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やっと魚を食べた夜

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

今年に入ってから肉三昧の日々だったので、昨日おは魚が食べたくて魚屋さんへ。この数日お日様は出ていて3日連続ウォーキングもできているのですが、風が強くて海は少し白波が立っていました。 そうすると、途端に魚屋さんの店頭に並ぶ品の数が減ります。 昨日も想像していた通り、それ程チョイスはありませんでしたが、嬉しい事にとても新鮮なイワシがありました。 

かなり小振りですが、瞬間的にこの子達に決定。 何にするか全然決めていなかったので、頭と内臓だけ取り除いてもらって連れて帰りました。 ベッカフィーコ(シチリア料理)やイワシ団子にするのならば手開きにしてもらうのですが、そのままフリットにして骨ごと食べると言う選択もありました。

結果、粉を叩いてフリットに。

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これは半分で、次の半分が油の中で泳いでいます。 でも熱々でないと骨まで食べるのは無理なので、食べ始めます。 こう言うところでしっかりとカルシウムの補給をしたい私。 ここ数年、何度か骨折やヒビを入れているし、骨密度検査をしたらどうも足りない・・・。 日本だったらシラスやジャコなどを手軽に食べられますが、ジャコはないし生のシラスは短い時期しか手に入りません。 日常的に摂取するのがとても難しいイタリア暮らしであります。 

チーズからも勿論カルシウムの補給はできますが、それだとコレステロールも気になりますし。 だからイワシを丸ごとと言うのは貴重な機会です。 でもたまに食べるだけではきちんとカルシウム補給できているとは思えないですけどね。 単なる気休めです。

そしてお買い得アーティチョークもゲットしました。

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10個で3,5€、450円くらいでしょうか。 隣に10個5,9€(750円くらい)というのも並んでいたので違いを聞いてみると、高い方はパレルモ近辺で採れた物、安い方はもう少し遠いところから来た物、と言ってもシチリア内なのですが。 見ていると買い物客は高くても「地元」にこだわる人が多かったのがイタリアっぽい(笑)。 私はもう少し突っ込んで聞いてみたら、地元のは味が強くしっかりしている、安い方はもう少しデリケートなお味だと。 更に突っ込んで聞いてみたら、安い方は生食できるという事で、私は安い方を購入。

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丁度冷蔵庫にはルコラもあるし、パルミジャーノは常備しているし、今シーズン2度目のアーティチョークのサラダです。 嬉しい。

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そして又購入した茹でた普段草とともに、こんな感じの夕食となりました。

イワシは10匹以上食べました。頭を取ったら5,6cmという小さな物なので、フリットと言え罪悪感なくパクパクと。

実はかなりの量を買ってしまったイワシ、今日は又フリットにするか他の物に返信するか? まだ起きたばかりなので考えがまとまっていませんが、大好きなイワシが3日は続きそうな気配です。

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