ベスト4準々決勝スタート、ワールドカップが後一歩の所に…。

ベスト8、どの試合も色の違う展開を見せてくれました。

4戦別のサッカーを見せられた感じがします。　ただ、どれもやはりワールドカップ、緊張感はただならぬ物がありました。　体感的に前半どの試合も早く終わった感覚でした。　ほとんどの試合が延長後、一気に動きドラマが生まれと思います。　
まずは、この4試合で一番ワールドカップな感じを受けたイングランド対フランス戦の感想をしていきたいと思います。
どちらもレベルの高い戦いでした。　フランスのチュアメニ選手のロングシュートが入りフランス先制、日本代表が見習ってほしいシュートです。　とにかくどのレンジからもシュート撃たなければ得点には近づけません。　そのあとイングランドケイン選手のPKが決まり同点、ケイン選手はこのゴールで元代表ルーニー選手と並ぶイングランド最多得点者になりました。　その後ジルー選手の勝ち越し点、後半ロスタイムに再びイングランドPKのチャンスが来ます。　蹴るのは先ほどPKを決めているケイン選手、誰もが同点に追いついたと思いましたが、蹴ったボールは無情にもバーの上に…。　ロスタイムや最多ゴールなど一瞬雑念が過ったのかも知れません。　98年にバッシングを受けたベッカム選手が2002年のワールドカップでPK蹴った時、気迫でねじ込んだのを思い出します。　掛かる重圧は計り知れせん。イングランドはまたPKの呪いを引きずらなければならないのか…。　終始攻守に渡り素晴らしい試合でした。　私が応援していたインクランドもここまで…。
　
次はクロアチア対ブラジルです。　前半後半ともに両チームとも得点を奪えず延長戦へ、クロアチアにとっては前回大会から引き続き5度目の延長戦になります。タフ過ぎます。　延長前半ブラジルネイマール選手が個人技で決定となる得点をあげます。　この段階でもう決まったと思いましたが、クロアチアはチーム自体が神かかっています。　延長戦は前後半あります。　延長後半クロアチアがブラジルゴールをこじ開け引き分けに、正直これぞワールドカップって感動しました。　クロアチアの勝ちパターン。　PK戦になり日本戦のリプレイを見ているかの様に展開が進み、最後ブラジル選手が外しクロアチアの勝利。　PKのバーに合ったて終わるあの音はほんと無情ですね…。　この試合は日本戦同様、ここまで引きずり込んだクロアチアの強さです。　チームが鉄人化してる。　

三つ目はポルトガル対モロッコ戦です。　まず初めにユニホームがホーム、アウェーデザイン似すぎて、一瞬どっちか解らなくなってました。　前半42分モロッコユセフ選手の打点の高いヘディングで得点を上げます。結果的にはこれが決勝点になりモロッコがアフリカ発のベスト4に駒を進めます。　最後ポルトガルロナウド選手も決定的な見せ場が来ますが、ゴールにならずピッチではこらえていましたが、ロッカールームに向かう途中で涙してました。　守り切りワンチャンものにしたモロッコの強さとやはり会場の空気感が味方に付いたのだと思います。　後余談ですが、モロッコのサポーターもスタジアムを掃除して帰るようです。　日本サポーターが心がけてる事が伝わって行ってうれしく思います。　

さて4つ目ですが、オランダ対アルゼンチン戦ですね。　今大会一番大荒れの試合になってしまいました。　試合は前半にメッシ選手など得点により1-0で折り返します。　後半始まってメッシ選手のPKが決まりリードします。　後半も終わる頃にオランダが1点を返し、散々ゲームが伸びたためロスタイム残り一分にオランダがフリーキックからサインプレイで同点に追いつきました。　延長戦でも勝敗つかず、PK戦へ4本決めたアルゼンチンが勝利を勝ち取りました。　ただこの試合はあまり喜べたものではなく、ほんとひどい試合になってしまったなと感じます。　イエローカード18枚、レッドも出てたらもっと大変だったかも知れません。　レフリーも途中から解らなくなってきてたのではないかと感じます。　ああも連続でもの事が起きてしまうと混乱してしまいます。　ただ国同士の真剣勝負、これもまたワールドカップだと感じました。

この大会で一番多くの試合を楽しめる4チーム

負けたチームの選手はもう少しこのチームで試合をしたかった、とコメントする方も多いです。　勝てば勝つほど、チームは良くなりメンバーを愛する様になります。　あと試合数により得られる賞金も違うので、この4チームはタイプは違えど、本当に強いチームになります。　
アルゼンチン対クロアチア全大会でも戦っており、アルゼンチンはリベンジ戦になります。　決定機を生むメッシか、チームの心臓モドリッチなのかまた延長まで行ったら見ものですね。　ただアルゼンチンは大きなデメリットを抱えたかも知れません。　それは審判団にあまり良い印象を持たれていないかも…。　どれだけテクノロジーが進化しても、最後の判断は人の目です。　モニタールームの審判が主審に報告しなけりれば、ゲームは続きます。　また大荒れにならない事は願うばかりです。　
もうひと試合フランス対モロッコ戦です。　モロッコはフランスとの繋がり強く、フランスでもモロッコルーツのフランス人が多いためこの試合もまた別の視点で見ると面白い試合になりそうです。　今大会ここまで絶好調のエムバペ選手、常時笑顔が見えるなど余裕を感じられます。　注目はこのエムバペ選手に対峙するで有ろう、モロッコのハキミ選手です。　ともにパリサンジェルマンの選手なので、手の内を知ってる同士です。　ただ乗りに乗ってるエムバペ選手に分があるかもと感じています。

どちらにせよ後2試合で決勝進出するチームが決まります。
もしかしたら、またワールドカップ初の全大会と同じチームの決勝戦もありえるかも知れません。　4年間何してたの? 見たいな空気は出てしまいますが、8年通してそのチームが強かったってことでしょう。　後はバロンドール取得者がワールドカップを掲げられないなど色々ネタは尽きませんが、どこが勝ち上がって来るのか楽しみです。　
今回もご観覧頂きありがとうございます。　決勝戦前にまた書けたらと思っています。　良かったら見て頂けると幸いです。　後こんな未熟な記事にいいね頂けた方々に感謝します。　ではまたサッカーに関心を…。
ちなみに、アレクサに聞くとフランスの優勝が濃厚との事です。　うーん解らなくもないが、　AIでも理解出来ない事が起きるのよ、ワールドカップって…。