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友人からパクったレシピ・リコッタとフェンネルのパスタ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日の「ポルトガルのドルチェ・相方作」にもリコッタを乗せたパスタを載せましたが、今日のは本当にリコッタが主役のパスタです。 材料はリコッタ、野生のフェンネル、そしてパルミジャーノの3つ。

野生のフェンネルって、どこにでもあるものなのかしら? 普通野菜のフェンネルから葉っぱが伸びていていますが、この「野生」物は野生なので(笑)、つまり栽培をしていないものなので、フェンネル自体はできません。 モシャモシャした葉っぱだけが伸びたものです。 田舎へ行くとその辺に普通に生えていたりしますが、通常八百屋さんで購入します。

写真を撮ろうと思っていたのに、相方が洗って少し刻んで冷凍してしまった後でした・・・。グスン。 葉っぱの雰囲気はディルに近いかな?

香りはかなり強いので、好き嫌いがはっきりと分かれるハーブですが、シチリア料理には欠かせません。 イワシのパスタにも沢山使います。

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白いお皿に白いパスタ、しかも室内だと写真が難しいですね。

これを初めて食べたのは友人宅です。 料理上手なご主人が作ってくれたのですが、美味しくてすぐにパクりました。 ホムパでもお友達に出して好評だったし、一時は随分作っていたのですが、ここ2年くらいはその存在を忘れていました。 不思議なもので、そう言うレシピっていくつか存在します。

作り方は至って簡単。 ボウルにリコッタを入れ、パルミジャーノのすり下ろしを加えます。 量は適当、後から追いパルミジャーノもできるので。 

パスタ用にお湯を沸かし塩を加えたら、フェンネルとパスタを投入し、普通に茹でます。 この野生のフェンネルは見た目よりも硬いことが多いので、生食には向かないと思います。 一緒に茹でるとパスタ自体にもフェンネルの味と香りがしっかりと付くので、一石二鳥であります。

私はパスタの茹で汁をソースに使うことはあまりしないのですが、このレシピには使用します。 茹でている間に茹で汁をリコッタの入ったボウルに加えてよく混ぜ、クリーム状に伸ばしていきます。 リコッタに残っている水分にもよるので、様子を見ながら・・・。

パスタが茹で上がったらザルにあけ、フェンネルとパスタ全部をリコッタのボウルへ。 そこでさらによく混ぜます。 ここで手早くしないとパスタが覚めてしまうので、要注意。 まぁスプーンとフォークを使ってワサワサと大きく混ぜていきます。

そして? 

お皿に盛れば出来上がりです。

昨日もリコッタのところで書きましたが、パレルモ近辺のリコッタは羊乳仕様なので味がしっかりとしています。 牛乳のリコッタならばデリケートなので、パルミジャーノの量を増やした方が美味しかもしれません。


今年2021年は何か人様の為になる事をやりたいと思い、noteの書き初めにも書いたのですが、遂に昨日! 初めの一歩を踏み出しました。 まだ1回目の講習を受けただけで、後数回の講習が待っています。 私にできるのだろうか? 感もあるのですが、とにかく踏み出してみることにしました。

講習が全て無事終了してデビューすることになったら、皆さんにもお知らせしますね。 これって講習にはお金が掛かるのに、やることは全くのボランティアなんです。 コロナで仕事もないし、ある意味今が始める良いタイミングのような気がしています。

大したことではないですが、新しい事を知る、始めるって、それが何であってもワクワクします。 ワクワク出来るって、最高!


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