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新年度のはじまり

4月がはじまり、早くも1週間が経ちました。
0歳児クラスにはかわいい仲間が2人増え、涙しながらも全身でこの環境や大人を受け入れようとしてくれています。
それぞれのクラスは一つ大きな学年になり、過ごす大人や環境が変わり緊張感と共に、胸の高鳴りが伝わってくるような姿があちらこちらに見られます。
関わる大人も子どもたちの姿を捉えながら、気を張りつめて、でのその緊張感が伝わらないよう安心感のある言葉で受け止めながら過ごしています。

何故かわからないけれど、足が筋肉痛なんです(笑

と嬉しそうに職員が話していました。
今まで関わっていた少し大きな子どもたちから、小さな子どもたちへと変わり、歩幅やペースに合わせて散歩をすることは、知らず知らずのうちに身体にも負担がきます。

毎日のように外に出るわたしたちにとって、戸外の活動は、より気をはる時間になります。
保育という仕事は意識も、体力も、心配りも必要ななのだと改めて感じる、つぶやきだと感じました。

新幹線よりも速くすぎていく時間の中で、ゆったりと見える景色

私の体感では、1日が本当にあっという間に過ぎていきます。
しかし先日、新園をご検討中のお客様が見学に来た際。

ここの時間はゆったりと流れていて心地が良い

とお話しくださいました。
その後、
保育の部屋としては、角があったり段差があったり保育する上でとても難易度があると思いますが、だからと言って職員がセカセカと動き、子どもたちを監視するような保育ではなく、子どもたちひとりひとりを見てゆったりと接しているのがわかります。
こんな保育がしたい。

と伝えて下さり、見学の1時間でもわたしたちの保育や職員の関わりが伝わったこと、それを言葉にしていただけたことが、とても嬉しかったです。

部屋の使い方も毎日職員が気を張り、心を配りながら、丁寧に子どもたちに使い方を伝えてくれていることが、実になってきているということを見学の方にお伝えしました。

保育というのは、毎日の積み重ねやプロセスがとても大切になります。
何かをして1日で子どもが劇的に変化する方法ではなく、じんわりじんわりとその子の原体験や心の中に染み込んでいくものだと思っています。

同じ保育観を持つ仲間に恵まれたことを、新年度改めて再確認し、感謝する時間となりました。
この一年も丁寧に子どもたちと向き合いながら過ごしていき、KIDS SMILE LABO4年目の新たな1ページを作っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

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