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オタ活(推し活)で悩んでいるアナタへ〜病まないオタ活をするための処方箋①

みなさん、オタ活(推し活)楽しくやってますか?

わたくし、中学生でオタク始めてからかなりの時間をさまざまなオタ活に費やしてきましたけど、本当にいろんな悩みを乗り越えてきました。メンタルを病む事もたびたびありました…。

こんな悩み相談を何回か受けたことがあります。

「他のオタクと熱量に温度差があって、自分はファン失格なのではないかと病んでしまいます…」

「オタクが推しグループ小さな事件で騒ぐたびに、ファンを辞めたくなります。情報を知っていないとファンじゃないみたいに言われるのが、正直面倒です」

ちなみに、わたしはこの時はこんな感じに答えました(内容は少し編集しています)

◯◯さんみたいな経験を、◯◯(グループ名)の時にしました!まさに同じ!
で、わたしの場合は結局しんどくてファンを辞めたのですが、ファンを辞めないで済むには「情報を必死に追う必要はない」「他のファンと自分は違う」ということを知り、そしてそれを実行することです。
あなたはなんで必死に情報を追うのですか?

周りに何か言われたくないから?
遅れを取りたくないから?
ファン失格だと思うから?

でも、それは自分がすごく辛い思いをしながらすることではないと思うのです。

私はそのグループのファンをしていた時、怒涛のように流れてくる情報を追うことに疲れてました。
それこそ、ご飯を食べてる時も、仕事をしている時も、通勤時も、寝る時間さえも、時間を惜しんで彼らの情報を追ってました。
何故なら変な義務感あったんです。
今となればなんの義務感なんだ?ですけど😂
しかし、自分を苦しめてるのは、その義務感だと気づいたんです。
それからは追える時以外は追わなくなりました。

リアルタイムでテレビや配信を見れなければ仕方ないし、全ての雑誌やメディアなどの媒体チェックできなくても仕方ないし、とにかく出来ないことなんて山ほどありますよ。
なぜなら、時間は有限だからです。
そして、自分は一人しかいなくて、体一つしかないからです。
だから、出来ないんだから仕方ない!知らなくても死にやしないし!って思ったら、かなり楽になると思います。
それくらいの気持ちで追っていけば、また楽しくオタ活出来ますよ♪ 

追いかけられない時は追いかけられないし、自分は自分ですよ。
他のオタクが何をしてようと関係ないです。
自分のことを大事にしてください。
あなたががその理由わかってるなら、きっと大丈夫!

また、あくにゃんさんのこのツイートにも共感できる人は多いでしょう?

ドラマにもなった「嫌われる勇気」で有名になった心理学者のアドラー

「人間の悩みは全て人間関係から来ている」

と本に書いています。つまり、誰かと関わる限り、悩みは必ずあるものなのです。オタクに限らず、人の悩みのほとんどが人間関係に由来しているわけです。

そしてアドラーは

「無人島に行ったら今の悩みは全てなくなる」

とも語っており、究極、自分だけしかいないなら悩むこともなくなるということなのです。

このコラムでオタ活に悩む人にお話ししたいのが、

「自分軸で楽しいオタ活をしよう」

です。

今回は私が長く生きてきた中で、人間関係に沢山悩みながらも得た、幸せに生きていく方法を、お伝えしたいと思います。

このコラムが悩みを持つ皆様の心を少しでも軽くできたら嬉しいです♪

「自分軸」でオタ活したら圧倒的に楽になる

「自分軸ってなによ?」って思う人もいるかもしれませんね?

「自分軸」

「自分勝手に好きなように行動すること」ではありません。

でも、自分のしたいことのために他人に迷惑かけたり、モラルやルールに反したりした行動をしたら、それはただのわがままちゃんです😂

自分軸というのは

「自分の意思を持って判断し、他人に振り回されず自分の心の軸を大切にする」

ことです。

「自分軸」の反対は「他人軸」。

「他人軸」を簡単に言うと

「他人の判断に自己を委ねている」

ことを言います。

最近よく見かける他者に対する承認欲求というのは、他人に自分を認めて欲しいことを欲しているので、他人軸になり自分軸で生きてるとは言いません。

オタ活で例えると、さっきの「周りの人達のことがに気になりすぎてオタ活を楽しめない」というのは、他のオタクからの承認を欲しがってるからなので、「他人軸」でオタ活をしているわけです。

自己肯定感は他人では埋めてもらえない

「他人軸の何が良くないの?」と思うかもしれないけど、人間の自己肯定感は「他人で埋めてもらうことはできない」といいます。

他人からの目を気にするというのは、他人に認めて欲しいという承認欲求があるからなのです。

適度な承認欲求は誰にでもあると思いますが、それで気を病んでしまうのは、そこに過度な承認欲求があるからだと思います。

何故他者から承認してもらいたいと強く思うのか?

