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フリッタータでリメイク

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

何だか肌寒い朝です。暖房を付けるかどうか、微妙な感じ。 パソコンの前に座っていると、体が冷えてきます、そんな気温。

前日作ったアーティチョークのパスタ、何故かいつもより多くパスタを茹でてしまい、完食出来ずで約1人分余りました。 昨日のランチ、相方にそれを食べてもらって私はオムレツでも食べようかと思ったのですが、閃きました! リメイクしよう。

どうリメイクするかと言うと、フリッタータです。

実はイタリアには「パスタのフリッタータ」という物が存在します。 これはもう究極の余ったパスタの活用なのですが、実は私は作るの何年振りかしら? わざわざこの為にパスタを茹でることはしないので、作ろうと思って多めに茹でることはあったもののいつも余らない・・・。 今回丁度いい機会です。

パスタ100gに卵1個という説もありますが、それだと本当に卵は繋ぎくらいになり、パスタ感が上昇。 私はもう少しフリッタータ感を前面に出したく、1人分のパスタに卵3個使用しました。

卵を溶いて、パルミジャーノを加えます。 そこへ前日のパスタを具ごと投入し、しっかりと混ぜます。 混ぜるというよりはパスタに卵液を絡めていく感じかな?思ったよりも具であるアーティチョークも沢山残っていました。

弱火で蓋をして火を通し、途中でお皿に滑らせてからフライパンにひっくり返して戻します。

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あまり得意でないフリッタータですが、結構綺麗に焼けました。 パスタとアーティチョークがぎっしりです。

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こっちの画像の方がパスタの存在がよくわかるかしら? やー久し振りに食べました。 と言ってもアーティチョークのパスタで作ったのは初めての事。 思いの外美味しくて、また作りたいと思いましたよ。 パスタが余る時があれば。

一応イタリア料理ではありますが、北イタリアではあまりやらないような気がします。 一番知られているのはナポリ。 何と切り売りした物がバールで売っているそうです。 夏場若者がバールで買って、海へ持っていって食べるのが定番だとか。 シチリアのバールでは売っていません、あくまでも家庭料理の立ち位置です。

ラグーでも、トマトソースでも、ただ茹でたパスタにハムかベーコンとパルミジャーノを加えた物でも、何でも良いらしいですよ。 因みにスパゲッティが適しています。 ショートパスタだったらチーズを乗せてオーブンで焼いてリメイクするかな? 

今回はあまり知られていない、イタリア料理、リメイク料理でした。

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