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音楽は、必要ですか?

こんばんは、いえもんです。

ちょうど本日、大好きなバンド

OKAMOTO'S

のライブにいってきた。

とにかく構成が最高だったので記録として残そうと思う。

ちなみにOKAMOTO'Sをご存じない方は、ぜひ一度ごらんあれ。

ライブはもちろんコロナ対策万全の、
1席空け、キャパ50%の客数 という形式。

場所は中野サンプラザホール。

およそ13か月振りとなる彼らのライブタイトルは

90'S TOKYO BOYS IN HALL ~爆笑ストイックライヴ~

である。

諸事情で直前に「爆笑」が外されるという一幕があったが、
それすら今日のための一演出に過ぎなかった。

まず前提として、OKAMOTO'Sのホールライブは

トークとライブのハイブリッド型。

なんとロックバンドにも関わらず、
「オカモトーーーク」と題するトークコーナーを
ファン向け動画配信の枠を飛び出て
ライブでもやってのける最高のバンドなのだ。

過去のオカモトークはYouTubeにもあるのでぜひご覧いただきたい。
同級生で組まれたバンドOKAMOTO'Sの自由闊達なトークは普通に面白い。

というわけで今回のホールライブも

トークとライブが織り交ぜられた2時間となった。

以下構成。

①メンバー出演動画の上映
②ストイックなライブⅠ
③出張!オカモトーーーク
④ストイックなライブⅡ
⑤2020年振り返り映像
⑥アンコール

①メンバー出演動画の上映

中野サンプラザの館内アナウンスにてタイトルが変更になったことのお詫びが入り、それについての映像があります…という流れでステージに掛けられた布に映像が映し出された。
1曲目につなげるための壮大なフリ映像。

我々オーディエンスは始まるがままの映像を観て
突然やってきた1曲目の予兆に気付きわああああと立ち上がる。
(声は出せない、出さない。)

②ストイックなライブⅠ

久しぶりに客前で披露されたライブアクトは言わずもがな最高であった。

③出張!オカモトーーーク

5曲くらいやったころ、突然バンドセットの前にパイプ椅子が置かれ
いつものようにオカモトーーーク(生版)がスタート。
ファンからのアンケートをもとに出されたクイズに答えるコーナー、
メンバーが2020年に経験したことをクイズにだしてオーディエンスが答えるコーナー
と、ファン参加型のトーク(クイズ&大喜利)が繰り広げられた。

この辺は2時間みっちりライブをやると熱気も出るし、
声も出したくなるしという点もあり、
OKAMOTO'Sにとって得意な形でコロナ対策のクールダウンをできていた。

④ストイックなライブⅡ

改めてライブを実施できていることを噛みしめるように演奏する彼らを観て、
オーディエンスもライブに来れているこの瞬間を噛みしめていたと思う。
セットリストはファン垂涎の曲ばかり。
逐一発せられる我々への感謝の言葉に、こちらも感謝でいっぱいだった。

「俺たちがOKAMOTO'Sだあああああああ!」

その言葉をもってメンバーがはけていき、再び投影用の布が下りる。

⑤2020年振り返り映像

ライブの終了かと思いきや2020年のOKAMOTO'Sの活動をまとめた映像が流れる。
昨年ぎりぎり開催されたライブ、新曲、TVCM出演、ソロ活動、書籍出版…
2020年OKAMOTO'Sが活動してきた結果が次々に振り返られた。
ライブはできなかったけれど、精力的な活動をしていたOKAMOTO'S。
そのおかげでファンは悲しくならずに今日という日を楽しみに過ごすことができた。
こんなに様々結果を残していたのか、と正直驚いた。
彼らにとって2020年は苦しくも着実に愚直にやれることをしっかりやった忙しい1年だったのだ。紛れもなく。
2020年は確実に存在していて、彼らの動きを目撃した自分も確実に存在していたのだと実感した。

そしてこれからも自分にとって大切な音楽、大切な人を守りましょう。
僕たちはやれることを引き続きやっていきます。

そういった言葉でライブは幕を閉じる…

かと思いきや、

ところで、みなさん

映し出される文字。

音楽は、必要ですか?

一瞬静まる空気、
とその直後に溢れんばかりの拍手がオーディエンスから巻き起こる。

⑥アンコール

その拍手に応えるように、幕(布)が再び上がり、

彼らが「音楽って本当に必要?」と自ら疑問を投げかけた1曲
(そしてライブでも盛り上がる人気曲)

”NO MORE MUSIC” の演奏でアンコールがスタート。

正直この後半の流れにしびれて涙が出てしまった。

ライブが開始した瞬間から

誰もがこの時を待っていたといわんばかりの空気感が充満していた。

もう誰もが身体中で音楽を楽しむ時間を過ごしたそのときに

音楽は、必要ですか?

そう改めて言葉で問いかけるわけである。

その問いかけに我々はハッとする。

日々そこまで必要不必要の自覚をもって音楽を聴いていなかったけど

確実にそれはもう、本当に、

必要です!必要でした!!!!!!

と。

しかもそこでのアクトが

”NO MORE MUSIC” である。

もう、最高。

(わりと最近の曲なのでぜひ聴いてください。)

大好きなバンドが目の前でライブやっている姿を
観れるのは、その空間にいれるのは、
いつだって最高だよね、という話。

長々と失礼しました。

この状況下でライブ開催を目指した、
バンド、スタッフ、レーベル、SME、会場に感謝を。

>サイトウ
おじさんの平日飲み会はもうこの世になかったことにしよ。
今から気が重い。
サイトウの春の表現がめっちゃ好きです。私は花粉症で素直に楽しめない。

>きっちゃん
とても美味しそうなチョコレートをもらったのですね。
私は自分が食べたくて買った5,000円のショコラ詰め合わせを、
半分こね!とあたかもプレゼントかのように紹介しました。
バレンタインは自分が美味しいチョコレートを食べるための商業イベント。

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