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1人ひとりの育ちを支える

菅野先生との出会い


5月18日に言語聴覚士の菅野先生をお迎えして、勉強会&セミナーを開催しました。
菅野先生との出会いなのですが、園で言語聴覚士さんの支援が必要なお子さんがいたのですが、住んでいる地域で紹介された言語聴覚士さんのカラーと合わなかった。(かなりざっくりとお伝えします)
カラーと合わない中で、療育の支援を進めて行くことは、家族にも本人にも大きな負担になります。
この合わないことがキッカケになり、私の友人である鎌倉のパシフィックデンタルの伊藤医院長に菅野先生をつないでいただいたのが、最初の出会いとなりました。

真似できない人間力

菅野先生は、「わたしの後輩が(直接知り合いというわけではない)大変失礼しました!」という言葉を第一声に伝えてくださり、そこからお忙しい中すぐに園まで駆けつけてくださいました。そして、そのお子さんとご家族、わたしたちに向けて今からすぐできる支援を教えてくださったのです。
この出会ったところから、直接お会いするまで、稲妻に打たれました!という言葉では大変薄っぺらいですが、本当にその人柄に衝撃(感動と尊敬とも…もう言葉にならないような感激)が走りました。

菅野先生は全ての子どもたちの健やかな育ちに繋がるように、損得ではなく動いてくださり、わたしたちにも明日から実践できる内容や日々の工夫を、わかりやすく資料と共に教えてくださいました。
自分だったらできる?と何度も私に問いかけるもう1人の自分がいたのですが。
ここまでの行動力と愛情をもって、今の私は残念ながら動けてないよね。というのが自分の答えになりました。
その時、菅野先生から学ぶことは、子どもたちへの支援の内容だけではなく、その生き方や人間力をもう少し学ばせていただきたいと感じました。
一部の職員は直接菅野先生とやりとりをさせていただいたり、現場での話しを聞いていただいたりできたのですが、全ての職員が菅野先生に関われたわけではなかったので、LABOにいる職員全員に菅野先生を知ってもらいたい。
いやいや、わたしたちの園だけでこんな素晴らしい先生を知っているのではなく、もっと多くの方に菅野先生を知ってもらいたい。という気持ちが大きくなり今回のセミナーに至りました。(本当にざっくりな流れですみません)

あっという間の2時間

当日は、実践を交えたりでメモすることがたくさんで追いつかないほど、内容がぎゅぎゅっと詰まった時間となりました。
たくさんの資料と道具を準備してくださり、もっともっとお話しが聞きたいという余韻を残した時間だったのですが、先生に「こんなに準備してくださったんですか?」と聞くと、「現場の皆さんが毎日頑張って下さってるからお礼参りみたいなものなのよ!」と晴れやかに仰っていて、また衝撃。
先生の言葉の暖かさや人間力の深さをjournalには書ききれませんでしたが、先生の言葉から日々の暮らしに役立つヒントをまとめましたので、ぜひご覧ください。

http://kidssmilelabo.com/wp_2021/wp-content/uploads/2024/05/2024.journal_5_web.pdf


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