沖縄ほにやの言う楽しさから卒業する

沖縄ほにやの言う楽しさは本当の楽しさではない。
彼等は踊りに共感して、陶酔し、同調していく。
そして、楽しさで動員する節もあった。

それは、最大公約数の楽しさに埋もれる可能性があるから。
私の場合、話のズレで封殺されることが多かった。

ズレでの封殺は辛かった。目の前で「自己満足」、「役に立たない」と言ってきたのだから。当時、人間関係の分析してて、どうやって具体的に描いてけば良いかと言った時にそう言われた。

その上で彼らは、私に「踊りを楽しもう」と言ってくる。
彼等は、踊りを楽しむ事にしか関心がなかったようだった。悔しかった。個性の尊重だの建前では言っていても、口先だった。

奴らには踊りの楽しさを伝えるだけの技量は一つもなかったと思う。
当時は若く「楽しさ」に共感できないと、ヒステリックになるものいたから。それ以外に女性のメンバーも多くいたが、数人の中心メンバーは、踊りの練習で、批評と言うダメ出しで「ズレ」の事ばかり言ってきた。

それもあり、楽しい事は一つもなかった。
彼等は踊り以外に何一つ無関心だったのだから。

最近、他に自分の楽しみが必要だと思った。

私は沖縄ほにやの言う「楽しさ」に埋もれていた。
埋もれるどころか、持っている価値観を否定されて、反抗できなかった。
辞めてから初めて反抗した。批判した。

入っているときは理解されようとして、露骨になり過ぎて、失敗もしたが、辛かった。きつかった。楽しい面もあったが最初だけだ。
団体の為に貢献しようとして、役を担おうとしても、横やりでダメになった。新しい踊りを作るとか言って、協力してアイディア作った、提案もしたが、却下された。協力してくれと言われても、それは縦前のみだったようだった。

みんな敵に見えた。中には「そうじゃない」といっても、私には敵でしかなかった。どうせ誰も理解しないだろう。沖縄なんだから。
誰かフォローしてくれれば、良かったが、それもなかった。

沖縄ほにやは楽しいことにしか、関心がない。
それ以外の事には、関心ないのだろう。

彼等の楽しみに、もう埋もれたくはない。
自分は自分の楽しみ、他の楽しさを持っていきたい。
楽しみは人間の持つ基本的な感情で、欲望の一つだ。
欲望に光と影はあるが、沖縄ほにやの言う楽しさに煽られたくはない。
煽られても、共感できるものでもなかった。

沖縄は同調している物にしか味方しない。