松下 かおる / 保育園KIDS SMILE LABO

企業主導型保育園KIDS SMILE LABOの園長であり、お母さん。 保育や育児のこ…

松下 かおる / 保育園KIDS SMILE LABO

企業主導型保育園KIDS SMILE LABOの園長であり、お母さん。 保育や育児のことなどわたしの想いを綴っていきたいとおもいます。 YouTubeチャンネルはこちらから https://youtube.com/channel/UCM_xAuJvI70D2rSfWQeKkMw

最近の記事

祖母の残した言葉

今月はじめ大好きだった祖母が、次の世界へと旅立ちました。 94歳という年齢でしたが、数ヶ月前まで病気知らずで本当に元気でした、しかし8月くらいから体調を崩し、それからあっという間に旅立ってしまいました。 体調を崩してからは、出来る限り毎週足を運んで顔を見に行っていました。 会うたび、「幸せだ〜」とか「優しい〜」、「かわいいね〜」と言ってくれる祖母。 そんな優しい祖母が残した言葉を記しておきたいと思います。 祖母の生い立ち 少し祖母の生い立ちをご紹介させてください。 祖母

    • 9月に想うこと

      お久しぶりのnoteになってしまいました。 暑い8月が駆け抜けるように過ぎ去っていきましたが、今年の8月は開園してから初めて1か月開園していたという、記録と記憶に残る8月でもありました。 というのも、開園してから新型コロナウィルスが2年連続広まってしまい、休園せざる負えない状況になってしまったからなのです。 わたしたちの保育園は、園庭のないビル型の保育園です。 毎日記録的な暑さが続いた気温と熱風の中では、戸外へも出ることができなかったので、7月8月は室内での活動を職員全員で

      • 外部研修生受け入れ開始

        先週1週間、奈良県の山添村という場所からKIDS SMILE LABOの保育を体験したいと園長先生が研修に来てくださいました。 山添村との繋がりについて この奈良県山添村にはもともと3つの保育園があるのですが、それが1つの園に集約され、更に地域交流のスペースとしても機能するということ。 そこに設計のアドバイザーとして日比野設計が関わっており、設計の部分から子ども達が主体的に生活ような造りになっているという、一大プロジェクトが現在進行形で行われています。 設計の部分では子

        • 学ぶ年の始まり

          かなりお久しぶりのnoteになってしまいました。 年度末の3月には、KIDS SMILE LABOの最初で最後になる卒園児ひとりための『夢を叶える卒園式』がありました。 その様子はjournalに載っているのでぜひご覧ください。 さて、新年度が始まったと思ったら早くも1カ月が経ってしまいました。 3年目を迎えたKIDS SMILE LABOは新メンバーと新入園児を迎え、新体制になり大人たちも子どもたちも少しドキドキソワソワしながらこの4月を過ごしていたように思います。 学

          くやしい気持ちはどうしてる?

          みなも(3歳児)おおぞら(4歳児)だいち(5歳児)の子どもたちが室内の活動でフルーツバスケットをしていました。 室内で過ごすことはあっても、室内でルールのあるゲームをするのは、はじめてでした。 初日、担任のちなちゃんが子どもたちにルールを説明していました。 子どもたちは、はじめてのフルーツバスケットに興味津々。 その一方で、ちょっとドキドキしたのかな?あまり気持ちが乗らなかった子は見学することも選択できます。 みんなそれぞれ思ったことを伝えながら、初日のフルーツバスケッ

          くやしい気持ちはどうしてる?

          時間

          乳児クラスに入っていると、年末年始のお休み期間の子どもたちの成長が著しく、年末には一語文だった子も、お喋りが上手になっていて色の名前や職員の名前を言えるようになっていたり、ハイハイの移動がメインだった子は、歩くことの方が得意になっていたり、たった1週間のお休み期間なのですが、年明けの子どもたちはお休み中にしっかりと充電されてグンと成長をした姿を見せてくれました。 私が娘を保育園に通わせている時に、ベテランの職員によく言われた言葉があります。 「子どもの成長は早いから、一緒に

          子どもひとりひとりを見つめる保育

          連日のようにニュースになっている保育士の虐待。 芋ずる式で様々な保育園でのケースが上がってくるごとに心が痛み、憤りを感じてます。 今年は今回の事件に加え、幼稚園バスに園児置き去りなど、保育業界の事故や事件が多かったように感じています。 企業主導型保育園の施設長は、毎年施設長研修というのが必須であり、その中の研修動画でも「子どもの人権」という内容が取り上げられています。施設長の研修でも基本的な部分を毎年学習することの大切さを感じていましたが、今回のようなニュースを見ていると、研

          子どもひとりひとりを見つめる保育

          LIFE is ART展〜子ども一人ひとりがアーティスト〜

          秋がやってきたと思っていたら、初冬のような涼しさの10月がもう半ばまでやってきました。 保育園や幼稚園では秋は行事が目白押しだと思いますが、KIDS SMILE LABOでも、10月は子どもたちが染め物をしたり、プラネタリウムに行ったり、自然豊かな七沢公園へと行ったり、親子遠足があったりと楽しいイベントが立て続けにやってきます。 ひとつひとつの体験を終えた子どもたちの目は更に輝き、次に向けての意欲が溢れていることを間近で感じています。 『LIFE is ART展』とは

