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meguru

想いがmeguruように


昨年度から入り口入ってすぐの棚にmeguruというコーナーを設けています。
最初は職員が保護者の方や子どもに読んでもらいたい図書を持ち寄り、貸し出し図書のmeguru文庫としてはじめました。

好きな絵本を何度もmeguru文庫から借りていく子や、毎月保育園で出しているjournalの特集で参考資料として使用した本を借りて読んでくださる保護者の方など、多くの方がこのmeguru文庫を利用してくださり、貸し出しに使用している紙が名前いっぱいに埋まると、こちらも嬉しい気持ちになります。

最初は手元にある本を置いておく、というところからはじまったのですが、次第に読んでもらいたい本を探して、定期的に新書を置くというスタイルに変わっていきました。
新しい本を置くと子どもたちがすぐに気がついてくれたり、次に置いてほしいリクエストをくれたりと、この場所作りをしていて楽しさが加わってきています。

今回も素敵なデザインで看板を作ってくれたのは
保育士でありデザイナーである職員。
彼女はデザインの中に
こちらの想いもしっかりと汲み取ってくれるので
毎回、何度も見返したくなる作品が
出来上がります

新しくmeguruもの


そして今月から、meguruに新たな洋服コーナーが誕生しました。

どうぞの椅子のように
優しい気持ちで気持ち良く循環できますように

私自身、子育てしている時には保育園で使用する服は、思いっきり汚れても良いように、古着を中心に我が子に着せていました。
今、洋服はネットでも簡単に買え、さらにファストファッションといわれる店舗では1000円未満の服が買える時代です。
しかし、ファストファッションの裏側では、この服を安い値段で売る為に、安価な労働を強いられている人たちがいることや環境への負担が大きいことも注目されています。

このカゴはガーナの人たちとフェアトレードされているもの

子育ての時代は、あっという間に過ぎていきます。
子どもの服もあっという間に着れなくなっていきます。
まだ着られる、捨てるにはもったいない洋服たちを、小さな循環ではありますが、ここの園に過ごす人に巡らせていけたら嬉しいです。

meguru文庫のように新しいmeguru洋服コーナーもそれぞれのご家庭での楽しみの一つになってもらえますように。



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