終わりの匂い、がしていた。
こんばんは、いえもんです。
ここ最近ずっと、終わりの匂いがしていた。
パートナーとは付き合って3年9ヶ月、同棲し始めて9ヶ月。
今までにないくらい、「別れたほうがいいのかもしれない」「別れるのかもしれない」「別れようか」そんなことをぐるぐる考える1ヶ月だった。
付き合っている間は喧嘩も少ないし、基本的に相手から自分を好きになってもらっていたので、相手が様々気を使ってくれていた。
出かける時は車を出してくれていたし、家が遠いのに送り迎えをしてくれた。
ただそういったことは長く付き合うにつれ、なくなっていった。
一緒に暮らし始めて、気を遣われる範囲もどんどん限界がきて、自分の要望の方が膨らんでいった。(食べたらすぐ食器を洗って欲しいとか、朝起きたらカーテンを開けて欲しいとか、朝ごはんは一緒に食べて欲しいとか。)
一緒にいることが当たり前だからそこに対してパートナーが必死になりすぎる必要がなくなったのだと思う。むしろ自分が施してもらった分返さなくてはと思っていた。(と思わなきゃいけないと思っていた。)
同棲して初めてわかるお互いの生活様式や、態度、行動がたくさんあった。その中で些細な衝突がたくさん生じ、それが積もると「冷戦状態になる」ことを繰り返していた。冷戦状態とは、お互いの行動にイラついたり傷ついた際、相手にそれが伝わらず、こうなったら冷たくして気付かせるぞ!となる不毛な喧嘩状態。不機嫌状態。
話すべきことを避ける付き合い方ではないため、冷戦状態になっても必ず件についての話し合いがおこなわれた。
それでもたった数時間の数日間の冷戦はどちらも得がなく、ストレスになるだけ。
わかっていてもこれは繰り返された。
そんな何回目かの冷戦中、
明日から仕事なのにパートナーが神妙な面持ちでソファに座るよう促した。
「ちゃんと話をしよう」これが和解の時間が始まる合図。
自分は真面目な話が本当に苦手だから、大事なこの時間が実はいちばん苦手だ。(うわ…きた…嫌だ…)とすら思っていた。そして「別れよう」が出るかもそう思った。そんな雰囲気だった。
正直今、結婚したいかと聞かれたら、わからない。
パートナーを愛しているか?これも、わからない。
多分ここまでの文章を読むだけでも自分本位すぎてパートナーに対する愛情が読んで下さっている方には欠片も感じられないのではないだろうか。
そこに愛は、あるんか?
わからん、わからない。
そんな状態なので、それは相手にも伝わり、不安にさせていた。
今までは同棲からの結婚とほぼほぼ決め切っていたが、
ここにきて「別れる」という選択肢がじわじわと滲んできた。
まさに、『花束みたいな恋をした』のセリフ
「…でも1回別れること考え出したらね、かさぶたみたいに剥がしたくなるんだよね。」
このセリフが頭の中で繰り返されている。
自分は引き分け狙いでボール回している状態なのだろうか。
なお現在は、もう一度歩み寄って冷戦を起こさずお互い気遣って生活する。
ということで最後の様子見という段階。
終わりの匂いはほのかになった。
まだどうなるかはわからない、現在進行中の迷い話でした。
>サイトウ
散歩いいね…。道歩いていてもふとスマホ見てしまうから、ちゃんとした散歩久しくしていない…、しよ。哲学の道とはまさに歩き慣れて無意識でも歩ける道のこと、私たちにもあるんですよね。
>きっちゃん
嘘が即バレしてちゃんと謝るのがきっちゃんだね。嘘下手すぎるので、滅多に使いません。使うときは全力で嘘つきます。
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