想定されますが、消費も積極的。
少々前の数字ではありますが、2015年に三菱総合研究所が試算した市場規模は約3.8兆円。
内訳として1位はプレゼント・お祝い(29%)、2位が旅行・レジャー(19%)、3位食費、4位外食。
実感としても、プレゼントをもらうとか一緒に旅行に行くとかは私も何度もあるので、この市場は伸びていると感じます。

カラダノートが作りたい日本の未来

経済的な市場規模はまだ右肩上がり。
であれば、人口減でも良いのか?というと全くそんなことはありません。
会社としての市場減少リスク以上に、日本の未来のリスクを強く感じています。

AIなどのイノベーションによって、人口減少社会を乗り越えよう!
という掛け声は私も非常に共感はしています。
ただ一方で、長期的にみたら人口減少はイノベーションが起きる確率すら下げてしまうと考えています。
会社経営で考えるとわかりやすいですが、
”退職者が多いけど、イノベーションで乗り切ろう!”
と言われて現実味があるかどうか?

理想は、人口も増えるしイノベーションも起きる社会だと思います。

人口が増えない1番の元凶は、将来が悲観視されているから。
平均初任給と物価の対比で考えたら、私が生まれたころの方が経済的には困窮していた訳ですが、未来が明るく見えていたので出生数は多かった。

カラダノートとして成し遂げたい未来は、
会社のビジョン「家族の健康を支え笑顔をふやす」と一致しますが、

(子供に限らず)家族の仲が良いとより幸せな人生を送れる。
そして何より、”子育ては楽しい!”

という価値観をより広げ、子供を産み育てることに対してポジティブな社会にしていきたいと考えています。

そのために直近取り組むこと

そのためにも、今年はこれまで以上に社会をヘルシーにしていくことを意識して、事業展開を加速していきたいと考えています。

カラダノートは、”ヘルシーウェイ創造業”

毎年の定型ではありますが、今年が勝負!

カラダノートが提供する、ヘルシーを加速させるサービス群に是非ご期待ください!

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