自殺を図った人は必ずしも最悪な状況にあったわけではない!?
一言でいうと
自分が描いたストーリーとのギャップで幸福・不幸が決まる
活用シーン
自己啓発、幸福感
内容
フロリダ州立大学教授、ロイ・バウマイスターの調査
自殺を図った人間は、必ずしも最悪な状況にあったわけではなく、ただ自分に対する期待に及ばなかったのだという。現実の人生が、思い描いてきたストーリーに合わなかったのだ。
『残酷すぎる成功法則』エリック・バーカー
経済的に成功した人でも、温かい家族がある人でも、自殺をする人はいます。そうすると、自殺をする本当の理由は何なのでしょう。
それを、ロイ・バウマイスターは上記のように読み解いています。
たとえば、「自分はこれぐらいはできるはずだ」とか、「自分はこういう人間であるはずだ」という自身の描いたストーリーがあり、そこから外れたときどーん、と自尊心が下がる。
その人も、悪い時もあれば、いい時もあるはずです。楽しい時間を過ごしていても、自分のストーリーに遭わなければそれが不幸感を感じさせると言います。確かに、いいことを素直に喜べず、自分はそれにふさわしい人間じゃない、なんて悩んでしまうこともありますね。
となると、問題は「自分が描くストーリー」。
これは違う言葉で言えば、思い込みです。
それを取り去ってしまえば、起こる物事を素直に受け入れられるのかもしれません。ある意味、私たちはとっても狭いものの見方をしているのかもしれません。
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