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頑張らない。ちゃんとしない。

おはようございます。
今日も天気がいいですね。窓を開けて風通して洗濯物干して気分がいいです。でも、自分で好きなんだけどそれが自分にとって首を締めていることなんだってのも分かった出来事でした。

子供の頃から19歳とかそのくらいまで、結構ズボラでした。
でも憧れがあって「ちゃんとしてる家庭」に憧れていただけで、うちの家庭は土木屋さんなので泥だらけの長靴が置いてあったり、タバコの煙でもくもくしていたり、母も家事に育児に燃えるタイプでもなく、どちらかというと仕事が大好きな母だったので、家の事は会社の事務員さんが仕事のついでにしてくれていて、小4くらいから自分でご飯を作るようになって家族の代わりにやりたいって「美味しい」って喜んでくれるのが嬉しくて、とりあえず子供ながらに暇だったのもあるからやっていた。っていうのが正しいかと思います。

子供の頃は勉強なんて一切したくない子だったし、いつも学校で怒られては夏休みの宿題も残り3日くらいで急いでやって泣きながらなんて事もありました。そういう自分の黒歴史があるから子供にはちゃんとしてほしいなんて思っていたり、私のようになってほしくないなんて思ってみたりしていたけど、自分がちゃんとしないと子供にもちゃんとしてなんて言えないなぁとずっと思うようになっていて、呪縛にかけられていました。

子供が産まれてから余計にちゃんとしなきゃが強くなったのは事実で、
多分子供がアトピーだったのが大きい原因の一つで、食事、掃除、洗濯、などなど子供のアトピーが良くなるために必死になって頑張っていました。
そのおかげか今はステロイドも一年塗っていないし、アトピーも全くといっていいほど出てこなくなりました。あれは何だったんだろう?って思うような、あんなに必死に病院行って本買って読んで、結構自分も家族も追い込んでちゃんとしなきゃ、頑張らなきゃって頑張って結局、潰瘍性大腸炎にまでなって自分のことをものすごくストイックに追い込んでしまっての今があります。

だから、もうちゃんとしなくていいし、頑張らなくていい。って思うようにしました。

そう思うとうちの母は仕事が大好きだったし、家事と育児はあまり頑張っていない先駆者だったのかなぁと思います。笑
遊んでもらった記憶も一切ないし、ご飯は作ってくれる人がいたし、土日も外食が多くて、苦労していたところは父が酒乱だった事と祖父母や親族との対立とか親戚付き合いが大変だったろうなと思います。6人兄弟の一番上だった父の元へど田舎へお嫁に来た母はストレスがマックスで、でも仕事ができるバリキャリだったから、だから今でも77歳で女社長しているやり手の経営者です。私は全然キャリアもないしお金儲けとか苦手だけど、でもそんな母の背中を見てきたので帝王学的な事は学んでいるつもりです。

父が亡くなってから会社を引き継いで、女社長として切り盛りしている姿はサバンナのライオンのように勇ましく、ジャンヌダルクのように悠々としている感じでした。一人の母としてもっと側にいて欲しいと思うことも子供時代はありましたが、16歳から独り立ちして親よりも他者に愛情を求めてしまった苦い思い出も今では懐かしいくらいです。
人よりも少し大人になるのが早かった気がしますが、その分いろんな苦労や経験ができたので、その当時は気が付かずに通り抜けてきた事も今では思い出すとびっくりするような事が多かったですが、それは自分が運がいいと思うようにして笑い話にできたらと思います。

ちゃんとしてない親でも子供はどこかで気がついてちゃんとしようとするし、ちゃんとすることに疲れたらちゃんとする事をやめるだろうし。
そういうのはその時その時でいいんじゃないなと思えるようになりました。
誰かに見られている訳でもないし、家の中でぐうらたしていても注意されるわけでもないし自分が楽ちん、休めたと思えばそれでOKな気がしてきました。

今日は、私の母の誕生日でもあるわけで
朝から子供だった頃の記憶を巡らせながらこのnoteを書いていました。
読んでくださりありがとうございます。
良い1日でありますように。


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