          LIFE is ART展〜子ども一人ひとりがアーティスト〜

          学びの時間②

          前回も研修の内容を書きましたが、今回は外部の講師をお招きして研修を行いました。 午前中は救命救急について学びます。 何もない事が1番の願いではありますが、何かあった時にも冷静に対応できるように、資料を読むところからスタート。 この写真は0歳児の子どもたちを想定して、心肺蘇生をしているところです。 指2本で圧迫するには力がいる為、片手は地面に固定して一定のリズム(世界に一つだけの花や、もしもし亀よが丁度良いそうです)を保ちながら行います。 幼児の場合は片手で行うとのことで

          学びの時間

          7月最後の土曜日に午前、午後と園内研修を行いました。 午前中は『リズムあそび』の研修 Instagramの投稿をみていだくと雰囲気が伝わるかもしれません。 https://www.instagram.com/p/Cf3CM4MLdQD/?igshid=YmMyMTA2M2Y= KIDS SMILE LABOでは0歳児クラスから幼児クラスまで、ピアノの音に合わせて身体を動かす『リズムあそび』を取り入れています。 普段は戸外での活動が多い為、外に出られないこの夏場に子どもた

          最高気温40度の夏

          「毎日暑いですね〜」と毎年挨拶のように交わしている言葉ですが、『暑いですね』ではすまないような暑さになっています。。 最高気温40.4度を記録したり…。 40度っていったら、もうお風呂です。 お風呂のような空気が広がる野外では熱中症の危険性が高く、子どもたちは遊ぶこともできません。 私たちの保育園では、毎日環境省から出されている暑さ指数を基準として、外に出られるか出られないかの確認をしています。 当然、この暑さが続くと外に出られない日が多く、室内でいかに子どもたちの保育を保

          泥遊びの舞台裏

          KIDS SMILE LABOといえば泥遊び いつもお読みいただきありがとうございます。 今日はいつもInstagramであがっている投稿の舞台裏を少しご紹介したいと思います。 本題に入る前に、保育園KIDS SMILE LABOが日常的に泥遊びを楽しんでいる様子をご紹介しますね。 雨がたくさん降った後は、いつも散歩で行っている相模川沿いの公園に大きな大きな水たまりが出来ます。(ウォータープールや本厚木のウユニ塩湖など呼び方は様々あります笑) この水たまり、あたたかい日には

          手づかみ食べの離乳食

          0歳児のお母さんたちの中には離乳食で悩んでいる方も多いのでは?と思いますが、うちの保育園の離乳食は美味しすぎてみんな席から離れないのが毎日の光景となっています。 どのくらい食べるのかというと…。 毎日鍋いっぱいに入っている『煮野菜』と呼ばれている離乳食が5人いる小さな人たちによって空っぽになるほど。 野菜の量で言えば平均して、みんな1日人参1本分は食べいるのでは?豆腐は一丁くらい食べちゃうのでは?と感じるほどどんどんなくなっていきます。 しめじなんかも大人気で、1パックの4分

          子どもと水

          このところ不安定なお天気が続いていますね、寒暖差があり気温が高い日には初夏のような暑さかと思えば、寒い日は上着を着たいほど肌寒く、子どもたちも私たち大人もなんだか重だるく感じるような気候です。 雨の日が多かった今年の5月、梅雨に入る前の晴れ間はとても貴重です。 慣らし保育が終わって遊びはじめられるようになった0歳児から5歳児まで、よく行く相模川沿いの公園までお散歩で向かいます。 道のりは大人の足で15分ほど、子どもたちと歩くと20分以上(道端での出会いや疲れなどで日によって変

          母との時間

          3年ぶりの制限なしのゴールデンウィークはどこも混雑しているようですね。 この連休は私も久しぶりに友人にあったり、家族との時間をとりたいと思い予定を入れました。 平日仕事をしていてると、土日は家のことを済ませ平日に余裕をもてるよう料理の備蓄を!と動いていると、なかなか実家へ行く時間の確保が難しく、そこがいつも私の課題だなぁと感じています。 祖母の介護を日頃頑張ってくれている母の話しも聞いてあげたいと心の片隅にはいつも思っているのですが、時間を作れたのも久しぶりとなってしまいま

          いい表情がみれる瞬間

          新年度がはじまりましたね。 みなさんの保育園でも慣らし保育の期間だったことと思います。 わたしたちの園も、かわいい小さな仲間が増えて慣らし保育の期間を過ごしています。 小さな人たちのはじめての一週間では、それぞれの意思の強さを感じるほど『わたしたち泣きます!』と一人泣いたら、もう一人悲しくなりそのうちに涙の大合唱となったのですが、毎日関わる中で歌を歌ったり、電車が来るのを眺めたり、抱っこやおんぶをしていると少しずつ泣き止んでくれる時間が増えてきています。 2週目は泣く時間もあ