夫婦はお互い「自分のほうが頑張っている」と思いがち?
一言でいうと
自分ばっかりやらされていると感じやすい
活用シーン
自己啓発、人間関係、夫婦関係
内容
カナダ、ウォータールー大学のマイケル・ロスの実験。
何十組かの夫婦に20の活動リストを見せた。
リストには、「朝食を作る」「皿を洗う」「家の掃除をする」などと書かれています。
この項目に対し、どれくらい自分がやっているか?パートナーはどれくらいやっているか?を回答してもらった。
結果、20項目のうち16項目の活動で「自分のほうがたくさんやっている」と答える傾向があることが分かった。80%の活動で、自分がやっていることを多く見積もっている、ということらしい。
「世界最先端の研究が教える すごい心理学」内藤 誼人
「俺ばっかり」「わたしばっかり」
まあ、夫婦の会話というか、トラブルで結構多いのはこんな話かもしれません。やっている、いないはともかく、お互いが「自分のほうがやっている」「自分のほうが損をしている」という思いを持っているようですね。
なにしろお互い、8割の家事を「自分がやってる」というなら、かぶった6割分は本当はどっち!?ということになります。こういう時に、謙虚に相手を認めるというか、感謝する気持ちを持つことが夫婦円満の秘訣なのかもしれません。
このほかにも例えば、自分の能力を人は過信する傾向があるとかいった心理実験はけっこうあったりします。総合的に考えると、人は自分にけっこう優しいと言えそうです。
そういった傾向、知っておくと、何かのときに自分を振り返りやすくなるかもしれませんね。
こんな心理実験集めたマガジンです。
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