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ターニングポイント。

自分の人生の中でターニングポイントとなる出来事があると感じるのは、なにかしらの節目だと感じる時で、劇的な変化は無いけど自分だけの感覚。
何か大きな賞を取るとかもそうだけど、そういう大きな出来事ではなく小さな感覚を大切にしたいと思う。

お客様から『鳳凰』をかく機会をいただき、描き始めるまでものすごく悩んだ。いろんな鳳凰を見たり、実際に寺に行って鳳凰を見ることもあった。
でも、誰かの鳳凰を真似ていてもダメなんだっと感じて自分だけの鳳凰を描かなければと心が焦る。落ち着いてイメージを膨らませていたら降りてくるイメージ。そのイメージ通りに筆を運び、色を乗せていく。

描いている作品は無限に続く。

筆を置く瞬間。まだまだ描こうと思えばいつまでもかけてしまうがどこかで筆を置かなければいけない。迷うということは自信がないことだと感じてしまう。お客様の顔を伺っていたら私の作品では無くなってしまう。慈悲愛に溢れた鳳凰が完成したように思う。淡い色の中で、力強く立っている鳳凰がそこにいる。

撫でたくなるような柔らかさとか、溢れ出るエネルギー。
今の私に描ける全てを託したような作品になった。


大地に根を下ろした大木のような感覚になった。
こういう感覚的なものは突然に降りてくる。私はレベルアップしたんだって思った。それに驕らない人でいたい。もっと謙虚に、凛としていたい。
品格をあげていこうと思う作品が出来た。そうしても良いんだって思わせてくれるようなそういう作品が生み出せた事に感謝して。
これから私は変わっていく。

迷いから確信に変わっていきました。
これからどんどん新しい作品を生み出す準備が整いました。しばらくもがき苦しんでいたけど、迷いの森から抜け出せた気分です。

感謝します。


ー叶える事ー
*装丁の絵画制作
*アトリエ新設
*リチェルカーレ東京教室


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