それは自己肯定感が低いことからきている事が多いようです。

しかし、他者から承認欲求を満たしてもらうことで、一時的には自己肯定感が高まりますが、実は他者からの承認は泡のように消えてしまうのです。

たとえば、自分の心の中にコップがあるとして、そのコップの水はは自己肯定感や、自己愛(=自分を愛する気持ち)によって満たされるのですが、さっきも書いたように、他人からもらう肯定感は泡のように消えてしまうものなので、いつまで経ってもコップは満たされないのです。

だから、時間が経てば心のコップは空っぽになり、「もっと承認してほしい!」というさらなる承認欲求がでてきます。そのループにハマり、いつまで経っても肝心の自己肯定感は上がらないのです。

自分のことを自分で承認して心から好きにならない限り、永遠に外から承認を得ようとすることをループするわけです。

私も若い頃は自分の自信のなさを他人に埋めてもらおうとしてましたが、しばらく経つと、他人に埋めてもらったと思ってた自己肯定感は、あっという間に枯渇し、劣等感が湧き上がって、また誰かに承認してもらうことを求めてしまってました。

これを繰り返していけば、自分の苦しさを生みますし、下手したら承認欲求を求める相手からの嫌悪感を産むことになります(なぜなら、人は「奪われることを嫌う」からです。その話しはまた今度…)

結局、これを繰り返してしまうことは、ただただ本当に自分が辛いだけで、楽しくもないし幸せでもありません。自分のことを自分で認めてあげてないのですから。

つまり、自分の心の中のことは自分でなんとかしないといけないと言うことですね。自分の機嫌は自分でなんとかしろ!ってことです。

なぜなら、他人に助けてもらっても、自分の心は満たされることがないからです。自分の心のコップの水は自分じゃないと満たせないのです。

オタ活で悩む人が心に留めておいて欲しいこと

オタ活で悩んでいる人は、以下のことを心に留めておきましょう。

・他のオタクは自分とは好きの性質も熱さもやり方も違うのだと知る

・他人と比べて自分のオタ活のレベル(そもそもオタ活に対してレベル付けしてる時点でダメだけど)を測らない

・他人であるオタクに承認してもらおうと思わない

・他人に承認してもらっても自己肯定感は埋まらないと知る

・自分のオタ活や推しへの好きな気持ちに自信を持つ。茶の間も現場もガチ追いも関係ありません!

他にもいろいろあると思いますが、自分のしていることを自分が認める、好きになることができたら、他人と比べる必要もなくなり、かなり楽になるわけです。

自分軸で生きることは、オタ活に限らず幸せに生きていくにはとても大事なことです。

たくさんの人たちが、同じ対象を好きになるオタ活に悩む人の多くは、ここができなくて苦しんでいると思うのですが、おそらくオタク関係以外の人間関係でも同じような悩みをもってるのではないでしょうか?(私はそうでした^^;)

そして、アイドルオタクの中には、他のオタクからの承認欲求の他に、アイドル本人に承認欲求を満たしてもらいたい!と言う人も多いように思います。これにもいずれ触れたいと思いますが、個人的にはこっちの方が厄介だなと思っています…。

どんな年になっても、人は気づきがあれば変われる

とはいえ…筆者も昔から上手にオタ活や人間関係を構築してきたわけではなく、むしろかなり下手くそで、本当に悶々と悩みながら、試行錯誤しながら、ここまできました。私も周りの人に迷惑かけたことも沢山あると思います。

そんな中で楽しく生きれるようになったのは、本当につい最近のことかと思います。そして、今も色んなこととぶつかりながら成長してると思います(笑)

人間、完璧な人なんていないので、そうやって「自分は何をしたら幸せなのか?」「何をしたら、されたら辛いのか?」と自分と向き合いながら心地よい環境を見つけていけばいいと思います。

どんな年になっても、人は気づきがあれば変われるし成長できます。だから、諦めずに楽しく幸せに過ごすことを目指しましょう♪

では、また次の機会に♪

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