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元旦のランチ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

年が明けてから春の陽気が続くパレルモ地方、と言っても2日ですけど。
元旦の昨日、お天気良いから散歩へ出かけよう、そうしよう、って感じで出かけました。
いつものいくつかある散歩コースではなく、せっかくの元旦だから普段行かないところへと思い、場所を決定。
小さな港町へ行ってきました。

結構歩いてから、お昼はどうする?
勿論どこかで食べましょう。

港に面したところに数件のレストランやバールが並んでいるのですが、その一つの店構えを見て思い出したのです。
2020年、最初のロックダウンが明けた頃に行ったお店だわ。

その時がお初で、メニューを見るとごく普通。
どこのお店にもあるような感じで一瞬がっかりした記憶があります。
でもね、お料理がとっても美味しかったの。

と言うことで、再びそのお店へ。

私は前菜にミックスサラダ

たかがサラダとは言え、美味しいお店と美味しくないお店があります。
材料が大して変わらなくても、そしてオイル、ビネガー、塩胡椒で自分で味付けするのですが、それでも美味しいお店とそうでないお店があります。
不思議。
素材の関係でしょうかね?
ここのは美味しい。

そして相方はムール貝。
普段はトマトソース入りを頼むのに、昨日はなぜか「ビアンコ」(トマトソースなし)。


すごいのが出てきました!
小さなバケツ一杯って感じ。
シチリアでこのスタイルって、まず見たことがなかったわ。
大抵普通にお皿に乗っているから・・・。
これってまさにベルギーみたいじゃないですか!
って、ベルギー行ったことないけれど。

そして通常のムール貝よりもかなり味が大きいので、スペイン産かな?
後で聞いたらやっぱりスペインから輸入しているとのこと。
シチリアではメッシーナが有名なのですが、メッシーナのより美味しい。

これ、2人で食べてもなかなか無くならない。
トマトソース入りだったらヘビーすぎて食べきれなかったかもしれませんね。

そしてふた皿目、相方はその日のおすすめのパスタ、海老と手長海老のパスタ。


お上品に見えるけど、深さのあるお皿なのでかなりの量です。
あの相方が最後はフーフー言いながら食べていましたから。
でもとっても美味しいと、大満足のご様子。
私も一口食べました。
濃厚なお味。

私はよくあるある・・・なのですが、フリットミスト。
確か前回もこれを頼んで、満足した記憶が蘇ったので。


そうそう、このビジュアルでしたよ、前回も。
たっぷりと詰まっています。


イカリングも海老も美味しいのだけど、一推しはこの小魚。
白身で鱈っぽい魚。
しっかりと塩味はついていたので、レモンを絞ってバクバクと食べました。
食べても食べても終わらない・・・。

食後のドルチェは彼だけ。

定番中の定番、カンノーロ。
チョコレートクリームがかかっているのは珍しいですね。

満腹で、大満足のランチでした。

で、帰宅してネットを見ていると石川県の地震、津波のニュース・・・。
金沢に友人が住んでいるので、すぐに連絡しました。
避難所にいると、とにかく今は無事だと。

そして今日、羽田でのJALの炎上・・・。
乗員乗客が全て脱出できたと聞いて、涙が出そうになりました。
昔この会社にいて、緊急時の訓練も受けていますから、どんなに大変だったか想像できます。

「火災が起きたら 90秒脱出」と言われていました。
あっという間に機内の温度が上がるのと、煙でやられてしまうから。
クルーの皆さんに拍手です。
よくやった、後輩達。

お正月早々惨事が続き、不安な幕開けとなりましたね。
日本は自然災害が多い国だとは実感していますが、とりあえず今は打ち止めにして欲しいです。

皆様の安全を、心よりお祈り申し上げます。

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