マガジンのカバー画像

スープ・レッスンseason3.冬

19
cakesに連載した『スープ・レッスン』から、冬のスープ18品を2022.11月から2022.2月の間にこのマガジンにまとめていきます。更新は基本的に週に2回。
1本で買うと300円ですが、マガジンを1回買うと18レシピ全部読めます。冷蔵庫に入っている食材から…
¥800
運営しているクリエイター

#レシピ

【スープ・レッスン season3.冬】もくじ

※この記事は有料設定されていますが、最後まで無料で読めます。 寒さが増して、温かいスープが食卓にあると落ち着きますね。「スープ・レッスン season3.冬マガジン」では冬のおいしい食材で作れる18のスープレシピを、11月末から2月の頭にかけて掲載するマガジンです。掲載レシピはあらかじめ下の目次で見られますので、ぜひ見てみてください。今回のマガジンにはこの目次以外に、全18レシピが入ります。1レシピずつの記事は丁寧でボリュームも多く、本1冊分はゆうに超える情報量です。 記

¥100

香りふくよか、ミルクいらずのごちそうクリームシチュー

本格的なルーは簡単に作れた!みんな大好き、クリームシチュー。でも、ルーから手作りするなんて考えたこともない人が多いのではないでしょうか。実は、ものすごーく簡単なんです。同量の小麦粉とバターを炒めて、水分でのばせばいいだけです。 クリームシチューはミルクを使うのが一般的ですが、今日は牛乳を水にかえて軽やかに作ります。小麦粉とバターと水だけで作ったルーは、香ばしい小麦とバターの香りがして、なんともいえずやさしい味。ここに、かぶと鶏肉を加えれば、ほんとうに簡素な、いわば「シチュー

¥300

香ばしさがたまらない! 焼きブロッコリーのスープ

だしを使わず、焦げ目でおいしさを作るゆでて食べることが多いブロッコリーを、今日はオリーブオイルで焼くことから始めます。さっと焦げ目をつけてから、水を入れて煮ていきますが、たったひと手間で、全く違うブロッコリーの魅力を感じることができます。 だしは使わず、加えるのは水と塩だけ。焦げ目の色やうまみが水に溶けだし、コンソメのようなきれいなスープになります。うまみを少し粉チーズで補えば、これだけで十分なごちそうです。焦げたブロッコリーの風味が後をひき、一人半個は軽く平らげてしまいま

¥300

とろりと甘〜い長ねぎと鶏皮を合わせた、冬のこってりスープ

コンビニでも買える焼き鳥で、時間をかけた味をスピーディに。風邪に気をつけたいシーズンです。予防法もいろいろ紹介されていますが、手洗いをマメにするぐらいしかないようです。せめて熱々スープで栄養をとって、基礎体力をつけておきたいですね。 さて、今日の主役は冬が旬の長ねぎ。すらりと伸びた白ねぎを薄切りにし、よく炒めてスープの素にします。これにあわせるのは鶏のだしです。といっても、生の肉や鶏ガラからとるのではなく、コンビニなどで売っている焼き鳥を使って手軽に作りましょう。 とろん

¥300

おなかにやさしい、山芋と味噌だけの簡単とろろ汁

これだけで一食になる、冬のスタミナ食芋類の中で唯一、生食できるのが山芋です。中でも山芋をすりおろして作るとろろ汁が有名ですよね。 一見ごちそう感があって、ちょっと作るのはめんどうかな…と思うとろろ汁。基本はものすごく簡単で、山芋と味噌だけでできるんです。無駄な材料を何一つ入れない、ストレートなレシピをお届けします。 山芋は秋から春にかけてが旬、1月になると水分が抜け風味も増します。シンプルにお芋を味わうとろろ汁には今がちょうど向いています。今回は最も手に入れやすい「長芋」を

¥300

手早くできる、とろとろ焦がしたまねぎスープ

めんどうなたまねぎ炒め、こうすれば10分ちょっと!「焦がしたまねぎ」の持つ、フルーツのような甘さとうまみが楽しめる、シンプルで奥深いスープです。 「飴色たまねぎ」という言葉には、魅惑的な響きがありますよね。 実は、今回ご紹介する方法なら、わずか10分ほどで、たまねぎがおいしそうな薄い飴色に色づきます。 この茶色に色づいた、とろとろのたまねぎをマスターすれば、たった一人分から、オニオングラタンを作ることも可能です。ぜひお試しください。 焦がしたまねぎのスープ材料(1人分)

¥300

残った白菜使いきり!とろみのきいた中華風クリームスープ

余りがちな食材を食べ切ろう少しずつ残った食材を食べて冷蔵庫の中をすっきりさせたい、そんなときに向いているスープです。使う食材は、白菜、それに牛乳。冷蔵庫の中で余りがちなアイテムを一気に使ってクリームスープを作ります。 クリームスープ、といっても洋風ではなく、にんにくとごま油を効かせた中華風。白菜はもともとうまみの多い野菜です。それに牛乳のコクが加わるため、だしなし、肉なしでもきちんとおいしいスープになります。白菜に少し焼き色をつけて、さらなるうまみを加えます。 やさしいと

