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原点を思い出すツールって持っていますか?

昨日は大阪の箕面に行ってきました。子どもたちが春休みなので、「1日くらいどこかに行っておきたいな」と思いまして。電車でそれほど時間もかかりませんし、自然が豊か。いいところです。

とはいえ、僕にとってこの時期の天敵は花粉。朝から半日ちょっと過ごしただけですが、お昼ごろには目が充血しておかしくなるし、帰宅後は疲れて寝てしまいました。これ、間違いなく花粉のダメージ。アレルギー反応ってちょっと時間差できますから。

それはさておき、久々の箕面。もう何年も行っていませんでしたが、僕がこの地に訪れる際には「なるべく寄るお店」があります。

そこは、僕が新人時代にすごくお世話になった上司がオープンしたお店。もう時効ですが、オープンの時にはチラシ等の販促ツールをつくったり(実際は“つくらされた”)したこともよく覚えています。

では、僕がなぜ、このお店に「なるべく寄るようにしている」のか?

それは僕にとっての「原点行動」だから。

すべての物事は変わり続けること。これが唯一変わらないことですから、新人の時や新人になる前のフレッシュな感覚も当然、時間の経過とともに変わっていきます。学びもそうですね。大事なことでも忘れたり薄まったりしていく。

僕はそんな感覚や学びを「思い出させてくれるスイッチ」みたいなものは必要だと思っています。そのスイッチを押してくれるものが「原点行動」なんですね。これをたまにやるようにしています。

で、このお店になるべく寄るようにしているのは、新人の時にこの上司に教えてもらった大事なことや、その時の感覚を思い出すため。自分で自分をリフレッシュさせます。

そうですね。昨日もたくさんのことを思い出しました。

ひとつ、強く思い出した学びは「物事をフラットに見る目」かな。

僕が見てきたすごい人は情報のとり方も独特。この上司も、ビジネスや経営書、著名人があーだこーだ言っていたことなどは大して気にもとめません。それよりも自分が体験した生の情報を重視し、よく読んでいたモノも、スポーツ新聞や週刊誌などが多かったように思います。

それに、僕がとある業界の社長に会った時のこと。その時のことを、「こんなこと学んだんですよ!」と、この上司に興奮気味にお伝えしたことがあります。その際も、

「それはええことやな。職業に貴賎はないからな。」

とほめてくださったことをよく覚えています。この「とある業界」というのは、いまでも世間的にはあまりいい風には見られない業界。

流行りのビジネス書に書いてあったから…ではなく、
あの人が言ったから…でもなく、

自分の目で見て体験して、
自分が感じたことを大切にし、
自分の頭で判断する。

情報をフラットに見る、扱う原点は、この方から学んだように思います。

さて、あなたの場合、「原点行動」って何がありますか?

僕の場合、他には「夜行バスに乗る」というものありますが、今はさすがにちょっと…ですね。

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