¥300

芯から体があたたまる、冬の日のかぼちゃポタージュ

かぼちゃ、バター、塩だけで作る、究極シンプルスープたった3つの材料に水を少し使うだけで、クリーミーで濃厚なかぼちゃのポタージュができあがります。ミルクも、たまねぎも、ブイヨンも不要です。 夏のおわりから秋口に収穫されたかぼちゃが、少し貯蔵されたことで水分も適度に抜け、食べごろです。煮崩れやすいかぼちゃはとてもポタージュ向きの野菜。バターで炒め煮することで形がなくなり、ブレンダーなど持っていなくても簡単にポタージュ状になってくれます。 作り方はほんとうに簡単なのです。水をう

¥300

キャベツと豚肉が、いくらでも食べられるあまざけ味噌汁

糀(こうじ)のうまみが全身にしみわたる。今回は、発酵ブームで注目を浴びた「あまざけ」を使った味噌汁です。 いつもの味噌汁にあまざけを少し加えるだけで驚くほどうまみがアップし、やさしい味わいの味噌汁になります。 あまざけは糀(こうじ)を使った発酵食品です。 味噌とあまざけ、どちらも糀からできた兄弟のようなものですが、このふたつをかけあわせると発酵食品独特の複雑な味わいとコクが、さらにふくらみます。 キャベツと豚肉が、いくらでも食べられてしまいそうな味噌汁を、どうぞお試しくだ

¥300

塩と水で十分おいしい、プリプリ牡蠣のスープ

旬の牡蠣のうまみをストレートに味わう冬のご馳走である「牡蠣」を使って作る、シンプルを極めたスープです。 牡蠣はむき身で売られています。砂を吐かせる必要もなく、実は貝の中では最も扱いやすいのです。 そしてその味わいは、貝を使ったうしお汁のなかでも別格。磯の香りとぷりっとした食感、そしてクリーミーな牡蠣の身の味わい、そしてだしのうまみは濃厚です。 こんな簡単なスープで、おいしさを覚えてしまえば、気軽に食卓に取り入れられるようになると思います。家で料理すれば経済的で、たっぷり食

¥300

正月明けの胃腸を、「一汁一飯」で整える。

根っこも使った、セリを楽しむお味噌汁年が明けましたね。年末年始はいかがお過ごしでしたか? お正月気分を日常に戻すためにも、まずは年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎで重くなった体を、少し整えたいところですね。 そんなときはやっぱり、ごはんと味噌汁の組み合わせが一番です。今日は春の七草のひとつでもあるセリと、鶏肉を組み合わせた味噌汁を作ろうと思います。鶏肉やセリの根っこからいいだしがでるので、わざわざ別にだしを取る必要はありません。セリの香り高い、シンプルでも満足感のある味噌汁です。

¥300

胃もたれをさっぱり解消する、梅おろしスープ

大根と梅干しだけ、レンジで簡単さんざん飲み食いした胃腸にやさしくしみわたるような、ホット大根おろしです。梅干の酸味と風味が溶け込んだ熱々の大根おろしは新鮮な味わい。飲む、というよりは食べて楽しむスープとなります。 大根をおろすのも一人分ならわずか5~6センチですからあっという間、しかもレンジを使って鍋いらず。冷蔵庫に大根と梅干があれば、5分後には食べられますよ。 食べ過ぎ、飲み過ぎの朝、胃腸をさっぱりと洗い流すかのように、癒してくれるひと皿です。 ホット梅おろし材料(1

¥300

揚げ餅を、熱いおだしにジュッ。おろしで食べる、かんたん雑煮

疲れた胃にも、するりと収まるさっぱり味カリッと揚げたあつあつのお餅にたっぷりと大根おろしをのせて、だしを張った揚げ餅のお雑煮です。保存食品だけで思い立ったらすぐに作れるお雑煮は、覚えておくと重宝です。 香ばしいお餅とやさしい大根おろし、キリッと濃いめのだしの組み合わせは、老若男女問わずみんなに好まれる味。甘さを控えた風味は、ちょっぴりホッとしますよ。 では、さっそくやってみましょう! 揚げ餅雑煮材料(2人分) 所要時間約10分 切り餅 2個 サラダオイル 約100~2

¥300

ほろほろ崩れるブロッコリーの煮込みスープ

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 ブロッコリーとトマト缶だけ、ポイントは油の量と煮込み時間今回は、ブロッコリーの最高の食べ方をご紹介しましょう。 形がなくなるまで煮崩してトマト味がしっかり絡んだブロッコリーのスープです。 これほんとうに野菜だけで作ったの?と驚くほどのとろみとコク。独特のプチプチ食感も楽しく、葉物や根菜とはまた一味違った野菜の楽しみが生まれます。 用意するのはブロッコリー1個、トマト1缶。調味料もオリーブオイルと塩だけと

¥300